GANTZ(ガンツ)の紹介:2010年日本映画。就活中の大学生玄野 計は、特にやりたいことも見つからず、なんとなく面接を受け続けている毎日を送っていました。ある日、駅の線路に落ちた酔っぱらいを引き上げようとしていた幼馴染の加藤 勝と再会し、加藤を助けようとしますが、二人は誤って電車に轢かれてしまいます。目を覚ました二人は黒い球があるマンションの一室に転送されていたのでした。
監督:佐藤信介 出演者:二宮和也(玄野計)、松山ケンイチ(加藤勝)、吉高由里子(小島多恵)、本郷奏多(西丈一郎)、夏菜(岸本恵)、綾野剛(謎の集団リーダー)、ほか
映画「GANTZ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「GANTZ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
GANTZ ガンツの予告編 動画
映画「GANTZ」解説
この解説記事には映画「GANTZ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
GANTZ ガンツのネタバレあらすじ:起
特にこれといって目立つこともない平凡な大学生の玄野 計(二宮和也)は就活の真っ最中。なんとなく就職面接の本を読みながら毎日の面接をこなしていました。
ある日、駅のホームで酔っぱらいを助けようとしている幼馴染の加藤勝(松山ケンイチ)を見つけます。最初は面倒事にかかわりたくないと無視する玄野でしたが、電車が入ってくる寸前のところで加藤を引き上げようと手を伸ばしました。
しかし、勢い余って二人とも線路に落ちてしまい、二人は電車に轢かれてしまいます。
GANTZ ガンツのネタバレあらすじ:承
二人が目を覚ましたのはマンションの一室でした。不気味な黒い球体がおかれたマンションには数人の人間もいました。何がなんだかわからないながらも、加藤は玄野に助けてくれた礼を言い、昔からいじめられていた自分を助けてくれていた玄野は自分のヒーローだったと話をします。
そこへまた一人、黒い球から女性が転送されてきました。裸のまま部屋へと送られてきた岸本恵(夏菜)に加藤は上着を貸してあげます。黒い球体から突然音楽が鳴りだし、画面に指令のような文字と絵が浮かびあがりました。
球体の両側が開き、部屋にいる人たちの名前の書かれたスーツケースが置いてあります。中には黒いスーツが入っていました。裸だった岸本はそのスーツを着用しました。玄野や加藤など部屋にいたメンバーはスーツに着替えずいましたが、ただ一人しゃべりもせずに立ったまま状況を見ていた高校生の西丈一郎(本郷奏多)だけは、なぜか最初からスーツを着ていました。
GANTZ ガンツのネタバレあらすじ:転
わけがわからないまま一同は黒い球体の指示で外に転送されます。状況がわからずそのまま帰ろうとするメンバーに、西が「これは海外と提携しているテレビ番組のリアリティショーで、黒い球の指令をクリアすれば大金が手に入る」のだと説明を始めました。
大金が手に入ると分かった男たちは、指令にあったねぎ星人をやっつけようと探し始めます。子供のねぎ星人が現れ、捕まえた男たちが黒い球の中にあった銃を撃って殺してしまいました。そこへ大人のねぎ星人が現れて、子供のねぎ星人を殺したメンバーたちを八つ裂きにして殺してしまいました。
子供が殺されるのを止めようとした加藤も、大人のねぎ星人に攻撃されてしまいます。加藤を助けようと玄野も応戦しますが、全く歯が立ちません。そこへ西がやってきて銃で大人のねぎ星人を倒してしまいます。状況がまったくつかめないまま、生き残ったメンバーはまたあのマンションの一室へと戻されます。
GANTZ ガンツの結末
部屋へ戻った玄野たちは、地球が星人に狙われていること、自分たちが一度死んだところを「ガンツ」と呼ばれる黒い球によって集められたこと、ガンツによって出されるミッションをクリアして点数を100点まで集めれば、この部屋から解放されることを知ります。
その後、毎晩のようにガンツの部屋へ集められたメンバーは、いろいろな星人たちとの闘いを繰り広げます。その中でガンツの部屋のことをよく知る西も星人に殺されてしまいました。しかしガンツの世界では自分もヒーローのような力を手にできるとわかった玄野は、星人を倒し点数を稼ぐことに喜びを覚えていきます。
一方で、幼い弟と二人生きている加藤は、いつ死ぬのかわからない毎日の闘いを終わらせたいと思い、メンバーがどんどん死んでいくことにつらさを感じていました。加藤に好意を寄せる岸本は、おこりんぼう星人との闘いの途中、加藤を敵の攻撃からかばい死んでしまいます。加藤も千手観音の形をした敵に全身をめった刺しにされて倒れてしまいました。
加藤から言われた「計ちゃんは俺のヒーローだ」という言葉をばねに、玄野は千手観音を撃破し、無事部屋へと転送されます。生き残ったメンバーに加藤の姿はありません。ガンツの世界で死んでしまった一覧に、加藤と岸本の写真も加えられました。
100点をとって加藤を生き返らせるために、玄野はまたガンツの世界へと戻らないといけません。加藤が死んだことで生きている意味が分からなくなった玄野は、電車に轢かれてまた死んでしまおうとしますが、大学の同級生・小島多恵(吉高由里子)に励まされ、死のうという考えを改めます。
そして、100点をとって加藤が戻ってくるまで、加藤の弟の世話をすることを決意するのでした。(GANTZ PERFECT ANSWERへと続く)
以上、映画「GANTZ ガンツ」のあらすじと結末でした。
「GANTZ」感想・レビュー
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原作好きやゲーム世界が好きなら最高の物語だと思う。敵がリアルすぎて気持ちわるって思わず言ってしまったりするぐらいリアルであった。突然訳の分からない所に来て戦う。まあよくあるゲームの中の世界を楽しめる映画だと思う。主演の二宮の演技も自然で他の配役もさすがだった。話の展開も面白かった。
原作を知らずに見に行きました。
ネギ聖人の部分が個人的にグロテスクでした。
ストーリー的には結構面白く突然一室に集められた人たちが戦わなければならないことに急によく分からない世界へと送り出されます。
そこから戦いが始まるのですが大きな像が出てきたりしましたがCG感が全く無い所も良かったです。
二宮和也と松山ケンイチのコンビネーションも抜群でした。