薔薇色のブー子の紹介:2014年日本映画。幼い頃から文句と愚痴ばかり言う幸子は、ブー子というあだ名がつけられていました。そんなブー子はメールで知り合ったスパロウとのデートのため、朝から奮闘しますが、悪い事ばかり起こりはじめます…というコメディ映画です。
監督:福田雄一 出演者:指原莉乃(幸子/ブー子)、ユースケ・サンタマリア(滝沢幹男)、 三浦理恵子(幸子の母)、ムロツヨシ(バスジャック、ビル立てこもりの男)、田口トモロヲ(すずめ田組若頭)、鈴木福(捨て子の男の子)、中村ゆり(男の子の母親)ほか
映画「薔薇色のブー子」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「薔薇色のブー子」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
薔薇色のブー子の予告編 動画
映画「薔薇色のブー子」解説
この解説記事には映画「薔薇色のブー子」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
薔薇色のブー子のネタバレあらすじ:起
幸子(指原莉乃)は母(三浦理恵子)と、母の再婚相手の父の滝沢幹男(ユースケ・サンタマリア)と3人で暮らす女子大生です。父の事はいまだに滝沢さんと呼んでいます。幸子は幼い頃から、文句や愚痴ばかり言い、付けられたあだ名はブー子でした。夢見た大学生活も彼氏も友達も出来ない毎日が続き、遂には登校拒否になり、家で少女漫画ばかり読むオタク生活を続けていました。
そんな幸子には漫画サイトで知り合ったメル友のスパロウとのやり取りが生きがいになっていました。そして顔さえ知らないスパロウとデートの約束をしました。約束の時間は夜10時でした。ことによっては一夜を共にすることもあり得ることから、幸子は夜10時に自分が最高の状態になれるよう、当日の計画を綿密に立て、朝5時を迎えました。
まずジョギングです。しかし公園で早朝ドッキリのテレビ撮影に引っ掛かり、落とし穴に落ちました。謝礼で3万円もらって喜んだものの、ベンチに座ると瞬間接着剤が漏れていてジャージのスボンが引っ付いてしまい、新聞を巻いて帰りました。そして町へ向かった幸子は、隕石が落ちて来ると言う占い師に嘘をいうなと叱りました。
薔薇色のブー子のネタバレあらすじ:承
幸子は服を買うためデパートに入りますが、10億人目のお客様に当たり、セレモニーを受けて持ち帰れないほどの景品をもらいました。宅急便で送ろうとコンビニに寄ると、父の幹男が働いていました。知らぬ間に会社をクビになりバイトしているのでした。
今度こそとデパートに入ると、10億500人目のお客様に当たり、再びセレモニーになって逃げ出し、変装のためにマスクをかぶると、子供のヒーローもののショーに出されました。やっと抜け出して公園を走っていると、再びドッキリの落とし穴に落ちました。とりあえず昼食にとラーメン店に入ると、そこは怖い兄さんがインスタントラーメンを作っていました。我慢して全部食べ、美容院に行ってお任せと言うとアフロヘアーにされました。
行きつけの美容院でやり直してもらおうと行くと、移転していて、移転先に向かっている最中に下痢になり、トイレを借りた家では水がつまり、あふれ出ました。クラシアンを呼ぶと、やってきたのは父の幹男でした。バスに乗るとバスジャックにあい、銃がおもちゃだったことから、もみ合いになり服はボロボロになりました。
薔薇色のブー子のネタバレあらすじ:転
服を買う金もないと困っていると、スーツを着た中年男がデートしてくれたら金をやると言って、一緒にボートに乗ると、自殺志願者で湖に一緒に沈みました。どうにか岸にたどり着いた幸子は、セレブ女の車にはねられ300万円もらいました。再びデパートに入ると10億5000人目に当たり、セレモニーを逃げ出し、どうにか服を揃え、髪の毛も決まりました。
その時、ビルの2階で女の子を人質にした男が立てこもっていました。その男はバスジャックの男でした。銃がおもちゃだったので一人で乗り込んで女の子を助けました。これを見た、すずめ田組の組員が、うちの組の組長になってくれと頼み受け入れると、セーラー服を着せられ機関銃を持たされました。
その夜、時間をやりくりして、対立する、わしお組との抗争に出向きました。幸子以外はあっさりやられました。幸子が殺されそうになると一人の組員が飛び出しました。それは幹男でした。ヤクザのバイトもしていました。そこにラーメン屋の兄さんがやってきました。すずめ田組の若頭でした。兄さんのおかげで助かった幸子はタクシーに乗りました。
薔薇色のブー子の結末
タクシーの運転手は幹男でした。掛け持ちバイトもこれが最後だと言っていました。やがて待ち合わせ場所に着いたのが夜9時40分でした。隣に子供がいました。子供らしくないバッグを持っているため中を見ると、母親からの手紙があり、それは捨て子でした。幸子はスパロウに、待ち合わせ時間に遅れるとメールを送り、男の子の母親を探しました。男の子の話から両親の墓に行っていると察知し、向かうと母親がいました。しかし母親は夫の借金のため、借金のカタに外国へ売られるところでした。借用書を持った怖い男二人が立っているところに隕石が落ちました。借用書がなくなったことで親子は、抱き合い喜びました。そして夫はあのラーメン屋の兄さんでした。
幸子はスパロウとの待ち合わせ場所に行きました。公園を走っていると、またまたドッキリの落とし穴に落ちました。そんなことは気にせず待ち合わせ場所に着くと、スパロウはいませんでした。がっくりしているところへ幹男がやって来ました。そして幹男は幸子にスパロウは僕だと言いました。
大学へ行かなくなった幸子を何とかしてやりたいと思ってスパロウに扮し、メールのやり取りをしたと言いました。怒る幸子に幹男は、今日一日でこんないい事をしたじゃないかと励ましました。幸子は幹男を初めてお父さんと呼びました。その後、幸子は大学に復帰し、彼氏も友達も出来ました。
以上、映画「薔薇色のブー子」のあらすじと結末でした。
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