セブン ’09X 蘇る七つの大罪の紹介:2006年アメリカ映画。七つの大罪をモチーフに行われる連続殺人を描いたスピリチュアル・スリラー。オハイオ州ハーバーコーブでは、150年間同じ手口の殺人事件が続いていた。捜査に取りかかったCSIスタッフのプレストンは、事件の裏に七つの大罪を象徴する7人の悪魔がいることを知る。そして8人目の悪魔が現れる時、事件は思わぬ展開を迎える。
監督:ジェフ・トーマス 出演者:マイケル・ドーン(テイラー)、マイケル・カリスキー(プレストン・デイヴィス)、ビル・モーズリィ(ウェストン)、ケヴィン・マッカーシー(ワルツ神父)、マイケル・ベリーマン(モート・ピアソン)ほか
映画「セブン ’09X 蘇る七つの大罪」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「セブン ’09X 蘇る七つの大罪」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「セブン ’09X 蘇る七つの大罪」解説
この解説記事には映画「セブン ’09X 蘇る七つの大罪」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
セブン ’09X 蘇る七つの大罪のネタバレあらすじ:地下の人骨
舞台はオハイオ州、ハーバーコーブ。深夜、母タメラの不在を狙って恋人ニックを家に招いたナタリー。ところが何者かによってニックは惨殺され、ナタリーは拉致されてしまいます。別の日、町の一角ではストールワート市長のスピーチが行われていました。新しくショッピングセンターを建設するため、使われていない古い刑務所を爆破解体するためのセレモニーです。ナタリーの失踪事件を担当しているイーライ保安官の姿もありました。しかし刑務所の地下で複数の古い人骨が発見され、作業は中止に追い込まれます。夜になりFBIの法医人類学者プレストン・デイヴィスが知事の要請を受けて刑務所にやって来ました。特別捜査官ヘンドリックスと共に調査を行うプレストン。ヘンドリックスは町の情報を集めるため、50年間司書を務めているモート・ピアソンを訪ねます。
セブン ’09X 蘇る七つの大罪のネタバレあらすじ:交霊術と記号
タメラは夜の街で1人必死にナタリーを探していました。そこへ散歩中の市役所職員ホレス・ミルハウスが現れます。彼はナタリー失踪に心を痛め、夜は危険だからとタメラに帰宅するよう薦めました。しかしじっとしていられないタメラは霊媒師を頼り、ニックと交霊してナタリーの居場所を突き止めようとします。交霊中文字を書き殴っていた霊媒師は次第に苦しみ倒れてしまいました。タメラは「カジャール」「刑務所」という文字に目をつけます。一方刑務所で捜査を続けていたプレストンとウェストン捜査官は、謎の記号が刻まれたいくつかの頭蓋骨を発見しました。そこにCSIスタッフのテイラーが合流します。
セブン ’09X 蘇る七つの大罪のネタバレあらすじ:2人分の人骨
戻って来たヘンドリックスから、イーライ保安官が何者かに殺害されたことを知らされたプレストン達。この町では同様の事件が150年もの間繰り返し起こっていました。ハロルド・レイクウッドという囚人の死から5年後にこの現象は始まっています。プレストン達はレイクウッドと、彼の墓の隣に埋められていた正体不明の人骨を掘り出しました。モートの話から、骨はレイクウッドの看守だったタフト・ストーンコブルのものだと判明します。テイラーとウェストンは記録を探すため結核病棟へと足を向けました。そしてナタリー捜索のためにタメラが刑務所にやって来ます。
セブン ’09X 蘇る七つの大罪のネタバレあらすじ:悪魔に支配された町
プレストンは教会に向かい、ワルツ神父に謎の記号について尋ねました。神父は悪魔の地位を表していると答え、この記号を持つ悪魔はいわば指揮官であり、この町を150年もの間支配していると推察します。町を悪魔の支配から解放するため刑務所に戻ったプレストンは偶然タメラと合流。一方テイラーとウェストンは、レイクウッドとストーンコブルが2人とも憑依妄想の患者だったと突き止めます。テイラーは現在この町に同じような症状を持つ人間がいないか探るため病院へ向かいました。残って捜査を続けるウェストンは8人目の悪魔の絵を発見します。その後突如現れた怪物によって、ウェストンやヘンドリックスを始め数人が惨殺されてしまいます。一方病院の聞き込みが空振りに終わったテイラーは、犯行の手口から「設計図や見取り図を入手できる奴の仕業だ」と気付きます。この町でそれらを一括管理しているのはミルハウスです。しかし彼の家を訪れたテイラーは背後から襲われ昏倒してしまいました。
セブン ’09X 蘇る七つの大罪の結末
プレストンとタメラの前に、八つ目の大罪「冒涜」を司る悪魔カジャールが現れます。彼こそがこの町を支配してきた悪魔です。怪物にタメラを襲わせたカジャールは、プレストンの憎しみを煽り堕落させようと企てていました。しかしプレストンは「お前を許す」と微笑みます。「俺も赦しが欲しい。お前だってそうだろ」と諭すプレストンに、カジャールは呆然とします。プレストンの言葉と行動に心を動かされたカジャールは町から去ることを約束。やがて怪物が消え、ミルハウスに殺害されそうになっていたテイラーもナタリーに助けられます。彼女はミルハウスに監禁されていたのでした。刑務所の外へ出たプレストンとタメラの元に、ナタリーを乗せたテイラーの車がやって来ます。母娘が抱き合って喜び、この映画も終わりを迎えます。
以上、映画セブン´09X 蘇る七つの大罪のあらすじと結末でした。
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