ぜんぶ、ボクのせいの紹介:2022年日本映画。現代社会で孤立した人々を描いたこの作品、監督・脚本は、秋葉原無差別殺傷事件をモチーフにした『Noise ノイズ』が話題となった新鋭、松本優作だ。
主演の白鳥晴都はオーディションで選ばれた15歳。『とんび』でデビュー後、2作目で主役に抜擢された。彼と交流する女子高生に『ある船頭の話』で評価の高い川島鈴遥。そしてオダギリジョーがふたりを支え、息のあった家族のような雰囲気を醸し出す。
重要な部分で使われるのが大滝詠一の名曲「夢で逢えたら」。内容にリンクした歌詞と美しいメロディが切ない。
監督・脚本:松本優作 出演:白鳥晴都(松下優太)、川島鈴遥(杉村詩織)、松本まりか(松下梨花)、若葉竜也(山﨑重之)、仲野大賀(片岡)、片岡礼子(中川千里)、木竜麻生(宮本由美香)、駿河太郎(白石凌)、オダギリジョー(坂本健二)ほか