魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語の紹介:2013年日本映画。可愛らしいキャラクターデザインに反して虚淵玄による鬱とも言える暗いストーリー展開のギャップが話題を呼んだ、アニメーション作品の実写か。アニメとは異なった物語展開で観客を魅せている。
監督:宮本幸裕 声優:悠木碧(鹿目まどか)、斎藤千和(暁美ほむら)、水橋かおり(巴マミ)、喜多村英梨(美樹さやか)、野中藍(佐倉杏子)、加藤英美里(キュゥべえ)、阿澄佳奈(百江なぎさ)、ほか
映画「魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」解説
この解説記事には映画「魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 のネタバレあらすじ:起
見滝原市にある見滝原中学校。一見普通の中学校ですが、その中学には日々人々が知らないうちに生み出す怪物、ナイトメアと戦う魔法少女が4名在籍していました。その少女達の名前は、鹿目まどか、巴マミ、美樹さやか、佐倉杏子です。魔法少女とは、キュゥべえというインベーダーと自身の望みを一つ叶える為に、ナイトメアと戦うことを義務付けられた存在で、定期的にナイトメアを倒さないと彼女たちの力の元であるソウルジェムが黒く濁り、彼女たち自身もナイトメアとなってしまうという定めを背負っていました。
魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 のネタバレあらすじ:承
そこに、1人の転校生、暁美ほむらが転校してきます。そして、彼女もまた魔法少女でした。5人は共にナイトメアに立ち向かっていきますが、途中ほむらが見滝原市に違和感を覚え始めます。どんなルートを使っても、見滝原から出ることが出来ないのです。ほむらは、ここが魔女が作り出した結界で、自分達の記憶が何者か書き換えられているという事を突き止めます。
魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 のネタバレあらすじ:転
そして、ほむらは徐々に本来の記憶を取り戻していきます。彼女達が戦っていたのは本来ナイトメアではなく魔女という存在で、本来の時間軸では仲間たちの殆どは殺された後だったのです。そしてその世界ではマミを殺した魔女で、現在はマミの友人として存在しているなぎさがべべが語り始めます。そしてほむらは、この世界を作り変えたのが自分であるという結論に至ります。自分にとって誰よりも大切な存在であったまどかを守る為、全員が生き延びているこの世界軸を作り上げたのです。
魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 の結末
しかしまどかが記憶を取り戻し、ほむらを本来の世界に連れ戻そうとしました。しかし、ほむらがそれを拒否、まどかの力を奪ってしまいます。そしてまどかの力を奪ったほむらは、まどかが幸せでいられるために、本格的に世界を作り変えるのでした。新しい世界軸で、転校生としてやってきたのはまどかでした。ほむらはまどかがかつての記憶を取り戻す事を防ぎながら、いつか自分がまどかと敵対する日が来る事を理解しながら魔女として生きていくのでした。
まず驚いたのが、円環の理となって存在が無くなったはずの鹿目まどかが、他のメンバーと共に魔法少女として戦っていたことです。再び時間が巻き戻ったのかと思いきや、敵が魔女ではなくナイトメアだったり、ベベという新キャラがいたりと、明らかに今までのループとは違っています。
この異変に気付いた暁美ほむらが謎を解こうと奔走するのですが、実はほむらのソールジェムの中であり、ほむらの願望を体現した世界だと知った時は鳥肌が立ちました。まどかも幻想なのかと思いきや、そっちはちゃんと本物で、ほむらを助けるためにソウルジェムの中に入ってきたという事実も、ほむら好きとしては嬉しかったです。
そのままハッピーエンドかと思いきや、最後の最後でほむらが悪魔になってしまうという、まさかのどんでん返しに唖然としました。でも、しばらく時間を置くと、まどかのために魔法少女になり、まどかを求め続けてきた彼女らしい選択だったと受け入れられました。
続編がありそうな終わり方だったので、あそこからどう繋げるのかが楽しみです!