フィラデルフィア物語の紹介:1940年アメリカ映画。ブロードウェイの舞台劇の映画化作品で、フィラデルフィアの上流階級の令嬢を巡って恋人と前の夫との恋の駆け引きを描いています。
監督:ジョージ・キューカー 出演者:キャサリン・ヘプバーン(トレイシー・ロード)、ケーリー・グラント(デクスター・ヘイヴン)、ジョン・ハワード(ジョージ・キットリッジ)、ジェームズ・スチュワート(マコーレイ・コナー)、ルース・ハッセイ(エリザベス・イムブリー)ほか
映画「フィラデルフィア物語」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フィラデルフィア物語」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「フィラデルフィア物語」解説
この解説記事には映画「フィラデルフィア物語」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
フィラデルフィア物語のネタバレあらすじ:起
石油で財を成したフィアデルフィアの大富豪ロード家。長女のトレイシー(キャサリン・ヘプバーン)は、同じく上流階級のデクスター・ヘイヴン(ケーリー・グラント)結婚していましたが、性格の不一致から2年前に離婚していました。しかし、デクスターは離婚後も彼女に未練を残していました。トレイシーは貧困から這い上がって石油会社の重役まで上り詰めた紳士のジョージ・キットリッジ(ジョン・ハワード)と再婚することになります。
フィラデルフィア物語のネタバレあらすじ:承
大衆雑誌「スパイ」の記者となり、南米へ出張していたデクスターは、トレイシーの再婚話を聞くや彼女の愛を取り戻そうと急遽帰国、再婚を阻止しようと考えます。デクスターは、作家で「スパイ」の同僚記者マコーレイ・コナー(ジェームズ・スチュワート)とその恋人でカメラマンのエリザベス・イムブリー(ルース・ハッセイ)をトレイシーの弟の親友だと偽って連れて来ます。しかし、大のマスコミ嫌いであるトレイシーは取材には応じず、彼らを追い出そうとします。コナーもまた金のために嫌々記者をやっているのであって、別にフィラデルフィアの良家の結婚式など興味はなかったのです。
フィラデルフィア物語のネタバレあらすじ:転
デクスターを未だに許せないでいるトレイシーは、彼のお節介に腹を立てましたが、デクスターは取材を断るとトレイシーの父の愛人のことを暴露すると脅してきたので、トレイシーはやむ無く彼らを招待客として泊めることにします。しかし、結婚式前夜のパーティーで、トレイシーとコナーはシャムパンを飲みすぎ、酔った勢いでキスをしてしまい、そのままプールへ泳ぎに行きます。
フィラデルフィア物語の結末
すっかり酔い潰れてしまったトレイシーをコナーが抱きかかえて戻ってきましたが、この様子を偶然にもデクスターとキットリッジに目撃されてしまいます。デクスターには二人のやり取りは誤解だと分かりましたが、キットリッジは取り合わず、結婚直前になって婚約を破棄してしまいます。コナーはトレイシーにプロポーズしますか彼女は断り、続いてデクスターはトレイシーに復縁を求め、彼を認めたトレイシーは受け入れます。そしてトレイシーとデクスターは、二度目の結婚式を挙げました。
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