ReLIFE リライフの紹介:2017年日本映画。夜宵草の同名漫画を実写映画化したSF青春ドラマです。仕事を辞め、再就職もままならない男がある実験に参加、1年間だけ17歳の高校生として人生をやり直そうとするストーリーです。
監督:古澤健 出演者:中川大志(海崎新太)、平祐奈(日代千鶴)、高杉真宙(大神和臣)、池田エライザ(狩生玲奈)、千葉雄大(夜明了)ほか
映画「ReLIFE リライフ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ReLIFE リライフ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ReLIFE リライフの予告編 動画
映画「ReLIFE リライフ」解説
この解説記事には映画「ReLIFE リライフ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ReLIFE リライフのネタバレあらすじ:起
海崎新太(中川大志)は仕事を5ヶ月で辞め、再就職先も中々決まらず人生の何もかもがうまくいかない27歳の男です。ある日、海崎の前に謎の男・夜明了(千葉雄大)が現れ、自らを“リライフ研究所”の者と名乗ると共に「人生、やり直してみませんか」と誘いかけました。不審に思う海崎に対して、夜明は新開発の薬を飲めば1年間だけ高校生の姿に戻ることができるといい、協力してくれるならば生活費全額負担と実験終了後の再就職先を斡旋してくれるのだと説明しました。但し、実験終了後は過去の海崎と接した人間の記憶は消去され(海崎の記憶はそのまま)、実験のことを周囲に知られた場合は強制的に実験終了のうえ全ての記憶を消されるというのです。
ReLIFE リライフのネタバレあらすじ:承
勢い任せに薬を飲んだ海崎は本当に17歳の姿に戻ってしまい、再び高校生としてやり直すことになりました。青葉高校に編入した海崎はクラスメイトの少女・日代千鶴(平祐奈)やチャラ男の大神和臣(高杉真宙)と知り合います。海崎はつい27歳時のように煙草に手を出してしまい、担任の天津心(夏菜)に呼び出されました。自分より年下なはずの天津先生に叱られながら、海崎はかつて勤めていた会社の先輩で、同僚の嫌がらせに遭って自殺した佐伯みちる(市川実日子)のことを思い出していました。その後、海崎は人付き合いが苦手な千鶴から相談を求められ、笑顔で接するようアドバイスしますが、千鶴は力んでしまいどうしても上手くいきませんでした。千鶴の行動を誤解した同級生の狩生玲奈(池田エライザ)は、千鶴のカバンを隠そうとして一悶着を起こし、海崎が二人の間に入って仲裁に努めたおかげで千鶴と玲奈の誤解は解け、以降は良き友人となっていきました。
ReLIFE リライフのネタバレあらすじ:転
夏になり、玲奈が大神に想いを寄せていることを知った海崎はここでも二人の間を取り持ち、おかげで大神と玲奈は交際を始めました。一方で海崎と千鶴は互いに好意を抱くようになっていましたが、海崎は実験終了後に千鶴が自分の記憶を失くしているであろうと思うと中々踏み切れませんでした。それでも海崎は勇気を振り絞って千鶴に告白しましたが振られてしまい、海崎を慰めた大神は千鶴が大学進学後の留学について悩んでいるのではないかと諭しました。実験から降りようと考えた海崎は夜明に誘われ、佐伯の墓参りに向かいました。そこには佐伯の妹・遥香(水崎綾女)がおり、海崎は意外な真相を知ることになりました。
ReLIFE リライフの結末
佐伯の死は自殺ではなくただの事故であり、既に転職先も決まっていたのだというのです。遥香の「どうしようもなく暑苦しい後輩がいる。その後輩に救われたと姉は言っていた」との発言に自分自身を問い直した海崎は実験の続行を決意、たとえ自分の記憶は消えても仲間たちに“何か”を残すために思い出作りに励むようになり、卒業旅行を計画して準備に走り回りました。千鶴は密かに夜明に会い、「初めて自分から興味を持てる人を見つけた」と報告しました。実は千鶴もまたリライトの被験者であり、被験者同士では記憶が消えると知った千鶴は海崎の告白を拒んでいたのです。旅行の当日、仲間たちの計らいで二人きりになった海崎と千鶴はそれぞれの運命を受け入れたうえで遂に想いを打ち明けました。そして迎えた卒業の日、海崎の実験は終わり、仲間たちからは海崎の記憶が消えていました。28歳に戻った海崎は死に物狂いで猛勉強して資格を取り、高校教師に転職しました。そこには臨時教員として雇われた千鶴の姿もありました。互いの記憶は失われたはずでしたが、二人は同じタイミングで「あの…」と話しかけました。
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