となりの801ちゃんの紹介:2007年日本映画。腐女子とオタク男子との恋愛生活を描いたラブコメディー。普段は可愛らしい普通の女の子・801ちゃんですが、萌え対象のホモを見てしまうと、背中のチャックからみどりの生き物が飛び出してきます。801ちゃんとの笑える日常生活を描いた、オタク物語りです。
監督:寺内康太郎 出演:瀬戸康史(千部太郎)、広澤草(801ちゃん)、伊佐美紀(のぶこ)、野口かおる(かおり)、柳浩太郎、汐崎アイル、馬場徹、川久保雄基、川本綾、永井朋弥、ほか
映画「となりの801ちゃん」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「となりの801ちゃん」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
となりの801ちゃんの予告編 動画
映画「となりの801ちゃん」解説
この解説記事には映画「となりの801ちゃん」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
となりの801ちゃんのネタバレあらすじ:起
サラリーマンの千部太郎(瀬戸康史)は幹部候補のエリート採用として入社しましたが、ヘタレなので出世ルートから外れてしまったダメエリートです。そんな千部が二年付き合っている彼女・801[やおい]ちゃん(広澤草)は、正真正銘の腐女子です。世間に流されず、自分を貫き通す801は、アニメが大好きで、特に男性同士の恋愛「BL」を描いたものが大好物です。
801の背中にはチャックが付いており、萌える対象であるホモを見つけると、中身が飛び出しみどりの丸い生き物が現れます。二次元と三次元の区別がつかない801の暴走が、たびたび恐ろしくなる千部。
となりの801ちゃんのネタバレあらすじ:承
腐女子会では大好きなアニメの話しで友人たちと盛り上がる801。801が腐女子を隠さずに付き合える彼氏がいることを友人たちはうらやましがります。「彼と一緒にアニメを見られてうらやましい」と言われる801。オタクを隠すことに疲れた友人は、最近彼氏と別れたと言い、二次元の彼氏の方が楽だとまで言う友人たち。
話は電車の女子専用車両の話になりました。女子専用車両があるのであれば、男性専用車両があってもいいのではないかと話しあう801たち。妄想はどんどん膨らみ、チャック全開でみどりの生き物が飛び出し、興奮し始めます。
となりの801ちゃんのネタバレあらすじ:転
そんな801の萌えアイテムは、スーツです。しかし夏はクールビズでネクタイに上着を着ない千部の姿に、萌えません。801のため暑いのを我慢して、ネクタイと上着を着ると、上機嫌でデートに出掛ける801。
パペット人形に興奮したり、回転テーブルや尻に塗る薬に妄想が広がり興奮する801。そんな801の気持ちをもっとわかろうと、BL漫画を読む千部ですが、読めば読むほどもっと801の頭の中がわからなくなります。実家に帰った千部は、801から借りたBL漫画を持って帰って読んでいると、妹に見られてしまいます。妹に腐女子の説明をしようとしますが、うまく説明できない千部。一方、801にも妹がいて、801の影響で妹もBL好きになってしまいます。そのことを知ってショックを隠しきれない母親。
となりの801ちゃんの結末
そんなある日、千部は結婚指輪を801に渡しました。大喜びする801は興奮して、千部を殴ってしまいます。801にどうしてBLが好きなのか理由を尋ねると、「たまたま好きになったのがBL」と言われます。自分も腐女子を好きになったわけではなく、たまたま好きな人が腐女子だったと考える千部。
最近ではテレビなどで腐女子が取り上げられ、腐女子を隠さない女性が増えましたが、現実はそんなに甘くありません。801も必死で腐女子を隠し、日常生活を過ごしています。それでも気が付くと周りにはアニメが好きなオタクが増え、平和を感じる千部でした。
以上、映画「となりの801ちゃん」のあらすじと結末でした。
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