ミステリー・ツアーの紹介:2004年アメリカ映画。観光客の集まるコスタリカのリゾートアイランドで従業員ばかりを狙う殺人事件が連続して起ります。犯人の糸口が見えない中、残されたスタッフたちは犯人さがしを始めますが・・・という話です。おバカコメディホラー映画です。
監督:ジェイ・チャンドラセカール 出演者:ケヴィン・ヘファーナン(ラーズ)、ジョーダン・ラッド(ペレロペ)、ブリタニー・ダニエル(ジェニー)、リチャード・ペレロ(クリフ)、スティーヴ・レミー(ジュアン)、ジェイ・チャンドラセカール(パットマン)、ポール・ソーター(デイブ)、エリック・ストルハンスク(サム)ほか
映画「ミステリー・ツアー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ミステリー・ツアー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ミステリー・ツアー」解説
この解説記事には映画「ミステリー・ツアー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ミステリー・ツアーのネタバレあらすじ:起
コスタリカのリゾートアイランドで若い男と女性二人がいちゃついています。遺跡のようなところへ入って尚もいちゃついていると、背後から面を被った殺人鬼が現れ男の肩を切り裂きます。そして二人の女性に襲い掛かります。逃げる女性と追う殺人鬼。そんな島に今日も大勢の観光客が降り立ちました。ぽっちゃりなラーズは島のスタッフに歓迎されています。周囲の若者も皆はしゃいでいます。夜はナイトクラブで大盛り上がりです。一方スタッフが夜に野外で作業をしているとナイフをもった友人の女性が脅かします。その後本物の殺人鬼が現れ殺されます。そしてキャンプファイヤーで夜も更けます。
ミステリー・ツアーのネタバレあらすじ:承
翌日は快晴の中テニスをする人や、ビーチで遊ぶ人、プールで泳ぐ人たちで溢れています。ラーズはきれいな女の子をマッサージしています。一方、樹木で作った迷路ではゲームが行われています。黄色い着ぐるみを着たスタッフを捕まえるゲームです。男女がはしゃぎながら遊び、着ぐるみ男が捕らわれると誰もいなくなりました。そして着ぐるみ男の目の前に、着ぐるみを着てマチェーテを持った殺人鬼が現れました。そして、着ぐるみ男は腹を切られ殺されました。殺されるのはスタッフばかりでした。その夜はスタッフの女性の目の前でまたスタッフが殺されました。それを見た女性はカートに乗って逃げますが乗ったカートが全くスピードが出なくて追いつかれて殺されます。
ミステリー・ツアーのネタバレあらすじ:転
こんなに殺されているのに島ではスタッフはじめ若者たちのバカ騒ぎは続きます。さらに次々とカップルが成立して、あちこちでイチャイチャ行為が横行しています。夜のプールでは男女が泳いでいます。はしゃいでいると殺人鬼がテレビを持って現れました。危険を察知した女の子はプールを上りましたが残った男がそのままいると、テレビを投げ込みプールで感電死しました。さすがにスタッフたちも犯人探しをはじめました。真っ先に疑われたのはラーズでした。ラーズは監禁されましたが、再び事件が起こりました。放送室へ入るとレコードのターンテーブル上で首が回っていました。更にスタッフばかりを狙って殺戮が始まりました。
ミステリー・ツアーの結末
一方、ステージではパーティが始まっています。軽快な曲に合わせて観光客が踊っています。殺人鬼から逃げてきたスタッフが照明を付けます。なんと会場には今まで殺されたスタッフたちが吊るされていました。会場はパニックになりました。逃げ惑う観光客で収集がつかなくなりました。この連続殺人の犯人は警備員のサムでした。理由は島の経営権の相続問題でした。逃げるスタッフにマチェーテをもってサムが追いかけます。どういうわけか海へ逃げた4人の中にラーズがいます。ボートに乗っても執拗に追いかけてくるサムを、イカダにボートで旋回して縛り、胴体を半分に切断しました。やっと終わったと思ったその時、胴体だけのサムが女の子に襲い掛かりました。ラーズがサムの上半身をつかみ投げ捨てるのでした。
やけに耳に残る音楽やギャグみたいな台詞回し、そして強すぎる殺人鬼など最初から最後までインパクトが絶えません。ホラー映画であるはずなのに見てると楽しくなってしまいます。主要登場人物は全て個性的な面々で、死人が出てもあまり苦しくなりません。視聴者を笑顔にしてくれるユニークなホラーコメディです。