ひだまりが聴こえるの紹介:2017年日本映画。金のない声の大きい男子学生の太一が、難聴の物静かな杉原航平に昼に弁当をもらったことから、二人は男子同士でありながらお互い魅かれあっていくという、ボーイズラブを描いたアニメの映画化です。男女の恋愛同様、男同士でありながら揺れる気持ちがうまく描かれています。
監督:上條大輔 出演: 多和田秀弥(杉原航平)、小野寺晃良(佐川太一)、三津谷亮(横山智紀)、山崎あみ、大坂美優、ほか
映画「ひだまりが聴こえる」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ひだまりが聴こえる」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ひだまりが聴こえるの予告編 動画
映画「ひだまりが聴こえる」解説
この解説記事には映画「ひだまりが聴こえる」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ひだまりが聴こえるのネタバレあらすじ:起
大学の構内で大声でしゃべる佐川太一(小野寺晃良)は、言いたいことを何でも言う性格でした。キャンパスで女の子たちと一緒にいる物静かな雰囲気の男子学生(多和田秀弥)を見かけ気になりました。彼は中学生の頃、突発性難聴という病気になり、耳が聞こえにくい状態でした。その病気のため講義の内容をノートに書いてくれるボランティアを募集していました。その貼り紙を見た太一は、彼が杉原航平という名前だと知りました。昼間、太一がキャンパスの芝の木陰にいる航平を見かけました。そして美味しそうな弁当を持っているのを見て、お腹が減っているものの、食べ物を買う金のない太一は食べたいと言うと、航平は黙って弁当を渡しました。その弁当を太一は美味しそうに食べました。
ひだまりが聴こえるのネタバレあらすじ:承
翌日、再び太一が同じ場所に行くと航平がいました。太一は講義のノート書きを、弁当と交換する条件で引き受けました。そして太一は航平と話すようになりました。太一は航平が笑うと喜びました。そして自分の難聴を理由にしてふさぎ込む航平に対し、太一は真剣に向き合い自分の考えを述べました。そして航平と太一は外食することになりましたが、店に入ろうとすると、航平の女友達や、さらに男友達まで寄って来て一緒に食べようと騒ぎ始めました。この時太一に嫉妬心が生まれました。その日以来、太一には常に頭の中に航平の存在があるようになりました。
ひだまりが聴こえるのネタバレあらすじ:転
太一の友人が、いとこの女の子が太一に会いたいと言うので会う事にしました。目的は太一ではなく航平でした。更に航平の難聴に同乗して一緒にいて助けてあげたいと言ったことから太一は怒りだし、店を飛び出しました。そのころ航平の難聴は進んでいました。日々病院に通うようになりました。航平の事が気になる太一が航平の家を訪ねました。航平は病院に行っていて母親がいました。母親は航平にとって初めての親友という事で太一に航平を頼むと言いました。そして、太一が弁当のハンバーグが美味しいと喜ぶので、最近は自分で弁当を作っていたことや、難聴が進んでいることを聞きました。
ひだまりが聴こえるの結末
二人の距離がひらき始めた太一が、友人に対し、いとこの女の子に怒ったこともあり、自分の航平に対する想いを激しくぶつけていました。その時航平が通りかかり、太一の話を聞いていました。航平の存在に気付かない太一は話し続けました。そして航平に気づいた太一が航平を見ると、航平はその場を離れました。後を追った太一は、航平と話ました。航平と太一はお互いの想いを話しました。突然航平が太一にキスをしました。驚いた太一でしたが、航平は『ありがとう』といい二人は別れました。その後航平は髪を切り、補聴器をつけていました。そこに太一がやって来ました。そして太一は再び、航平の為に講義の内容をノートに取らせてくれと頼むのでした。
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