忍たま乱太郎（2011年実写版）の紹介：2011年日本映画。NHKの人気長寿アニメ「忍たま乱太郎」が豪華キャスト陣を迎え実写映画化。戦国時代、忍者を育成するための学校、忍術学園に入学した乱太郎が、個性的な仲間たちと力を合わせて困難に立ち向かうギャグコメディ。
監督：三池崇史 脚本：浦沢義雄 出演：加藤清史郎、林遼威、木村風太、寺島進、三浦貴大、中村獅童、檀れい、鹿賀丈史、松方弘樹、平幹二朗ほか
映画「忍たま乱太郎（2011年実写版）」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「忍たま乱太郎（2011年実写版）」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
忍たま乱太郎（2011年実写版）の予告編 動画
映画「忍たま乱太郎（2011年実写版）」解説
この解説記事には映画「忍たま乱太郎（2011年実写版）」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
忍たま乱太郎（2011年実写版）のネタバレあらすじ1
先祖代々、由緒正しいヒラ忍者の家に生まれた猪名寺乱太郎は、息子だけでも一流忍者になって欲しいという親の期待を背負い、忍者の学校『忍術学園』に入学することに。『一年は組』にクラス分けされ、堺の大貿易商の息子、福富しんべえや、戦で家と家族をなくし、アルバイトで生計を立てている摂津のきり丸など、個性豊かな仲間たちや先生たちと出会い、ドタバタと学園生活を送っていく。
忍たま乱太郎（2011年実写版）のネタバレあらすじ2
学園長の思い付きで、早めの夏休みを迎えた乱太郎は、実家に戻り両親との再会を喜ぶ。そこへ、しんべえが遊びに来ると、休みの間は担任の土井先生の家に居候しているきり丸に会いに行くため、ふたりで土井先生の家へ向かった。乱太郎としんべえが土井先生の家へ着くと、きり丸と土井先生は夕飯の準備をしていた。すると、次々と一年は組の生徒と四年生の田村らが押しかけてくる。一度にまくし立てる生徒らの話を全て把握すると、おかしな髪形の二人組が走っていたという話から、土井は四年生の斎藤タカ丸の家へと急いだ。
忍たま乱太郎（2011年実写版）のネタバレあらすじ3
髪結いを生業にしている齋藤の家は、暗殺者、万寿烏と土寿烏の襲撃を受けていた。齋藤家は代々忍者の家柄だったのだが、髪結いとして町に潜んでいる内にいつしか髪結いの仕事に追われ忍者だったことを忘れてしまっていた。そのせいで、抜け忍の裏切者とみなされ、命を狙われたのだった。暗殺者の背後にドクササコ城がいることも判明し、一先ず土井の家へ避難することになった。
忍たま乱太郎（2011年実写版）のネタバレあらすじ4
土井の家には、一年は組、四年生の生徒らに加え、暗殺者の万寿烏、土寿烏を追ってやってきた、風魔流忍術の山野先生らが集まっていた。そこへ、万寿烏、土寿烏、ドクササコ城忍者らが長屋の中庭に入り乱れる。さらにウスタケ城忍者隊の長老が現れ、斎藤家がかつて所属していた、そして齋藤家の暗殺をドクササコ城に依頼した城がウスタケ城だと判明した。もう一度、ウスタケ忍者として働かないかという誘いを齋藤親子が断ると、ウスタケ忍者隊長老は、忍たまたちに勝負を持ちかけた。競走して、先に打鳴寺の鐘を鳴らした方が勝ちという内容で、これに忍たまが勝ったら、斎藤家から手を引くという。
忍たま乱太郎（2011年実写版）の結末
忍術学園の上級生も総出で駆け付け、敵の忍者を足止めしつつ、一年は組の生徒は足の速い乱太郎を中心に打明寺を目指す。次々と敵忍者を脱落させる忍たまたちだったが、険しい道のりに、打鳴寺を目指す忍たまたちも徐々に倒れていく。ついには、乱太郎とドクササコ忍者との一騎打ちとなった。大人げないドクササコ忍者に、忍術学園の教え「忍者はガッツだ」の言葉を思い出し、懸命に追い縋る乱太郎。その頃、一年は組、佐武鉄砲隊首領の息子、佐武虎若は、火縄銃の名手である照星に呼び出され、鉄砲で打鳴寺の鐘を狙うよう言われていた。標的の難しさに怯む虎若だったが、懸命に頑張る乱太郎の姿に鼓舞され銃を構える。
乱太郎の健闘及ばず、あと一歩のところでドクササコ忍者が先に打鳴寺の鐘楼にたどり着いてしまう。これで勝ちだと確信したドクササコ忍者だったが、油断している間に、ドクササコ忍者が鐘を鳴らすより前に、虎若が照星の指示のもと撃った火縄銃の弾が鐘に命中し鐘を鳴らすと、忍たまたちは勝利した。勝利したものの、乱太郎は自分の手で勝てなかったことに落ち込んでいた。しかし、虎若の、乱太郎の頑張る姿を見て自分も頑張って撃てたのだという言葉を聞いてまた元気を取り戻せた。
忍たまらしいぼのぼのとしたシーンから格好いいアクションシーンまで、息もつかせぬ怒涛の展開が面白い映画でした。
ドクササコの忍者と戦う忍たま達のシーンが、皆と協力して立ち向かうという感じがしてお気に入りです。昔の忍者が使っていた武器が勢揃いで、忍者映画の醍醐味を味わえました！
子供達はもちろんのこと、照星さんや雑渡さんが実写版になっているのにすごく感動しました。再現度は高めだと思います。