バイロケーションの紹介:2013年日本映画。監視カメラでもう一人の自分を見た桐村忍。彼女が連れられたのは、もう一人の自分に命を狙われるバイロケーション現象で悩む人たちの集まりでした。自分とそっくりながら全く違う人格を持ったバイロケーションに立ち向かう姿を描いたスリラーです。
監督:安里麻里 出演者:水川あさみ(高村忍 / 桐村忍)、千賀健永(御手洗巧)、高田翔(加賀美榮)、マイコ(三田村小百合 / 飯塚小百合)、久保酎吉(榊)ほか
映画「バイロケーション」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バイロケーション」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バイロケーションの予告編 動画
映画「バイロケーション」解説
この解説記事には映画「バイロケーション」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バイロケーションのネタバレあらすじ:起
アパートの一室で桐村忍は絵を描いています。コンクールに出すためです。その時下の階に引っ越してきた高村勝が挨拶にやって来ました。感じのいい若者で親近感をもった二人はたちまち恋仲になりました。忍の部屋は絵画専用の部屋として、勝の部屋で同棲を始めました。そして結婚し高村忍となりました。幸せな生活を送っていると勝がいるはずのないところで忍を見たと言います。そして今度は忍にスーパーで偽札を使った疑いをかけられ防犯カメラの映像を見せられます。まったく身に覚えがないのに、ビデオには忍が映っていました。そこへ刑事がやって来て忍を連行しました。
バイロケーションのネタバレあらすじ:承
刑事の加納に連れて行かれたのは警察ではなく大きな屋敷でした。その中には自分が経験したもう一人の自分、すなわちバイロケーション(バイロケ)に苦しむ人たちがいました。そこで加納にバイロケの話を聞かされた忍でしたが、半信半疑で信じることはできませんでした。しかし加納のバイロケが現れ襲われたため会にはいる事にしました。会のメンバーは飯塚、加納、門倉、御手洗、加賀美の5人でした。会のメンバーは自分のバイロケに殺される前にバイロケを殺すことで一致しました。そして狂暴な加納のバイロケを殺害したと思いましたが本物の加納でした。
バイロケーションのネタバレあらすじ:転
この事件をきっかけに飯塚以外のメンバーがバイロケに襲われ始めました。襲われない飯塚に対し、メンバーは疑いの気持ちを持ち始めました。飯塚が全部仕組んでいるのではないかと思い始めたのです。そして門倉はバイロケに殺されてしまいます。御手洗はバイロケでなく飯塚を刺してしまいます。そして加賀美にはバイロケが存在しないことがわかりました。加賀美に忍は飯塚の過去を聞かされました。飯塚の妻がバイロケであったため、本物の妻が自殺したという複雑な事情でした。そして忍は画家になるか、勝と結婚生活を送るかの選択を迫られました。そして忍が去った後もう一人の忍が加賀美のところにやって来ました。しかしこの忍は加賀美の事は知りません。
バイロケーションの結末
そして忍のバイロケの真相が明らかになりました。画を描いている忍は本物で実は勝とは会っておらず、ずっと絵を描いていたのです。そして勝と会って結婚しているのは高村忍はバイロケだったのです。画家を目指す桐村忍にとって重大なコンクールの発表がありました。入選したのはなんと高村忍が描いた絵でした。桐村忍が描いた絵は落選したのです。その後高村忍が桐村忍と対面します。自分の代わりに勝と幸せに暮らしてほしいと告げます。いかし桐村忍は身を投げ自殺しました。それと同時に高村忍も消え去りました。
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