THE LAST NARUTO THE MOVIE(ザ・ラスト ナルト・ザ・ムービー)の紹介:2014年日本映画。第四次忍界大戦終結から2年後、忍界大戦の活躍で英雄となっていたナルトは、町の人気者になっていましたが、そんなナルトを慕うヒナタはナルトのために編んだマフラーを渡せないでいました。そんな時、月が地球に異常接近し地球が滅亡の危機に瀕しますが、それは謎の男トネリが仕組んだことでした。さらにトネリは、ヒナタの妹ハナビを誘拐し、ナルト達はトネリの後を追跡しますが、トネリの本当の狙いはヒナタでした。ナルトは、追跡中にトネリの罠にかかって過去の幻想の中に囚われたとき、ヒナタの自分を想う気持ちを知ることになりました。
監督:小林常夫 声優:うずまきナルト(竹内順子)、春野サクラ(中村千絵)、奈良シカマル(森久保祥太郎)、サイ(日野 聡)、日向ヒナタ(水樹奈々)、はたけカカシ(井上和彦)、うちはサスケ(杉山紀彰)
映画「THE LAST NARUTO THE MOVIE」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「THE LAST NARUTO THE MOVIE」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
THE LAST NARUTO THE MOVIE(ザ・ラスト ナルト・ザ・ムービー)の予告編 動画
映画「THE LAST NARUTO THE MOVIE」解説
この解説記事には映画「THE LAST NARUTO THE MOVIE」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
THE LAST NARUTO THE MOVIE(ザ・ラスト ナルト・ザ・ムービー)のネタバレあらすじ:起
第四次忍界大戦終結から2年後、忍界大戦の活躍で英雄となっていたナルトは、町の人気者になっていました。その頃、カカシら里の長達は、月が地球に異常接近し、地球が滅亡の危機に瀕していることを憂いていました。
ナルトを想うヒナタは、ナルトに贈るためマフラーを編みましたが、ヒナタが後輩の女の子と仲良くする姿を見て、マフラーを渡せずにいました。一人夜の公園にたたずむヒナタにトネリと名乗る謎の男が声をかけてきました。
トネリとその仲間はヒナタを誘拐しますが、ヒナタを心配して追ってきたナルトがトネリ達からヒナタを奪回しました。トネリは、最後の日が来る前にヒナタを迎えに来ると言って姿を消し、直後に木の葉隠れの里の近くに隕石が落下しました。
次の日、カカシはナルト達にハナビ奪還の命じましたが、同時にカカシは、シカマルにある時計を渡しました。その時計は、地球が滅亡するまでの時間を示しており、カカシの勘が「ハナビを誘拐したトネリは月が異常接近している件に関わっている」と告げたためでした。
THE LAST NARUTO THE MOVIE(ザ・ラスト ナルト・ザ・ムービー)のネタバレあらすじ:承
ハナビを追っていたナルト達は、ハナビを誘拐した一味の痕跡が緑に輝く泉の中に続いているのを見つけました。ナルトが泉に飛び込んだところ、子供のころからの思い出が突如蘇りました。そしてナルトは、思い出を見ているうちに、偶然ヒナタの思い出にも触れ、ヒナタが子供のころから自分のことを慕っていたことを知りました。
ナルトはサクラによって起こされましたが、思い出を見せられたのは、トネリ達が仕掛けた罠でした。そして、先に進んでいくうちにまた泉があり、ナルト達が飛び込む中、最後に残ったヒナタに突如現れたトネリが結婚を申し込んできました。そこにナルトが戻ってきてトネリを倒しましたが、このトネリは傀儡で、次に会うまでに返事をくれとヒナタに言うと崩れてしまいました。
さらに先に進むと、そこには太陽と海と陸地が広がった地上のような風景を広がっていました。陸地に廃墟になった町を見つけたナルト達は、そこを調査するうちに亡霊と出会いますが、その亡霊はヒナタに何かを伝えると、一連の騒動は六道仙人・大筒木ハゴロモの源流たる大筒木一族が関わっている事を示唆して消滅しました。それからヒナタの様子がおかしくなりますが、ナルトはその原因を聞けずにいました。
