映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ~サボテン大襲撃~の紹介:2015年日本映画。クレヨンしんちゃん劇場版の第23作目。初めて「引っ越し」というストーリーに絡むアクションを加えた作品のため、テレビ版ではフォローとしてサイドストーリーが放映されました。今回のテーマはこれまでにないパニック映画を作りたいという製作側の意図があり、人食いサボテンに追いかけられるというパニック映画仕立てになっています。今回はしんちゃんのお母さんのみさえの「男前ぶり」に感服します。旦那さんがメキシコに転勤となれば怖気付きますが、彼女は進んで夫に付いて行きます。慣れない土地でも小さい子供たちを抱えて戦う姿に少し感動します。いつものようにしんちゃんは見ている人をたくさん笑わせてくれるので、いつもどおり家族で楽しめる作品にもなっています。
監督:増井壮一 出演:矢野晶子(野原しんのすけ)、ならはしみき(野原みさえ)、藤原啓治(野原ひろし)、こおろぎさとみ(野原ひまわり)、シロ(真柴摩利)、平田広明(マダクエルヨバカ町長)、指原莉乃(スマホ(フランシスカ))、納谷六朗(園長先生)、ほか
映画「クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃」解説
この解説記事には映画「クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ~サボテン大襲撃~のネタバレあらすじ:しんちゃんが引っ越し!!
野原しんのすけは今日もマイペースに周囲を笑わせながら元気に過ごしていましたが、父である野原ひろしが会社からサボテンもまぼろしの実を集めてこいという指令を受けて、メキシコへ転勤になってしまいます。ひろしはメキシコは遠すぎるし何があるか分からないから、自分一人で単身赴任をすると家族に言います。すると妻のみさえは、「家族いつだって一緒。私たちも一緒について行く。」と言います。家族は春日部からメキシコへ引っ越すことになりました。しんのすけはメキシコの女性はスタイルが良く美しいと聞き、喜んでメキシコへ行くのを楽しみにします。周囲の人たちはあのにぎやかな野原家が引っ越してしまうと寂しい気持ちになります。でも笑顔で送りだそうと見送ることにします。幼稚園ではしんのすけの送別会が開かれることになりますが、友人のトオルくんはうるさい奴がいなくなるとそっけない態度です。実はトオルくんはしんのすけがいなくなってしまうことが誰よりも悲しかったのです。素直になれないトオルくんの気持ちが分かったしんのすけは、さよならするけど、友情はいつまでも続くと、しんのすけなりの笑いを交えてトオルくんに伝えます。トオルくんは涙と笑いを入り混じらせて、しんおすけを見送ります。
映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ~サボテン大襲撃~のネタバレあらすじ:人食いサボテン!!
野原家はメキシコに到着するやいなや、個性的な面々に出迎えられます。メキシコの会社の社宅はまだ建設中という、屋根や壁が完全に出来ていない家で野原家は生活します。新しいこと、驚くことばかりですが、みさえはたくましくひまわりとしんのすけを乗せて自転車を走らせます。父ひろしはサボテンの実を手に入れるために町長にかけあいますが、断られ仕事が上手くいきません。そんな中、町長は自分の理想であるサボテンランド建設計画のお披露目パーティーをします。ところがそこにあった大きなサボテンから、人食いサボテンが大量に発生し、町の人を飲みこんでしまいます。野原家と町長、幼稚園の先生のカロリーナ、街のながしの歌手、プロレスラー、スマホばかり見ているフランシスカが生き延びて逃げ回ります。安全な場所を見つけた一同ですが、食糧に限界がありこのまま籠城しているわけにもいかなくなります。
映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ~サボテン大襲撃~のネタバレあらすじ:人食いサボテンの弱み
自分の理想ばかり追いかける町長は周囲から反感を買い、しんのすけと二人で外へ出ます。二人が外へ出てしまったことに気付いた一同はサボテンにおびえながら周囲を探し廻ります。そんな中しんのすけは尿意をもようおし、路上でたちしょんをします。そのときにちょうど人食いサボテンがしんのすけを襲おうとし町長はあわてますが、しんおすけのおしっこで溶けてしまう人食いサボテンを目にします。人食いサボテンは水で溶けてしまう性質があると知った町長はアジトに帰りそのこと皆に報告します。いつまでも逃げられないといちどうは水を使って人食いサボテンと戦うことにします。そして、人食いサボテンをこれまで放置して、身勝手に自分の理想ばかり追いかけていた自分の行動を町長は反省します。水を使って一同は人食いサボテンと戦い、見事に退治することに成功します。人食いサボテンに飲みこまれた人々も元通りに戻りました。町には平和が戻りましたが、実を出すサボテンがなくなってしまったため、ひろしのメキシコでの仕事はなくなり、野原家は日本に戻ることになったのでした。
以上、映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~のあらすじと結末でした。
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