映画「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ないの紹介：2019年日本映画。TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の劇場版。「思春期症候群」と呼ばれる不可解な現象に巻き込まれてきた主人公の梓川咲太は、咲太の恩人であり初恋の相手でもある牧之原翔子から自分の運命を聞かされます。しかし、その運命は、咲太、翔子だけでなく咲太の恋人の桜島麻衣も巻き込んでしまいます。本作は、麻衣、翔子を助けるため、そして、幸せになる未来を獲得するため、咲太が運命に抗い悪戦苦闘する様を描いています。
監督：増井壮一 声優：梓川咲太（石川界人）、桜島麻衣（瀬戸麻沙美）、牧之原翔子（水瀬いのり）、双葉理央（種﨑敦美）、古賀朋絵（東山奈央）、梓川かえで（久保ユリカ）、ほか
この解説記事には映画「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
クリスマスも近づいたある日、初恋の相手である牧之原翔子が現れ、梓川咲太は、困惑します。なぜなら、咲太は、中学生の翔子は知っているのですが、現れた翔子は、大人だったからです。
つまり、翔子は、中学生の翔子と大人の翔子の2人がいることになりますが、大人の翔子は、未来から来た事がわかりました。さしあたり、行く当てがない大人の翔子は、咲太の家に居候することになります。
しかし、それを恋人である桜島麻衣に知られ、冷たくされてしまいますが、咲太がなんとか誤解を解いて、仲直りをすることができました。
実は、中学生の翔子は、重い心臓病を患っているのですが、大人の翔子によると、自分が延命できたのは、ドナーから心臓移植を受けたためで、そのドナーとなったのはなんと咲太なのです。
咲太は、クリスマスイブの夜に麻衣とのデートに行く途中に車に轢かれて死んでしまい、その時に咲太の心臓を翔子に移植したということで、大人の翔子は、咲太にそのことを告げて咲太の命を救うためにやってきたのでした。
麻衣も大人の翔子の話を聞きましたが、麻衣は、咲太に生きるように懇願し、咲太は、翔子を助けるか、麻衣の願いに応えて翔子を見捨てるか、のどちらかを選択しなければならなくなり、困惑します。
クリスマスイブ当日、麻衣とのデートの待ち合わせ場所に行く咲太でしたが、大人の翔子が咲太を事故現場に行かせないように手を打っていたことを知り、運命どおり事故にあって翔子を助ける事を決意します。
そして、咲太は、事故現場に向かいますが、車に轢かれる直前に麻衣が咲太を突き飛ばし、麻衣が代わりに轢かれて死んでしまいました。
麻衣の死にショックを受け、抜け殻のようになる咲太の前に大人の翔子が現れます。大人の翔子は、咲太の代わりに麻衣の心臓を移植されて延命できたとのことでした。大人の翔子は、麻衣を助けるために咲太を過去に送る手伝いをします。
クリスマスイブ当日に戻った咲太は、麻衣に出会います。麻衣は、咲太を守るため自分が身代わりになる気でしたが、咲太は、自分で解決すると必死に説得し、翻意させます。そして、事故の時間となり、車に轢かれそうになった咲太を未来から来た咲太が突き飛ばしたことで、咲太は生き残ることできました。
しかし、それにより翔子は、心臓ドナーがいなくなり死んでしまうことになります。咲太は、中学生の翔子にその事を話すと、中学生の翔子は全てを知っており、咲太に謝罪した後、危篤状態となります。咲太は、麻衣になんとか翔子を助けたいと言います。
その後、歴史が変わり、麻衣が出演した映画の影響で心臓ドナーが増えたという世界になりました。咲太は、海岸で元気そうに走り回っている少女に声をかけます、「牧之原翔子さん！」。一瞬戸惑った少女は、すぐに嬉しそうに答えました、「はい！」。
以上、映画「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」のあらすじと結末でした。
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