向田邦子 イノセント 三角波の紹介:2012年日本映画。結婚を間近に控えた中、その幸せを阻止する男に振り回される主人公の戸惑いや不安を描いた向田邦子の恋愛作品。最後に明かされる男と結婚相手のアブノーマルな関係に驚かされる異色の恋愛作品です。
監督:小林聖太郎 出演者:貫地谷しほり(巻子)、吉沢悠(波多野)、小澤征悦(達夫)、江口のりこ、ほか
映画「向田邦子 イノセント 三角波」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「向田邦子 イノセント 三角波」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「向田邦子 イノセント 三角波」解説
この解説記事には映画「向田邦子 イノセント 三角波」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
向田邦子 イノセント 三角波のネタバレあらすじ:幸せを妬む男
会社の同僚である達夫と結婚間近の巻子は、幸せいっぱいでウキウキと結婚準備を進めています。そんな中、2人は会社の同僚である波多野に結婚報告をします。2人の結婚報告を聞いた波多野は驚くとともに、心なしかショックを受けている様子でした。波多野と2人きりで仕事に出かけた巻子は、波多野から、達夫との結婚を考え直すように言われ、戸惑います。
向田邦子 イノセント 三角波のネタバレあらすじ:笑えない勝負
ある日、達夫のテニスの練習を見に来た巻子の前で、波多野は達夫にとんでもない勝負を挑みます。それは、達夫とテニスの勝負をし、もし波多野が勝てば巻子との結婚をとりやめて欲しいという内容でした。達夫は冗談だと鼻で笑いますが、波多野は真剣そのものです。巻子が困惑する中、勝負が始まりました。帰り道、巻子と達夫は、たまたま波多野が運転する車に乗りますが、車内は気まずい雰囲気が漂っています。
向田邦子 イノセント 三角波のネタバレあらすじ:嫉妬の理由
突然、波多野が暴走運転を始めました。車は急停止し、事故には至りませんでしたが、達夫は波多野の無謀な運転に憤ります。しかし、波多野は悪びれる様子もなく平然としていました。結婚式当日、波多野は熱があるからと、2人の結婚式をドタキャンします。やがて、新生活を始めた2人の新居に、波多野が突然訪ねてきます。波多野は、達夫と巻子との結婚がいまだに納得できないようでした。実は、波多野と達夫は、昔恋人関係にありました。突然、自分を捨てて巻子と結婚することを決めた達夫を波多野は許せずにいたのでした。
向田邦子 イノセント 三角波の結末:夫の下した決断
波多野と達夫の関係を知ってしまい茫然とした巻子は、家を出て、あてもなく波多野の家を訪ねます。そこへ、達夫がやってきます。慌てて巻子は物陰に隠れますが、2人の会話は聞こえてきました。達夫は、波多野に別れを告げにきていたようでした。達夫の心はすでに波多野から離れていることを巻子は知ります。達夫の本音を知った巻子は、達夫の元に戻ることを決意し、2人は元の関係に戻ったのでした。
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