映画「ファースト・タイム 素敵な恋の始め方」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ファースト・タイム 素敵な恋の始め方の紹介：2012年アメリカ映画。高校3年生のデイヴは真面目な男の子。自分の好きな子であるジェーンが参加していることで、自分の性に合わないホームパーティーへと来ていた。そこで、自分と似たようなタイプの高校2年生の女の子オーブリーに出会う。色々な話をし、意気投合をするも、デイヴはジェーンが好きなことを相談していたし、オーブリーも付き合い始めたばかりの恋人がいると言っていたので、素直になれない二人。恋愛経験がほとんどない二人が迎える素敵な恋の「はじめて」とは。
監督：ジョナサン・カスダン 出演者：ディラン・オブライエン（デイヴ）、ブリット・ロバートソン（オーブリー）、ヴィクトリア・ジャスティス（ジェーン）、ほか
この解説記事には映画「ファースト・タイム 素敵な恋の始め方」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
高校3年生のデイヴは、とあるホームパーティーに来ていました。真面目なデイヴは普段、ホームパーティーに積極的に参加するような性分ではありませんでしたが、同じクラスのジェーンが来ているという事で参加したのでした。デイヴはジェーンのことが好きで、愛の告白をしたいと思っていました。しかし、ジェーンは他の男子と一緒にいて声をかけることすらできません。デイヴは一人ホームパーティーから抜け出し、庭に行くのでした。そこに、オーブリーという女の子が現れます。オーブリーも同じくパーティーはちょっと苦手というタイプでした。デイヴはジェーンが好きだという事を相談し、オーブリーをジェーンと見立てて告白の練習をさせてもらいますが、オーブリーにダメ出しをされてしまいます。オーブリーは、公衆の面前でイチャイチャするのはバカみたいだと思う、ということもデイヴに言いました。一方、ホームパーティーが騒がしかったためか誰かが警察に通報したようで警察が来て、一斉にみんな逃げ出しました。デイヴとオーブリーも一緒に逃げ出し、デイヴはオーブリーを家まで送りました。オーブリーには彼氏がいましたが、デイヴにもそのことを伝えたうえで、家へと招きました。そしてオーブリーは家にあった親のワインをグラスに一杯注ぎ、シェアしながらデイヴと部屋で話しました。そこでオーブリーはおもむろに、デイヴに童貞なの？と聞きました。デイヴはごまかそうとしながらも、認めました。そしてデイヴもオーブリーに同じ質問をすると、私は教えない、と一蹴されてしまいました。その夜はベッドには入らず、二人で手をつなぎながら絨毯で眠りに落ちました。翌朝、オーブリーの母親がドアをノックし、二人は飛び起きます。慌てたオーブリーは両親に男の子を連れ込んだことがばれないように、デイヴに窓から飛び降りるように言います。デイヴは窓から無事ジャンプで飛び降りましたが、その際に昨夜のワインを絨毯にこぼしてしまいました。
デイヴはこの一連の出来事を友人たちに話しました。デイヴはジェーンが好きだったはずなのに、昨夜の出来事があって以来、オーブリーのことが頭から離れなくなってしまったのです。しかし、デイヴはオーブリーに連絡先すら聞けていませんでした。友人たちに協力してもらって調べると、オーブリーはデイヴとは違う高校の2年生だということがわかり、家の電話番号を知ることができました。家に電話すると、オーブリーは両親から絨毯にあるワインのしみについて怒られているところでした。電話で話しているとオーブリーが今夜は彼氏と映画館に行くと言っていました。デイヴはすぐに友人たちに映画館に行こうと誘い、行くことにしました。映画館に着くと、そこには偶然ジェーンとジェーンの友達もいました。オーブリーとオーブリー彼氏ロニーも現れ、挨拶を交わし、みんなで同じ映画を観ることにしました。映画の途中、オーブリーが外に出て行ったので、デイヴも追いかけました。そこでオーブリーは、家の電話だったから両親がそばにいて、ついそっけない対応になってしまったと謝ってきました。そしてついに、デイヴはオーブリーの携帯番号を教えてもらうことができました。デイヴは映画の後、ジェーンの友達の家でホームパーティーをやるからとオーブリーを誘いました。
オーブリーと彼氏のロニーもジェーンの友達のホームパーティーに来ました。そこでジェーンとオーブリーはたまたま二人きりになりました。デイヴのことについてオーブリーが聞くと、ジェーンはデイヴのことを、すごくいい人だし恋愛の相談にも何度も乗ってくれたと褒めていました。オーブリーは、デイヴはあなたのことが好きなのよと言おうかと思いましたが、言えませんでした。一方、ロニーはデイヴとデイヴの友人たちと話していました。そこで、ロニーはデイヴに今夜オーブリーとSEXしようと思っているということを言いました。そのことを聞いたデイヴは、オーブリーを見つけて、ロニーとやらないでほしい、初めてをあんな男に捧げてはだめだと言います。オーブリーはむきになって、別に大事にとっておいたわけでもないし、あなたには関係のないことだと言ってしまいます。そこにロニーが現れ、一連の会話を聞いていたロニーはデイヴと殴り合いの喧嘩になってしまいます。友人たちが止めに入ってくれたので、オーブリーはロニーを連れて帰ります。その後、ベッドで休んでいたデイヴのところにジェーンが来て、同じベッドに入りデイヴを誘って来ました。しかしデイヴはオーブリーが心配で帰ることにしました。するとオーブリーからメールがきて、迎えに来て、と書かれていました。二人は一緒にドライブをし、その時にオーブリーはロニーと別れたと言いました。デイヴは自分を信じてほしいとオーブリーにキスし、二人は両想いになることができました。
次の日、オーブリーの両親が夜に家を空けるということがわかり、デイヴに連絡しました。デイヴはその連絡を受け、オーブリーは特にその気がなく連絡しただけなのか、それともその気なのかわからず、コンドームを持っていくべきかどうか悩みます。その夜、二人は初めてのSEXをすることになりましたが、うまくいきませんでした。お互い気まずい雰囲気となり、中断します。そこで二人は喧嘩になり、お互いのせいにして、すべてが間違いだったし会うのもやめようと言ってデイヴは帰ってしまいます。次の日、オーブリーはデイヴから連絡がくるのではないかと携帯を見ながら待っていました。一方でデイヴは友人たちに、この失敗について相談していました。そこで友人に、初めてだから慌ててしまったのではないか、ここはデイヴが男になってまた挑戦するべきなのではないかと言われ励まされます。翌朝の学校に行く前、オーブリーはデイヴから連絡がこなかったことに落ち込み、両親に言います。せっかくすごく好きな人ができたのに、混乱して突き放してしまった、と。両親はオーブリーを励まし、学校へと送り出します。ところが外へ出るとデイヴが待っていました。車の中で二人は話し合います。オーブリーはSEXで喜びを分かち合えるようになりたいということをデイヴに話し、デイヴも喜んでそれに賛成するのでした。オーブリーを学校におろし、デイヴは挨拶をして帰ろうとしますが、学校に行こうとしたオーブリーは一転し、またデイヴのところに戻ってきました。そして堂々と公衆の面前でデイヴにキスをするのでした。
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