PとJKの紹介:2017年日本映画。三次マキ原作の漫画を亀梨和也(KAT-TUN)と土屋太鳳のW主演で映画化したものです。北海道函館市を舞台に、成り行きで結婚することになったイケメン警察官と女子高生が数々の困難に立ち向かいつつ絆を深めていく様子を描いています。
監督:廣木隆一 出演者:亀梨和也(佐賀野功太)、土屋太鳳(本谷歌子)、高杉真宙(大神平助)、玉城ティナ(矢口三門)、西畑大吾(永倉二郎)ほか
映画「PとJK」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「PとJK」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「PとJK」解説
この解説記事には映画「PとJK」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
PとJKのネタバレあらすじ:起
北海道函館市の高校に通う2年生の本谷歌子(土屋太鳳)はある日、親友の矢口三門(玉城ティナ)に誘われ、三門の姉が参加する合コンに人数合わせで無理矢理付き合わされ、そこで佐賀野功太(亀梨和也)という警察官の男と出会います。
二人は帰りの市電の終電を逃しながらも良い雰囲気になりますが、うっかり歌子の年齢詐称がバレると功太は激怒し、早く家に帰れと歌子を叱ります。逃げ出すように立ち去った歌子の前に、大神平助(高杉真宙)ら地元の不良が現れて絡んできました。
そこに追いついてきた功太が警察手帳を見せて現れ、歌子を庇って不良たちと対峙します。その後、功太は歌子に対して女子高生と警官は付き合えないと一旦は告げますが、その直後、唐突に「歌子ちゃん、結婚しようか」とまさかの告白をします。
PとJKのネタバレあらすじ:承
それからというもの、功太は歌子の両親(村上淳、ともさかりえ)に挨拶に出向き、歌子の高校卒業までは通い婚にすることと子作り禁止という条件付きで結婚の許しを得ます。功太は歌子に防犯ベルと結婚指輪を渡し、観覧車でプロポーズします。
二人の新婚生活は、朝に歌子が功太の家に通って朝食を作ってから登校、休みの日は掃除や洗濯など家事に励むという流れで、二人の結婚はごく一部だけの秘密ということにしました。
歌子は結婚指輪をネックレスにして肌身離さず身に着けていました。しかし、そんな結婚生活も次第にすれ違いが多くなり、功太は夜勤が増え、歌子も学園祭の準備で忙しくなり、時には喧嘩になることもありました。
PとJKのネタバレあらすじ:転
やがて、停学中だった大神が学校に復帰します。大神は、母親の交際相手から虐待を受けるなど荒れた生活を送っていましたが、歌子や三門、二郎(西畑大吾)らクラスメートと学園祭の準備をするうちに次第に心を開くようになっていきます。
一方、通報を受けた功太は大神の家に突入し、大神の母の交際相手を連行します。部屋の中はかなり荒れ果てており、歌子や三門、二郎は片付けを手伝います。
そして迎えた学園祭当日、功太は三門に学生服を着せられて学園祭に参加、カッパ姿の歌子と校内デートを楽しんでいました。しかし、夕方頃に大神の昔の不良仲間が学園祭に乱入、大神の替わりに歌子を連れ去ってしまいます。
PとJKの結末
功太は大神と共に歌子救出に向かい、同時に警察の増援を呼びます。歌子は不良連中のたまり場のバーに拉致されており、歌子は功太からもらった防犯ベルを鳴らします。警官隊が突入し不良たちを取り押さえますが、功太は不良の一人に腹を刺されてしまいました。
病院に運ばれた功太は歌子の看病の甲斐あってようやく意識を取り戻します。もはや結婚生活に疲れ果てた歌子は離婚を決意し、結婚指輪を功太に返して立ち去ります。そして二人は出会う前の生活に戻るのでした。
それから月日は流れ、功太は防犯対策の講演会のため歌子の学校を久しぶりに訪れます。そして質問の時間の際に三門がなぜ功太は警察官を続けているのかと問うと、功太は「ある大事な人から命を大切にすることを学んだ」と答えました。歌子の目からは涙が溢れていました。そして功太と歌子は久しぶりに再会を果たすと強く抱きしめあいます。
数日後、想い出の観覧車で功太は再び歌子に指輪を渡し、復縁を願い出ると二人は熱い口づけを交わしました。
以上、映画「PとJK」のあらすじと結末でした。
まずは自分の故郷である北海道は函館市が舞台になっているのが気に入りました。警察官と女子高生の恋物語ですが、真面目に彼女と付き合いたいため結婚を宣言するストーリーが面白かったです。また、その警官と彼女のお父さんがやりとりして、最終的には「娘をよろしくお願いします」というところが爽やかな気分で見れました。一度は別れてしまう二人ですが、最後に警察官による学生への講演会があり、警察官のスピーチが、事実上彼女への告白みないな雰囲気で、それに女子高生も心を揺さぶられ、警察官の上司の計らいもあり、ウエディング装飾されたパトカーで二人が旅立つシーンが印象的です。