十三人の刺客の紹介:2010年日本映画。悪行の数々を繰り広げる松平斉韶。その所業を懲らしめる、勧善懲悪の不朽の名作、1963年の映画『十三人の刺客』を、あの奇才、三池崇史がリメイク!50分のチャンバラシーンに、息を呑むこと必須!
監督:三池崇史 出演:島田新左衛門(役所広司)、島田新六郎(山田孝之)、松平左兵衛督斉韶(稲垣吾郎)、鬼頭半兵衛(市村正親)、牧野靭負(松本幸四郎)ほか
映画「十三人の刺客」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「十三人の刺客」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
十三人の刺客の予告編 動画
映画「十三人の刺客」解説
この解説記事には映画「十三人の刺客」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
十三人の刺客のネタバレあらすじ:暴君・松平斉韶。
舞台は将軍の権力が、はびこっていた江戸時代、弘化元年(1844年)。将軍の異母弟にあたる、松平斉韶(なりつぐ)。その斉韶が暴虐の限りを尽くしている時代がありました。その斉韶の所業を訴えるために、筆頭老中・土井大炊頭屋敷の前で、明石藩江戸家老・間宮図書が、切腹・自害しました。表立って行動を起こせない筆頭老中・土井は、斉韶暗殺を決断し、お目付役の島田新左衛門に命令しました。島田新左衛門は、斉韶の所業を調べます。
十三人の刺客のネタバレあらすじ:集まる。12人の勇士。
斉韶の所業は、狂気の沙汰ではありません。千世(尾張藩士・牧野靭負の息子・采女の嫁)をレイプ(手籠め)して、采女を殺しました。またある村でも、斉韶の魔の手が伸びていました。女の両親を殺し、その女を弄んでいき、その挙句、手足を斬り落としていきました。斉韶の所業を懲らしめるため、島田新左衛門は、暗殺決行のため、刺客を募集します。そうしたら、11人(新左衛門を含めると12人)の剣豪・勇士が集まりました。新左衛門は、斉韶の参勤交代で立ち寄る宿で襲撃する作戦を企てます。叩き斬る場所の道を限定するため、尾張藩士・牧野靭負に協力を乞い、通行の妨害をさせました。牧野は手助けします。 こうして、斉韶の参勤交代をする一行を見事、落合宿まで誘き寄せることに成功しました。
十三人の刺客のネタバレあらすじ:鬼頭の起点。
新左衛門は、宿(宿場町)をまるごと買収しました。斉韶たちが落合に向かったのを確認したあと、小弥太という、網で木に宙吊りにされている者も、仲間になりました。小弥太は、山の民で、お頭の女に手を出した罪で宙吊りにされていました。爆弾の準備をしていますが、斉韶たちが来ません。ハラハラする新左衛門。その頃、斉韶の御用人・鬼頭は、新左衛門たちがなにか仕掛けてくる。と察知し、300人の手勢を用意します。
十三人の刺客の結末:「みなごろし」
「みなごろし」と書かれた文字(両手両足を切られた女性が、口で咥えて書いた、命がけの書)を掲げた新左衛門は、斉韶の300人の手製を、13人で立ち向かい、名乗りあげました。まず、大橋を爆破させ、退路を断ちます。そして、斬り合いが始まるのですが、小弥太は、刀ではなく、大きな石を布に入れて、振り回し、戦います。斉韶と鬼頭だけになったところに、新左衛門と新六郎が対峙。新左衛門は自らの命と引き換えに斉韶と鬼頭の2人を殺しました。戦いに疲れた新六郎は、小弥太の幻影を見ながら、芸姑のお艶のところへ行きました。
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