トランスフォーマー ザ・ムービーの紹介:1985年アメリカ,日本映画。2017年に実写版最新作「最後の騎士王」公開を控える「トランスフォーマー」シリーズの初の映画作品(アニメーション)で、テレビ版第1作「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」と第2作「トランスフォーマー2010」の間に起こった出来事を描きます。銀河の彼方に住む、あらゆる機械や乗り物などに擬態する能力を持つ金属生命体トランスフォーマーが、正義の軍団サイバトロンと悪の軍団デストロンに分れて大戦を繰り広げる最中、銀河の災いである超巨大トランスフォーマー・ユニクロンが参戦し、戦いはさらに混迷を深めていきます。
監督:ネルソン・シン 声の出演:石丸博也(ホットロディマス/ロディマスコンボイ)、玄田哲章(コンボイ)、加藤精三(メガトロン/ガルバトロン)、鈴置洋孝(スタースクリーム)、鈴木瑞穂(ユニクロン)ほか
映画「トランスフォーマー ザ・ムービー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「トランスフォーマー ザ・ムービー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「トランスフォーマー ザ・ムービー」解説
この解説記事には映画「トランスフォーマー ザ・ムービー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
トランスフォーマー ザ・ムービーのネタバレあらすじ:起
遥か彼方の銀河系。100万年の長きに渡り、正義と自由を愛するサイバトロン(オートボット)軍、破壊と圧政を尊ぶデストロン(ディセプティコン)軍とに分れて戦争を繰り広げてきた金属生命体トランスフォーマー。地球の西暦2005年、彼らの母星セイバートロン星はデストロンの占領下にあり、サイバトロン軍は地球などを拠点として故郷奪還のチャンスを伺っていました。
トランスフォーマー ザ・ムービーのネタバレあらすじ:承
サイバトロンの第2の故郷とも言える地球。サイバトロンの若き騎士ホットロディマスは、親友である地球人ダニエルと共に趣味の釣りに出かけていました。そんな中、破壊大帝メガトロン率いるデストロン軍がサイバトロン基地に奇襲をかけてきました。双方多数の死傷者を出す凄惨な戦いの最中、コンボイこと総司令官オプティマス・プライム率いるサイバトロンの援軍が到着、積年の宿敵であるコンボイとメガトロンは決着をつけるべく一騎打ちに臨み、コンボイはメガトロンに瀕死の重傷を負わせるも自らも致命傷を負ってしまいます。コンボイは側近のウルトラマグナスに歴代サイバトロン総司令官に受け継がれてきた銀河の叡智の結晶「マトリクス」を託すと息を引き取ります。一方、かねてからデストロンのリーダーの座を狙っていた野心家の航空参謀スタースクリームは、宇宙空間に満身創痍のメガトロンや負傷兵多数を放り投げ、セイバートロン星に向かいます。
トランスフォーマー ザ・ムービーのネタバレあらすじ:転
宇宙空間を漂っていたメガトロンは、銀河の彼方から現れた超巨大トランスフォーマー・ユニクロンに命を救われ、ガルバトロンとして復活を遂げます。ガルバトロンは同じくユニクロンの手で再生された部下を引き連れてセイバートロン星に向かいます。セイバートロン星では、新たに破壊大帝に即位したスタースクリームの戴冠式が行われていました。ガルバトロンはスタースクリームを殺し、改めて破壊大帝に復帰すると、ユニクロンに命じられていたマトリクス破壊を全軍に命じます。一方、サイバトロンの生き残りは、生存者ウィリーや銀河のジャンク屋ジャンキオン軍団のリーダー・レックガーを仲間に加えてセイバートロン星を目指します。
トランスフォーマー ザ・ムービーの結末
ウルトラマグナスからマトリクスを奪い取ったガルバトロンは元からユニクロンに従う気はなく、激怒したユニクロンはセイバートロン星を破壊しようとします。セイバートロンに到着したホットロディマスらサイバトロン軍はユニクロンの体内に潜入すると捕らえられていた情報員バンブルやダニエルの父スパイクら仲間の救出に成功。ホットロディマスは単身ガルバトロンに戦いを挑むも実力差に圧倒されます。その時、ホットロディマスがふと触れたマトリクスが反応。ウルトラマグナスやガルバトロンでさえも受け入れらなっかマトリクスはホットロディマスを新たな持ち主、すなわちサイバトロンの新たなリーダーに選んだのです。ホットロディマスはマトリクスと融合しロディマスコンボイに変身、ガルバトロンを銀河の彼方へ放り投げると、マトリクスの力を開放させ、遂にユニクロンを倒すことに成功するのです。新たに総司令官に就任したロディマスコンボイはセイバートロン星の奪還を宣言したのです。
トランスフォーマーG1シリーズの作品とは思えない気合の入れ方です・・・!悪い意味ではなくて!お金を余らせるくらいの予算で、ユニクロンの変形シーンは30年ほど前の作品とは思えない作画レベルです。G1シリーズのアニメの図らずもコミカルになっていたアニメとは違い最後までシリアスというか、コンボイ司令官の死、メガトロンの変貌など・・・最後までハラハラして見入ってしまいます。アニメで見知ったたくさんのキャラクターも宇宙に消えてしまったり・・・トランスフォーマーシリーズを履修するならばぜひ見て欲しいです!