富夫の紹介：2011年日本映画。首と胴体を切断された富夫は自分の頭を押さえていないと死んでしまうという運命になり、頭を押さえたまま病院を訪れました。そして富夫がこうなった経緯が次第に明らかにされていくというな話です。『富江』の作者が監督をつとめた作品ですが内容は『富江』とは全く関係ありません。
監督：伊藤潤二 出演者：古川雄輝（富夫）、木口亜矢（女占い師）、小祝麻里亜（まどか）、税所伊久磨、池田佳史ほか
映画「富夫」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「富夫」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「富夫」解説
この解説記事には映画「富夫」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
富夫のネタバレあらすじ：起
顔を両手で押さえた男が街をふらついて歩いています。店で病院を訪ねます。この男は富夫といってやがて病院にたどり着きます。医者に診てもらうと手をどけろといいますが富夫は『手をどけると首が切断されているので落ちてしまう』と言いました。医師もナースも困り果て、遂には富夫に『狂言だ』と言い放ちます。痛みに耐えかねている富夫は過去を思い出します。
富夫のネタバレあらすじ：承
富夫はまどかという彼女がいました。富夫のアパートでまどかと食事をしていると卒業したら結婚しようと富夫が言いました。まどかはよろしくお願いしますと言って了解しました。後日二人は女占い師の元へ行きます。すると占い師は富夫が他の女性と一緒になると言いだし、まどかは落ち込みました。富夫とまどかは絆を確認し合いましたが、富夫は女占い師のことが気になっていました。そして後日富夫は一人で女占い師を訪ねました。
富夫のネタバレあらすじ：転
女占い師は富夫を早速ベッドに誘います。そして富夫の首が欲しいと言い出し、富夫もあげるよと言ってしまいました。そして女占い師は富夫の首をワイヤーで絞めました。途中で富夫が振りほどきましたが、首に着いたワイヤーの跡が残っています。女占い師は富夫に跡が消えるまで家にいなさいと言われ、富夫は居座りました。一方まどかは帰らない富夫を探しますが携帯も繋がりません。そこで女占い師を訪ねました。ベッドにいた富夫は慌てて暗い部屋に隠れました。そこには男たちの首が沢山並んでいました。怖くなった富夫は女占い師の家から逃げ出しますがその時女占い師が変な呪文を唱え始めました。逃げている途中で呪文によって首が切断されました。
富夫の結末
病院を出た富夫はまどかの部屋に行きますが別の人が入居していました。そして自分の部屋に戻るとまどかがいました。頭を押さえた富夫に1週間の事を追及するまどかですが、血まみれの首を見て救急車を呼びました、救急隊員が来ましたが良く見ると女占い師でした。そして女占い師が呪文を唱え始めると二人は全身鏡の裏に隠れました。鏡のせいで自分に呪いがかかった女占い師は首が取れて倒れました。富夫の首が繋がりすべて解決したと思ったその時玄関を叩く音がしました。開けるとそこには病院の医師とナースら3人が顔に手を当て立っています。そして富夫の首が切れ始めました。次にまどかの首も切れ始めたのです。女占い師の呪いは続いていました。
この映画の感想を投稿する