劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。の紹介:2013年日本映画。アニメ版が放送されて以降、泣けるアニメとして爆発的人気を誇った「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あの花)」がとうとう映画化。アニメで放送された総集編に加え、キャラクター達の一年後の姿を描いた書き下ろしシーンも。
監督:長井龍雪 原作:超平和バスターズ 声優:入野自由(宿海仁太/じんたん)、茅野愛衣(本間芽衣子/めんま)、戸松遥(安城鳴子/あなる)、櫻井孝宏(松雪集/ゆきあつ)、早見沙織(鶴見知利子/つるこ)、近藤孝行(久川鉄道/ぽっぽ)、ほか
映画「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
劇場版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の予告編 動画
映画「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」解説
この解説記事には映画「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
劇場版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」ネタバレあらすじ:起
外国の血が入り銀色の髪に碧色の目をした、めんま(本間芽衣子)は他の子供達から浮いていました。しかし、そんなめんまに手を差し述べたのが同じクラスのじんたん(宿海仁太)でした。じんたんを中心に、めんまは、じんたんと何かと張り合うゆきあつ(松雪集)、身体の小さいぽっぽ(久川鉄道)、大人びているあなる(安城鳴子)、クールなつるこ(鶴見知利子)と仲良くなりました。彼らは「超平和バスターズ」というグループを作り、自分達の秘密基地で楽しい日々を送っています。
劇場版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」ネタバレあらすじ:承
しかし、ある日めんまが足を滑らせ川に落ちて命を落としてしまったのです。その事をきっかけに超平和バスターズは解散します。5年後、じんたんは引きこもりになっていました。そんなじんたんの元に、なんと幽霊になっためんまが現れるのです。めんまは「みんなと願いを叶えて欲しい」と言いますが、自分自身その願いを忘れていました。しかし、めんまの姿はじんたんにしか見えません。じんたんはかつての仲間に会いに行きますが、ぽっぽ以外はじんたんの言葉を信じようとはしません。
劇場版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」ネタバレあらすじ:転
そして、あなるとゆきあつはそれぞれ、めんまが死んだのは自分のせいだと自分を責め続けていました。しかし、じんたんがめんまとゆきあつしか知らないはずの秘密をめんまに聞いた事で、他のメンバーもめんまがそこにいるのだと確信するようになります。めんまの日記を読んだメンバーは、めんまの願いがロケット花火を上げる事だと考え、全員で花火を作り打ち上げます。しかし、めんまが消える事はありませんでした。
劇場版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」結末
その時、めんまは自分の願いを思い出します。それは、かつて死んだじんたんの母親が言っていた「じんたんがもっと泣いたり笑ったりできるように」というものでした。そして、その願いは超平和バスターズのメンバーが再集合した事で既に叶っていたのです。そして、めんまの身体は少しずつ消えて行きます。かつての秘密基地へと向かった一行は、「隠れんぼだよ」というめんまの言葉通り薄れゆくめんまを探します。そして最後の時、全員の目にめんまがはっきりと見えたのでした。「めんま、みーつけた!」という仲間の言葉に、「見つかっちゃった」と笑っためんまは、そのまま成仏していきました。
以上、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のあらすじと結末でした。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」感想・レビュー
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あの花は、不朽の名作アニメだと思います。
今の若い人たちに、もう一度見てほしい作品でもあります。
一度は切れた仲間たちとの友情、めんまの死を自分のせいだと責め続けるじんたんとゆきあつの葛藤、何より泣けるのはラストシーンのめんまからの手紙と
かくれんぼという斬新かつ泣けるラストは必見だと思います。 -
初めてアニメ映画を観て泣いたのはこの作品が初めてでした。
皆それぞれめんまの死をきっかけに受けた傷や悩みを心に隠したまま成長し、一度はバラバラになったかつての仲間がぶつかり合いながらもお互いを認め、めんまの姿を最後に皆で見つけることができたあのシーンは何度見ても泣けるものがあります。
「あの花~」は、タイトルがラノベぽいから勘違いされやすいと思うんです。
でも絶対名作で、泣いちゃう事間違いなしです。
大人になりきれてないダサ主人公。その主人公の幼馴染たちは、それぞれやりたいこと見つけて、それが主人公には重荷になってて。だから逆に”めんま”ちゃんとコンタクトできたのかなって。