不安の種の紹介:2013年日本映画。バイク事故で壁にへばりついた誠二に助けてくれと声をかけられらたバイク便屋の巧。助けようとすると怪現象が起こり始め一方の誠二はこの町に来た当時の事を思い出し始めました・・というホラーコミックの映画化です。時系列がバラバラで難解な作品です。
監督:長江俊和 出演者:石橋杏奈(鹿野陽子)、須賀健太(畑野誠二)、浅香航大(乾巧)、岩井志麻子(陽子の母)、津田寛治(陽子の父)ほか
映画「不安の種」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「不安の種」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
不安の種の予告編 動画
映画「不安の種」解説
この解説記事には映画「不安の種」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
不安の種のネタバレあらすじ:起
場所は富沼市です。道路には目玉が転がっています。その目玉を踏み潰して車が走ります。車に乗っているのは鹿野一家でした。この富沼市に引っ越してきたのです。両親と兄、そして幼い陽子でした。その夜停電に見舞われます。懐中電灯をつけて部屋の中を見渡すと両目の吊り上った奇妙な男『オチョナさん』がいました。
不安の種のネタバレあらすじ:承
富沼市の住宅地をバイク便屋の巧が走っているとバイクが事故をしていました。運転していた誠二は植込みの壁に激突し体が半分めり込んでいました。助けを求める誠二を巧が助けると誠二の体は埋まっていたのではなく半分になっていました。この時誠二には過去が見えました。時間は戻り鹿野家では陽子以外はオチョナさんに殺されました。生き残った陽子には特殊なものが見えるようになりました。大学生になった陽子は誠二という恋人ができましたが、誠二に対し陽子はもうすぐ死ぬと言いました。誠二の死は陽子に予言されていたのです。一方バイク便をやめた巧はファミレスでアルバイトを始めました。不思議なことに店内には自分にしか見えない客がいました。先輩の陽子にあの客には関わるなと言われました。
不安の種のネタバレあらすじ:転
その客の男にオーダーを聞くために水を出してしまった巧は男に付きまとわれ始めます。何をするでもなく巧のアパートの外のごみ置き場にずっといます。見張られているので外出できないで困っていると、男が見えなくなりました。今だとばかりに巧が外に出るとゴミの中にマネキンの腕を見つけます。その時見知らぬ女が腕を返せとカナヅチで襲います。アパートに戻ると襲った女が外で見張っています。居なくなった男も戻って来て二人が見張る状態になりました。場面変わってもうすぐ死ぬと陽子に言われた誠二は自分の部屋のドアにシールが貼られているのを見つけ、はがして投げ捨てましたが右隣の家に貼りつきました。するとその部屋の住人は死んでまた誠二の部屋に貼りついています。今度は左隣のドアに貼りつけるとそこの住人も死にました。陽子にこのシールは災いをもたらすと言われました。そしてシールは最終的に巧のバイクに貼りついていました。巧のほうはというと陽子が訪ねてきたおかげで外にでた巧はシールの付いたバイクで走りました。気が付くとバイクの後ろにオチョナさんが張り付いています。そして巧は事故を起こし壁に張り付き体半分になってしまいました。死ぬ予定の誠二から死ぬのは巧に変わったのです。
不安の種の結末
死んだはずの誠二が大学を卒業し陽子と結婚し、息子大樹をもうけて幸せそうな生活を送っています。しかし押入れの隅からオチョナさんが覗いています。停電になりました。懐中電灯を照らすと殺された父親を誠二は発見しました。その時体半分の巧が襲ってきました。誠二は包丁を持ちオチョナさんを殺します。電気がつくと陽子の両親を殺害している自分がいます。そして傍らには幼い陽子がいるのです。陽子以外の家族を惨殺したのは誠二だったのです。
この映画の感想を投稿する