踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!の紹介:2010年日本映画。フジテレビで長年とても人気のあったシリーズの劇場版第3作目。スピンオフ作品から5 年もの月日が経過した後の作品で、大きな変化は、いかりや長介演じる和久平八郎が、いかりや長介が実際に亡くなったため病死した設定されていることです。和久平八郎はこのシリーズでは大きな存在だったため、和久が言うべきセリフを大事にしながら、主人公の青島に言わせているところが印象深い作品です。また、その寂しさを埋めるように和久平八郎の甥である和久伸次郎を新人刑事として登場させています。
監督:本広克行 出演:織田裕二(青島俊作)、深津えり(恩田すみれ)、ユースケサンタマリア(真下正義)、伊藤淳史(和久伸次郎)、内田有紀(篠原夏実)、小泉幸太郎( 小池茂)、小栗旬(鳥飼誠一)、小泉今日子(日向真奈美)、柳葉敏郎(室井慎次)ほか
映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」解説
この解説記事には映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!のネタバレあらすじ:新湾岸署へ引っ越し
刑事課強行犯係の警部補となった主人公の青島は、3日後に新湾岸署へ引っ越しするために、その作業に追われていました。そんな引っ越し作業中の中、管内でバスジャック事件や銀行強盗事件が立て続けに起き、青島やすみれが現場に急行しますが、結局何も取られていないという妙な共通点がありました。そんな中、引っ越し作業に追われる新湾岸署の武器庫から拳銃3丁が盗まれてしまいます。
踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!のネタバレあらすじ:犯人からの要求
盗まれた拳銃によって殺人事件が起きてしまいます。青島は本庁と所轄の調整役である鳥飼管理捜査官と事件解決のために、コンビを組むことになります。真下の後任で交渉課課長となった小池は、被害者がプレイしていたオンラインゲームを通じて、犯人と接触します。犯人はそこで、かつて青島が捕まえた犯罪者9名を解放することを要求してきます。それを飲まなければ、拳銃を使って無差別殺人を行うと脅してきます。
踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!のネタバレあらすじ:和久ノート
警視庁では会議室で事件の対策をたてていました。その中には警視庁長官官房審議官となっていた室井の姿もありました。室井はテロには屈せずに、現場を信じて事件を解決していこうと主張しましたが、他の政治的思惑を持った会議参加者からの圧力で思うように対策が立てられずにいました。一方、青島は健康診断で胸部に腫瘍が見つかってしまい気力を失ってしまいます。実は健康診断は誤診で青島は何も問題がなかったのですが、署長らは青島の暴走を抑えるため、誤診だったことを内緒にしてしまいます。気力を失った青島ですが、和久平八郎の甥であり新人刑事の和久伸次郎から和久さんの言葉が書かれた「和久ノート」を見せられ、初心にかえり死ぬ気で捜査することを決意します。
踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!のネタバレあらすじ:日向真奈美
捜査の結果、犯人はかつて猟奇殺人事件を起こした日向真奈美と繋がっていることが分かります。真奈美は精神を病んでいるため、勾留中に心理カウンセラーが付いていたのですが、その心理カウンセラーが逆に真奈美から洗脳されてしまい事件を起こしたことが分かります。犯人の目的は真奈美の解放でした。犯人を追い詰めた青島と鳥飼ですが、鳥飼は捜査中に犯人が仕掛けた爆弾により怪我をしてしまい、青島は新湾岸署にすみれたちとともに、犯人により閉じ込められてしまいます。夜中の12時になると毒ガスが撒かれる手はずとなっているため、それを逃れたければ、犯罪者9名を解放しろと要求してきます。
踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!の結末:事件解決へ
警視庁では、室井は、これ以上事を大きくしたくない会議参加者から犯罪者9名を解放するように要求されていました。テロに屈したくない室井は首を縦に振りませんが、毒ガスが撒かれる12時がもう直ぐ近づいていました。青島は閉じ込めれた新湾岸署の電源を全て切ることを間際に提案して試みます。外部からの警備システムでどうにもならないなら、中のシステムを全てシャットダウンしてしまえば良いと思ったのです。これが功を奏し、青島たちは解放され事件は一気に解決します。事件を起こした心理カウンセラーも逮捕されました。青島は真奈美が護送される車の中に乗り込み、真奈美から事件の顛末を聞きます。真奈美は5年前から自殺をするために、心理カウンセラーをたらし込み計画を練っていたと言います。この先も俺ががそんなことはさせないと、真奈美にきっぱりと青島は言います。事件は解決し、自分の健康診断の結果が間違いだったとも知り、新しい仲間とともに新湾岸署で刑事として奮闘していくことを青島は決意します。新湾岸署の開署式で、真下が新署長になることが発表され、すみれとともに青島が驚くところで物語は終わります。
以上、踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!のあらすじと結末でした。
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