映画「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦の紹介：2011年日本映画。スーパー戦隊シリーズ35作目到達記念作品で、歴代戦隊の能力を自由自在に操る海賊戦隊ゴーカイジャーと、これまで地球を護り続けてきた天装戦隊ゴセイジャーが手を組み、全銀河の支配を企む宇宙帝国ザンギャックや復活した歴代戦隊の宿敵に立ち向かいます。
監督：竹本昇 出演者：小澤亮太（キャプテン・マーベラス／ゴーカイレッドの声）、千葉雄大（アラタ／ゴセイレッドの声）、大葉健二（青梅大五郎）、坪倉由幸（サラリーマン）、神谷明（黒十字王の声）ほか
この解説記事には映画「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
天装戦隊ゴセイジャーが地球を脅威から護り抜いた直後、全銀河の征服を目論む宇宙帝国ザンギャックの大軍が地球への侵略を開始してきました。ゴセイジャーは未知の敵に応戦するも圧倒的な兵力に苦戦します。そこへ秘密戦隊ゴレンジャーのアカレンジャー（声・誠直也）やジャッカー電撃隊のビッグワン（声・宮内洋）、特捜戦隊デカレンジャーのデカマスター（声・稲田徹）ら歴戦の戦士が助太刀に駆け付け、歴代の全てのスーパー戦隊が立ち上がったことを告げます。そして地球を襲う未曽有の危機に対抗すべく全てのスーパー戦隊が集結し、「レジェンド大戦」が開戦。スーパー戦隊の全ての戦士ははかつてない戦いに満身創痍になりながらも、総大将アカレンジャーの指揮のもとスーパー戦隊の全ての力を集約させ、辛うじてザンギャックの大軍を地球から撤退させます。しかし、その代償は大きく、スーパー戦隊はその力を失い、変身して戦うことができなくなってしまいます。その大いなる力は、歴代戦士の姿を象った神秘のアイテム「レンジャーキー」となって銀河の彼方へ散らばっていきました。
レジェンド大戦から数年後。再びザンギャックが地球への侵攻を開始します。そこに立ちはだかるのは、銀河から回収したレンジャーキーを使い、歴代戦隊に自由自在に変身して戦う、ゴーカイレッドことキャプテン・マーベラス（小澤亮太）率いる海賊戦隊ゴーカイジャー。ある日、ザンギャックのいち部隊と交戦したゴーカイジャーはゴセイジャーの力を使おうとしたその時、ゴセイレッド・アラタ（千葉雄大）らゴセイジャーの5人が突如現れレンジャーキーを奪還。力を取り戻したゴセイジャーは、ゴーカイジャーに仲間のゴセイナイト（声・小西克幸）のレンジャーキーを返却するよう要求し、二つの戦隊は対立状態に陥ります。一方、かつてのゴレンジャーの宿敵だった黒十字軍の首領・黒十字王（声・神谷明）はザンギャックの戦艦を訪れ、同盟を組むことを持ち掛けます。黒十字王はかつてスーパー戦隊に倒された悪の怪人たちを次々と復活させます。ザンギャックは内戦中のゴーカイジャーとゴセイジャーを奇襲し、ゴーカイジャーからレンジャーキーを奪うと、い取る。ゴーカイジャーとゴセイジャーを異空間へと飛ばしてしまったのです。
かつて電子戦隊デンジマンの一員だった青梅大五郎（大葉健二）は幼稚園でアンパンを配っていたところ、デンジマンの巨大ロボ「ダイデンジン」のおもちゃを持っている園児を見かけて励まします。青梅は次の仕事場に向かう、人生に絶望したサラリーマン（坪倉由幸）が元・五星戦隊ダイレンジャーの天火星・亮（和田圭市）とデカレンジャーのウメコ（菊池美香）に助けられているところに出くわします。サラリーマンは仕事をクビになり、生活費の足しにすべくゴレンジャーのマシン「バリブルーン」のおもちゃを売り払おうとしていました。3人はサラリーマンに希望を失ってはいけないと励まします。ところが、突如黒十字王のホログラム映像が空中に現れ、地球人類に対して宣戦布告を宣言します。
異空間に飛ばされたゴーカイジャーとゴセイジャーは互いの実力を認め合い手を組むと、復活した怪人たちを協力して倒し異空間から脱出に成功します。その後、力を失っていたゴセイナイトが復活し2大戦隊に合流します。そこに黒十字王が現れ、奪ったレンジャーキーを使い、ゴーカイジャーとゴセイジャーを除く33戦隊の傀儡を生み出し2大戦隊を襲撃させます。両戦隊はこれらの戦士たちは魂のない抜け殻であることを見抜き、落ち着いて傀儡を退け、全てのレンジャーキーを奪還します。激怒した黒十字王は自ら巨大化して両戦隊に襲いかかりますが、その時レンジャーキーが突然輝きだし、歴代のスーパー戦士が現れて両戦隊を励まし、大いなる力としてスーパー戦隊バズーカを授けます。両戦隊はバズーカを黒十字王に向けて発射します。しかし、黒十字王はしぶとく生き残り、更なる巨大化を遂げた究極進化系の「黒十字城」となり、手始めに東京の街に攻撃を仕掛けます。両戦隊は巨大ロボを駆り反撃するも黒十字城は圧倒的な強さを誇っており、両戦隊は絶体絶命のピンチに陥ります。一方、元戦隊たちに助けられたサラリーマンは自ら率先して住民の避難を手伝っていましたが、黒十字城の魔の手はすぐそこまで迫っていました。万事休すと思ったその時、突然サラリーマンの持つバリブルーンのおもちゃや園児のダイデンジンのおもちゃが光を放ち、人々の想いを乗せて飛び立つと、歴代戦隊の巨大ロボや戦闘マシンの数々が召還され、遂に最終決戦が始まります。ゴーカイジャーの巨大ロボ・ゴーカイオーはゴレンジャーの大いなる力と融合してゴレンゴーカイオーに進化し、遂に黒十字城にとどめを刺し戦いに終止符を打ったのです。黒十字王との戦いは終わりましたが、まだザンギャックとの戦いは残っていました。ゴーカイジャーの旗艦ゴーカイガレオンに招かれたゴセイジャーは、改めてゴーカイジャーをスーパー戦隊として認めるとレンジャーキーを預け、地球の未来を託すのでした。
この映画の感想を投稿する