映画「バトル・ロワイアル II 鎮魂歌（レクイエム）」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バトル・ロワイアル II 鎮魂歌（レクイエム）の紹介：2003年日本映画。中学3年生の生徒たちが、最後の1人になるまで同級生達と殺し合いを繰り広げるという恐怖のサバイバル・ゲームを描いたバトルロワイヤルの続編。バトルロワイヤルで生き残った主人公が、主人公を殺すよう戦場へと送られてきた学生達と手を組み、政府軍と戦闘を繰り広げる様子を描いたアクション作品です。
監督：深作欣二、深作健太 出演：藤原竜也（秋也）、前田愛（シオリ）、忍成修吾（拓馬）、前田亜季（典子）、酒井彩名、ビートたけし、加藤夏希、竹内力、三田佳子、津川雅彦ほか
この解説記事には映画「バトル・ロワイアル II 鎮魂歌（レクイエム）」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
３年生の1クラスの生徒たちが、最後の1人になるまで殺し合いをするという悪夢のBR（バトルロワイヤル）から秋也が生き残ってから3年の月日が流れました。秋也は、かつて自分たちを戦わせてきた大人達に反撃すべく、反BR法組織であるワイルドセブンのリーダーとなり、連続爆破テロリストとして国際指名手配を受けています。そんな中、新世紀テロ対策特別法が制定されます。それは、新たに選ばれた中学生の1クラスが、秋也達テロリストが潜伏する島で、テロリスト達と殺し合いをするという内容の法律でした。七原に父親を殺されたシオリは、自ら戦いに挑むことを志願します。
集められた中学生達にルールが説明されます。それは、制限時間3日の間に、島に立てこもる秋也を見つけ出して殺せば勝ちという内容でした。銃を持った学生達と秋也達との激しい銃撃戦が始まり、次々と学生達は死んでいきます。そんな中、敵がかつて自分達と同じ立場の被害者であることを知った秋也は、学生達と分かり合おうとします。そんな秋也の想いが通じ、秋也と学生達の間には、徐々に仲間意識が芽生え始めます。
そんな中、世界中のコンピューターのハッキングに成功した秋成は、秋也達をどん底に陥れた大人に向けて抗議のメッセージを送ります。しかし、秋也のメッセージを聞き、激怒したとある国が、秋也を殺すよう軍を使って攻撃を仕掛けてきます。そして、軍と秋也達は激しい銃撃戦が始まりました。銃撃戦の最中に、秋也は島からの脱出口へと学生たちを逃がします。しかし、学生の拓馬は、秋也を置いて、自分だけが生き残ることに疑問を感じます。拓馬は、同じ想いを持つ学生達と共に戦場へと戻ります。
激しい銃撃戦の末にシオリは死に、ゲームは勝敗無効のまま終わりを迎えます。生き残った者は、拓馬を含めた６人の学生と秋也だけでした。ゲーム終了から３か月後、拓馬と秋也は、日本から遠く離れた地で、生き残った学生たちと再会し、喜びを分かち合います。そこには、3年前のゲームで秋也が命を懸けて守り抜いた典子もいました。再会の喜びもつかの間、仲間としての絆を感じながら、秋也と学生達はそれぞれが決めた道を進んでいくのでした。
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