メリーさんの電話の紹介:2011年日本映画。空手の強化合宿に訪れた山奥の宿は過去に惨殺事件のあった恐ろしい場所だった。そこで部員の美奈子は都市伝説「メリーさんの電話」のもう一つの物語を知ることになるのであった。
監督:三原光尋 出演:美奈子(紗綾)、真由子(菊地あやか)、沙織(上杉奈央)、宏美(安岡あゆみ)ほか
映画「メリーさんの電話」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「メリーさんの電話」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「メリーさんの電話」解説
この解説記事には映画「メリーさんの電話」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
メリーさんの電話のネタバレあらすじ:強化合宿
芦川女子校空手部は毎年恒例の強化合宿に山奥の宿に訪れていた。気を引き締める面々だったが、美奈子はこの宿にどことなく気持ち悪さを感じていた。そんな中、山の中をランニング中部員である沙織がいなくなってしまう。心配する美奈子たちは沙織を捜索に向かう。無事沙織を茂みの中で見つけるのだが、そこには何かに怯えた沙織の姿があった。沙織は大事をとって自宅に帰ることとなり、美奈子たちは強化合宿を続ける。
メリーさんの電話のネタバレあらすじ:こっくりさん
ある夜、部員たちはみんなで「こっくりさん」を始める。最初は遊び半分だったのだが真由子の様子がおかしくなる。「こっくりさん」に参加しなかった美奈子は、部員の悲鳴を聞きつけ駆けつける。そこにはぐったりした真由子の姿があった。
メリーさんの電話のネタバレあらすじ:真実
意識を取り戻した真由子だったが、どこか様子がおかしく夜に外へ出る真由子を追いかけた美奈子だったが
何かに取り憑かれたかのように同じ言葉を繰り返す真由子。そこへ宿の食事担当の女性が助けにくる。女性はメリーさんのもう一つの話をし始める。20年前、ある生徒が転校してきた。その生徒はなんらかの病気で、髪が白髪だった。外国人のようだと付けられたあだ名は「メリー」そしてそれはイジメへと変わっていく。ある日、クラスメイトが沼に彼女を沈め遊んでいた。力つきた彼女は沼の中に沈み出てこなかった。それから半年後、林間学校がこの宿で行われた。その夜1人の生徒が発狂しクラス全員を惨殺する事件があった。
メリーさんの電話のネタバレあらすじ:メリーさん
美奈子たちは悲鳴を聞き宿舎へ戻る。そこには、首を真っ二つにされた部員の死体が転がっていた。パニックになる美奈子の携帯が鳴る。相手はメリーさんだった。気配を感じ振り向くと、そこには白髪の制服を着た女の子メリーさんが斧を片手に立っていた。慌ててメリーさんから逃げる美奈子に斧が振り下ろされる。
メリーさんの電話の結末
振り下ろされた斧は宿の女性の首に刺さっていた。女性は身をもって美奈子を助けたのだ。自身の首に刺さる斧を握りメリーさんと沼の中に沈んでいった。メリーさんの沈んだ沼から人が浮かんできた。それはいなくなった真由子だった。事件後、花を手向けに沼を訪れる美奈子。沼に近づくと一本の手が沼から伸び美奈子に掴みかかった。悲鳴をあげる美奈子を心配する真由子。どうやら夢を見ていたようだ。怯える美奈子を携帯が鳴り響く。真由子と美奈子は抱き合い携帯を見つめるのだった。
以上「メリーさんの電話」あらすじ、結末でした。
この映画の感想を投稿する