映画「ユダ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ユダの紹介：2012年日本映画。高校生だった絵里香は彼氏の浮気現場に遭遇し妊娠の事で口論になり頭に怪我をした。バイト先に来ていたキャバクラの新海に怪我が治ったら連絡してと誘われた。必要なお金が貯まるまでと店で初めて働いた。中絶後、人を信用する事を辞めた絵里香は嘘を並べ精一杯接客しナンバー１に上り詰めた。自信を持った絵里香は歌舞伎町の高級店を紹介してもらいナンバー１を目指すのであった。
監督：大富いずみ 出演：水崎綾女（絵里香（瞳／胡桃））、青柳翔（大野）、水橋研二（ベートーベン）、NorA（美々）、鈴木亮平（白鳥）、青山倫子（エルセーヌ・胡桃）、板尾創路（冴木）、ほか
この解説記事には映画「ユダ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
歌舞伎町で知らない人はいない程有名になった絵里香。絵里香は高校生だった２年前彼氏の浮気現場に遭遇してしまった。妊娠の件で口論になり頭に怪我をする。顔に怪我をしたままファミレスでバイトをしていた絵里香は若い客に絡まれ顔が治るまで休んでと言われた。帰る時にファミレスに来ていた新海という男に声を掛けられキャバクラに誘われた。傷が治ったら電話してと言い去って行く。必要なお金が貯まるまでと彼の店を訪れた。源氏名は瞳。お店の女性胡桃に傷を隠してもらい化粧は武装だと教わった。
不器用ながらに５日間仕事をこなした。絵里香は中絶手術を受けた。目が覚め絵里香は泣いた。それから瞳はまた店で瞳として働く事にした。人を信用する事をやめた瞳はお客さんの事を細かくノートに書き、話を聞き嘘を並べお客さんを満足させていった。月日は流れ同僚の胡桃が結婚し店を辞める事になった。ナンバー１になった瞳は胡桃に歌舞伎町の店を紹介してと頼んだ。胡桃は大宮で売れたからと言って歌舞伎町はそんなに甘くないと言った。だけど瞳は自信があった。話を聞いていた新海が歌舞伎町の高級店を紹介すると言った。瞳は早速歌舞伎町に行った。初入店の日、胡桃と言う源氏名で仕事をしたがナンバー１に違いを見せつけられ落ち込む胡桃。ある日大宮時代の客ベートーベンが来てくれた。胡桃はナンバー１を目指し自分を磨いた。ナンバー１の美々と同じ席に指名を受けた。その客がクラブに行こうと二人を誘ったが酔わせてやろうとする男達の話を聞き酔っ払った美々を連れ逃げた。美々と食堂に入り話をした。ある日店の女の子たちでご飯を食べている時、金融グループの社長大野を見かけた。胡桃は２ヶ月でナンバー２まで上り詰めた。そんな時毎日通ってくれたベートーベンがお金を使い果たしあまり店に来れないと言い出した。付き合ってると思ってるベートーベンを言葉巧みに繫ぎ止めた。
美々に頼まれ冴木と言う男の接客をした。ワインを飲み口に指を入れられた。それから個人的に会い乱暴に抱かれた。翌日胡桃の客として冴木が来た。美々が泣きながらVIPルームに来た。美々の彼氏は冴木だったのだ。ついに胡桃はナンバー１になった。そして美々は店を辞めた。冴木は仕事に失敗し離婚され財産が無くなった。貧乏暮しだけど二人で暮らそうと言う冴木をお金が出来たら店でで会おうと突き放した。ある日店に大野が来店し胡桃が指名された。大野に明日暇か？と誘われた。船で食事をした。大野は胡桃の性格を見透かしていた。外でカフェをしていると白鳥という男にスカウトされた。バースデイイベントを開催したいと言われた。大野は飾らない男だった。胡桃を連れ庶民的な焼肉屋に行き気さくにいろいろ話して来た。胡桃もそんな大野に惹かれていった。そして大野は優しく胡桃を抱いた。大野は胡桃に仕事を辞め一緒に住もうと言い胡桃は戸惑った。そんな時VIPルームにベートーベンが来た。そんな時大野から電話で会えなくなると言われ胡桃は店を飛び出した。部屋は散乱し大野が消えた。大野は違法な金利で指名手配されたのだ。
それから大野の部屋のトイレで何度も吐き寝ていた。目を覚ますと合鍵を手に入れたベートーベンが大宮に帰ろうと迫った。抵抗する胡桃に無理やりキスをするベートーベンを瓶で殴り最初から大嫌いと言い放ちベートーベンは発狂した。街には大きなバースデイイベントの看板が立てられ、店に新海がやってきた。新海は夜の仕事を辞めると言いに来た。死にそうな顔してると言われ泣いた。弱い自分は嫌と泣く胡桃に、お前は弱くも強くもない、もういいんじゃないかと言った。イベント当日胡桃は店に出なかった。大野は逮捕され、胡桃は大宮に戻りビルの屋上で高校生の自分を思い出しながらお札を投げるので会った。
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