誘惑のアフロディーテの紹介：1995年アメリカ映画。養子に迎えた子供の実の母親が知りたいという好奇心から、予期せぬ泥沼にはまっていく主人公の姿をシニカルに描いた傑作コメディ。ハッピーエンドの結末に秘められた皮肉な真実は、滑稽ながらも、どこか憎めない人間愛に溢れており、見終わった後に温かい気持ちになれる作品です。
監督：ウディ・アレン 出演：ウディ・アレン（レニー）、ヘレナ・ボダム＝カーター（アマンダ）、ミラ・ソルヴィノ（リンダ）、マイケル・ラパポートほか
映画「誘惑のアフロディーテ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「誘惑のアフロディーテ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
作品紹介・キャスト
映画「誘惑のアフロディーテ」解説
この解説記事には映画「誘惑のアフロディーテ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
誘惑のアフロディーテのネタバレあらすじ：最愛の子供
スポーツ記者のレニーと妻のアマンダの間には子供がいません。そんな中、アマンダが突然、養子を迎えると言い出し、レニーは困惑します。レニーの反対など聞き入れず、アマンダは、生まれたばかりの赤ん坊を強引に養子に迎え入れます。最初は養子を迎えることに反対していたレニーでしたが、赤ん坊を見たとたん、その可愛さにメロメロになってしまいます。２人は、赤ん坊にマックスと言う名前をつけ、大切に育てます。
誘惑のアフロディーテのネタバレあらすじ：ふとした好奇心
マックスは、頭もよくハンサムな少年に成長していきます。その一方で、かつては、お互いに愛情を感じあえていたはずのレニーとアマンダの夫婦仲は次第に冷え切っていくのでした。そんな中、レニーは、マックスの母親がどんな人物であるか気になり始めます。マックスの母親のことが気になって居ても立ってもいられなくなったレニーは、自力でマックスの母親探しを始めたのでした。
誘惑のアフロディーテのネタバレあらすじ：母親の正体
そしてついにレニーは、マックスの母親の居場所を突き止めます。優秀なマックスの母親の正体は、リンダという名前の娼婦でした。はじめはセクシーで魅惑的なリンダにデレデレしてしまったレニーでしたが、マックスのことを想う親心からリンダを批判し、リンダに嫌われてしまいます。しかし、愛するマックスの母親であるリンダを放っておけないレニーは、親身になってリンダが更生するための手助けをします。レニーは、リンダに素敵な男性まで紹介し、リンダはその男性と婚約します。
誘惑のアフロディーテの結末：皮肉なハッピーエンド
しかし、結婚を目前にして、リンダがポルノ女優であることが婚約者に発覚し、リンダの結婚話は破断となります。一方、アマンダはレニーを捨てて、他の男性の元へと去っていきました。傷ついたレニーは、リンダと結ばれますが、なぜか無性にアマンダのことが恋しくなるのでした。お互いの過ちに気づいた夫婦は元サヤに戻り、リンダは別の男性と結婚します。しばらくして、リンダはレニーとの間にできた子供を出産します。その後、子供を連れたリンダとレニーは偶然再会しますが、2人とも、相手が本当の我が子を連れているとは夢にも思っていないのでした。
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