青鬼の紹介:2014年日本映画。人気フリーホラーゲーム「青鬼」の実写映画版。不気味な家に閉じ込められた高校生達。彼らは全身真っ青の化物に襲われ家中を逃げ惑うが、次々餌食になっていく。少年少女の恐怖と葛藤、そして勇気を描いたパニックホラー。
監督:小林大介 出演者:入山杏奈(堀川杏奈)、須賀健太(シュン)、聖也(ヒロシ)、陳内将(卓郎)、古畑星夏(美香)、尾関陸(タケシ)ほか
映画「青鬼」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「青鬼」のあらすじと結末をネタバレ解説。動画やキャスト紹介、レビューや感想も掲載。ストーリーのラストまで簡単解説します。
青鬼の予告編 動画
ネタバレ「青鬼」あらすじ・結末
この記事には映画「青鬼」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方はご注意ください。
目次
青鬼のネタバレあらすじ:閉じ込められた少年少女
舞台は現代日本。高校生の堀川杏奈は、気弱な転入生シュンが作ったパソコンゲームを河川敷でプレイしていました。閉じ込められた館から敵キャラクターの追跡を振り切って逃げるという脱出ゲームでしたが、杏奈はクリア出来ません。シュンはこのゲームに、プレイヤーが諦めず敵に立ち向かうと発動する変則プログラムを組み込んでいました。メンテナンスをすると言うシュンをその場に残し、杏奈は先に帰ります。入れ代わりにシュンの元へやって来たのは、シュンをいじめている卓郎という少年でした。反抗的な態度のシュンに、卓郎は苛立ち胸倉を掴み上げます。その後、2人は大きなダンボールを台車に乗せ、幽霊が出ると噂の洋館へやって来ました。卓郎の仲間の美香とタケシ、偶然居合わせた同級生のヒロシ、更に様子を窺っていた杏奈もこっそり館のドアを潜ります。すると突然ドアや窓が開かなくなり、6人は閉じ込められてしまいました。不吉なものを感じた杏奈はシュンを同行者に、家中に散らばった卓郎達を呼び戻そうと動き出します。
青鬼のネタバレあらすじ:正体不明の「何か」
その頃、卓郎は地下にダンボールを運び、美香は見張りをしていました。ふと物音に気づいた美香が窓を覗き込むと、向こう側に巨大な目が出現します。驚いて逃げた美香はヒロシに出くわし、この家には何かがいると訴えます。2人が物音のする部屋に入ると、恐慌状態のタケシがクローゼットの中でガタガタと震えていました。恐怖で動けないタケシを置いて部屋の外に出ると、ちょうど杏奈とシュンもやって来ます。タケシはずっと怯えていましたが、ふいに聞こえた卓郎の声に安堵してクローゼットを開けます。すると突然青い腕に顔面を掴まれました。悲鳴を聞いたヒロシ達が部屋に戻ると、タケシは何か凄まじい力によって肉塊にされていました。この異常事態にも美香は何かを隠しており、詰問されると部屋を飛び出してしまいます。すぐにヒロシが追いかけますが、シュンは動こうとしません。彼は杏奈に、この状況は「僕が作ってたゲームと一緒」だと言い出します。
青鬼のネタバレあらすじ:脱出ゲーム
杏奈はシュンの指示のもと、脱出するための手順を踏んでいきます。この家にはシュンが作った脱出ゲームと全く同じ仕掛けが施されていました。一方、美香は卓郎にタケシの死を伝えますが信じて貰えず、鍵を奪って玄関へと走ります。しかし鍵を使ってもドアは開きません。そこへ巨大な顔を持つ全身真っ青の化物「青鬼」が現れ、美香は殺害されてしまいます。隠し部屋に到達した杏奈達。するとドアの外から「シュンくん開けて」と美香の声がします。応じようとするシュンを制止する杏奈。次第にドアを叩く音が激しくなり、声が変わっていきます。そして青鬼がドアを破壊し2人に襲いかかりました。何とかその場を逃げきったシュンは、何故青鬼の声真似に気づいたのか杏奈に問います。杏奈には弟がいました。しかし弟は半年前にいじめを苦に自殺しており、その弟とシュンは似ているのだと言います。霊感のようなものがある杏奈には、今も弟の声が聞こえていました。やがてヒロシも合流し、3人は脱出のために力を合わせます。
青鬼のネタバレあらすじ:衝撃の事実
地下へ進んだ3人でしたが、先頭を歩いていたヒロシが卓郎に殴られ昏倒します。全く悪びれない卓郎に、「あなたが殺したの?」と問う杏奈。杏奈の弟を死に追いやったのは卓郎達だったのです。地下には大きなダンボールがまだ置いてあり、中にはシュンの遺体が入っていました。シュンは既に河川敷で卓郎に殺害されていたのです。霊感のある杏奈にしか見えていなかったシュン。自らの死を自覚した彼は杏奈の前から消えていきます。卓郎は杏奈も手にかけようとしますが、そこへ青い影が突っ込んで来ました。青鬼です。杏奈の目の前で巨大な口に飲み込まれる卓郎。杏奈はヒロシを助け起こし、襲われている卓郎の横をすり抜け逃げ出します。しかし満足に走れないヒロシは杏奈だけを逃がし、自分は青鬼の餌食に。逃げ惑う杏奈は突き当たりの部屋に飛び込んでしまい絶体絶命。「どうすればいいか思い出せない」と震える杏奈の脳裏に、諦めず敵に立ち向かえば突破出来るとアドバイスしたシュンの声が蘇ります。杏奈は勇気を出して自らドアを開けます。白い光が杏奈を包み、差し出されたシュンの手を握ります。
青鬼のネタバレあらすじ:ゲームは終わらない
気がつくと、杏奈はシュンと一緒に河川敷でゲームをプレイしていました。あの凄惨な出来事は杏奈の夢だったのか、時間が巻き戻ったのか。判然としませんが、少なくとも目の前のシュンは生きていました。杏奈がシュンの手を握り締めると、パソコン画面には「CLEAR」の文字が。しかしそれはかき消され、「NEXT STAGE」と更なる恐怖を暗示するような文字が浮かび、この映画は終わりを告げます。
以上、映画青鬼のあらすじと結末でした。
こういった小説が好きな人が見ると面白いと思うが青鬼がゲーム内に出てくるまんまなのもありCG感が凄く感じた。
知っているキャストが多かったので見たが面白さはさほど感じずグロさが一番の印象。
もう少し濃ゆい内容でも良かったのではとも感じた作品だった。