ある夜、一人でマフラーを編むヒナタにナルトが声をかけ励まし、さらに、ナルトはヒナタが好きであることを告白しました。その時、トネリがヒナタを迎えに現れますが、ヒナタはそれを拒むことなくトネリの元に行きました。ナルトはトネリを追いますが、トネリはヒナタと結婚すると言うとナルトを攻撃し、ナルトは気を失ってしまいました。
THE LAST NARUTO THE MOVIE(ザ・ラスト ナルト・ザ・ムービー)のネタバレあらすじ:転
トネリが住む城で目が覚めたヒナタは、トネリからその目的を明かされました。トネリは、六道仙人の弟である大筒木ハムラの末裔で、六道仙人の末裔である忍達がチャクラを兵器として利用して戦いに明け暮れることを危惧し、今の地球を滅ぼして地球を再生させる計画を立て、それに協力させるために大筒木一族に近い血筋のヒナタが花嫁として選ばれたのでした。
しかし、ヒナタは廃墟で出会った亡霊から、ハムラの一族の分家が暴走して今回の事を計画しただけでハムラは今の地球の滅亡を望んでいないことを知らされており、ヒナタは、トネリの力の源である転生眼を見つけるために、あえてトネリの誘いに乗ったのでした。
そのころ、目が覚めたナルトはヒナタが、告白した自分ではなくトネリを選んだことにショックを受けていましたが、ヒナタがナルトに好意を持っていることを知っているサクラは「本気で好きになった心は簡単には変わらない」とナルトを励ましました。
一方、ヒナタは転生眼を見つけましたが、破壊する前にトネリに見つかってしまい、裏切ったことに激怒したトネリに傀儡の術をかけられてしまいました。ナルトは、サクラ達に励まされたことで自信を取り戻し、ヒナタを奪還するためにトネリの城に向かいました。
そのころトネリの城では、トネリとヒナタの結婚式が行われていましたが、ナルト達が会場に乗り込むと、トネリはヒナタを連れて奥に逃げました。それを追いかけたナルトは2人に追いつきましたが、トネリに操られたヒナタがナルトに襲い掛かりました。ナルトはトネリがかけた傀儡の術を解いてヒナタを解放すると、ヒナタと共に転生眼の破壊に向かいました。
THE LAST NARUTO THE MOVIE(ザ・ラスト ナルト・ザ・ムービー)の結末
転生眼の前に来たヒナタは、チャクラを送り込んで破壊しようとしましたが、転生眼を破壊することができませんでした。そこでナルトは、自分とヒナタのチャクラを合わせて送り込むことで転生眼の破壊に成功しました。転生眼が破壊されたことで月の異常接近が止まり、地球滅亡の危機は、一旦は回避されましたが、次の瞬間再び月が動き出し、トネリが襲い掛かってきました。
ナルトは、六道仙人モードになって応戦しますが、トネリにヒナタを奪われてしまいました。ナルトは、ヒナタを奪い返そうとしますが、トネリはナルトと互角に戦いました。そしてトネリは、ナルトごと月を分断しますが、ナルトは復活すると、すべての力を左手に集中してトネリにぶつけ、トネリの撃破に成功しました。
しかし、倒れたトネリに破壊された転生眼が集まり、新たな力をトネリに与えました。ナルトはトネリにチャクラを吸収され動けなくなりますが、ヒナタがナルトにチャクラを分け与え立ち上がりました。その姿を見て激怒したトネリはさらにチャクラを吸収しようとしますが、そこで術が暴走し、太陽エネルギーまで吸い取り始め、チャクラの容量限界を超えてしまいます。
トネリは、自分の術の暴走で自滅しかけますが、ナルトがその寸前でトネリを救い出しました。トネリが力を失ったことで月の異常接近は止まり、地球滅亡の危機は去りました。
気が付いたトネリは、ヒナタからハムラ一族の真実を知らされると、「月は永遠に地球に接近しない」と言い残して姿を消しました。ナルトはヒナタを抱き上げて地球に戻ると、ヒナタにキスをし、その後2人は結婚しました。
以上、映画「THE LAST -NARUTO THE MOVIE-(ザ・ラスト ナルト・ザ・ムービー)」のあらすじと結末でした。
大迫力のバトルアクションと、ラブロマンス映画の二つの味が楽しめる、二度美味しい映画でした!終始ヒナタが大活躍するので、特に彼女のファンは必見です!ヒナタの婚礼衣装が可愛かったです。
サクラやサイ、シカマルなど、お馴染みの仲間達も活躍します。特にサクラは同じ女性として、ヒナタやナルトの背中を押すような役割があって、素敵でした。サイくんの天然な発言はこの映画でも発揮されていて、面白かったです。
エンディングのナルトとヒナタの結婚式の様子は、原作ファンとしても感慨深いものがありました!女性陣のドレスアップ姿が可愛かったです。