ヴィデオドロームの紹介:1982年カナダ映画。過激な映像を求め続けるマックスは、自身の運営する放送局にぴったりのある映像を発見する。それを見つけたのはマックスの友人のエンジニア。彼はある所から発信された電波を受信、その映像「ヴィデオドローム」を見つけた。しかしその「ヴィデオドローム」を追い求めるうちマックスは不思議な現象に悩まされることになる。「マレフィセント」など多くのハリウッド映画で特殊メイクを担当したリック・ベイカーがメイクを務める。現在ではカルト映画としてマニアを中心に人気を集めている。
監督:デヴィッド・クローネンバーグ 出演:マックス・レン(ジェームズ・ウッズ) ニッキー・ブランド(デボラ・ハリー) ビアンカ・オブリビアン(ソーニャ・スミッツ) ハーレン(ピーター・ドゥヴォルスキー) コンベックス(レスリー・カールソン) オブリビアン教授(ジャック・クレリー)
映画「ヴィデオドローム」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヴィデオドローム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ヴィデオドローム」解説
この解説記事には映画「ヴィデオドローム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヴィデオドロームのネタバレあらすじ:起
過激な映像が好みのマックス。東欧のゆったりしたポルノビデオでは満足はできなかった。そんな時、自身の運営する放送局にぴったりの過激な映像を友人のエンジニアが発見する。調べたところピッツバーグから受診したと思われるその映像は殺しにセックスにとまるで本物と見間違うような内容の映像だった。その映像は「ヴィデオドローム」とされ、一部の人間しか知らない。そんな危険な映像にある日恋人ニッキーが興味を示してしまった。
ヴィデオドロームのネタバレあらすじ:承
ニッキーがピッツバーグへ向かった。会社の同僚が教えてくれたのだが、もしやヴィデオドロームを探しに向かったのかとマックスは不安になる。そして自身もその内容に気が向いていたためニッキーを追う形になりながら単身ピッツバーグへ向かった。マックスが向かったのはある教授がいるとされる場所。社会復帰のためホームレスにテレビを見せるための施設にいるはずだった。教授の名はオブリビオン。しかしそこにいたのは教授の娘だった。そして衝撃的な事実を告げられる。
ヴィデオドロームのネタバレあらすじ:転
教授は既に死んでいた。そして彼の意思を娘のビアンカがビデオに託したというのだ。マックスはビアンカからいくつかのビデオを授かった。その頃マックスはおかしな幻覚を見るようになっていた。それは現実なのか幻覚なのかもうマックスには分からなかった。ある日マックスの元に一人の男性が現れる。その男性はマックスの幻覚のことを知っていた。そして治してくれるという。その代わり、マックスの見る幻覚を記録するのだという。しかしマックスの幻覚は簡単には治らなかった。
ヴィデオドロームの結末
中々治らない幻覚、そしてヴィデオドロームの謎は深まるばかり。そして友人エンジニアと幻覚を治すといっていた男の繋がり。男はマックスを操ろうとしていた。そしてマックスに会社の面々を殺すよう伝える。その時マックスの手には銃が握られていた。そしてみるみる自分の手と融合していく。その銃を使いマックスは殺人へと走ってしまう。しかし会社の人間を殺しただけでは止まらないマックスは、幻覚を治すと言った男をも殺すために動き出した。そして復讐を遂げたあと、マックスは誰もいない場所でテレビの中のニッキーに言われるがまま自分の頭に銃を突きつけ放つ。
この映画の感想を投稿する