あの日 あの時 愛の記憶の紹介:2011年ドイツ映画。第二次世界大戦中、ナチスの収容所で出会い、恋に落ちた男女が、一緒に収容所から脱走します。その収容所から脱走した後の潜伏生活や、35年後に再会するまでが描かれた映画。
監督:アンナ・ジャスティス 出演:アリス・ドワイヤー(ハンナ・ジルベルシュタイン/1944年のハンナ)、マテウス・ダミエッキ(トマシュ・リマノフスキ/1944年のトマシュ)、ダグマー・マンツェル(ハンナ・レヴィーン/1976年のハンナ)、レヒ・マツキェヴィッチュ(トマシュ・リマノフスキ/1976年のトマシュ)、スザンヌ・ロタール(ステファニア・リマノフスカ/トマシュの母)、ほか
映画「あの日 あの時 愛の記憶」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「あの日 あの時 愛の記憶」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
あの日 あの時 愛の記憶の予告編 動画
映画「あの日 あの時 愛の記憶」解説
この解説記事には映画「あの日 あの時 愛の記憶」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
あの日 あの時 愛の記憶のネタバレあらすじ:起
反ナチスのレジスタン運動をしていたため、捕まった、ポーランド人のトマシュと、ユダヤ人のハンナは強制収容所で出会います。トマスはユダヤ人よりもは扱いが良く、また闇物質を調達してやるので、ドイツ兵にも重宝されていました。そのため、二人は、短い時間ですがこっそり会うことができました。ハンナはトマシュの子供を妊娠していました。トマシュは収容所内で行われている犯罪行為を撮影したネガを、脱走して同胞に届ける役目がありました。でもそのことをハンナには言っていません。
あの日 あの時 愛の記憶のネタバレあらすじ:承
トマシュは手に入れたナチスの軍服を着て、ハンナを懲罰で連れ出すと見せかけて、2人で収容所を脱走します。痩せこけた2人は、息も絶え絶えになりながらも、必死に森を走り、川を泳いでわたり、盗んだ車でトマシュの実家へと向かいます。しかしたどり着いた実家はドイツ軍に接収されていたので、2人は馬番のヤヌシュにかくまってもらいます。その後、トマシュは母と再会しますが、ユダヤ人のハンナとは別れるように言われます。
あの日 あの時 愛の記憶のネタバレあらすじ:転
ハンナは子供を流産します。トマシュは同胞にネガを届けなくてはいけません。ハンナを母に預け、トマシュはワルシャワへ向かいます。トマシュの母が、ハンナをドイツ兵に売ろうとしたので、ハンナはトマシュの母の家を出て、トマシュの兄の家へ行きます。トマシュの兄とその妻は親切にハンナをかくまってくれます。トマシュと一緒に出掛けたトマシュの兄は帰ってきましたが、トマシュは帰ってきません。そのうえ、家を追われたトマシュの母もやってきて、一緒に暮らすことになります。
あの日 あの時 愛の記憶の結末
ハンナをかくまっていた兄夫婦の家にもソ連軍が来て、兄夫婦を連行していきます。偶然、難を逃れたハンナは、自分を嫌うトマシュの母と一緒に暮らせず、トマシュへの手紙を残し、ベルリンへと向かいます。しかし、途中、雪道で倒れてしまい、赤十字の車に助けられます。1976年、結婚しニューヨークで暮らすハンナは、立ち寄ったクリーニング店のテレビにトマシュが映っているのを見つけます。その後トマシュはポーランドにいることが分かり、ハンナとトマシュは35年ぶりに電話で話します。トマシュは母からハンナは死んだと聞かされていたのです。ハンナはポーランドのトマシュに会いに行き、二人は長い歳月を経て再会します。
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