映画「あるゾンビ少女の災難」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
あるゾンビ少女の災難の紹介：2018年日本映画。夏休みに大学のオカルト研究会のメンバー5人が、肝試しと宝探しを兼ね、忍び込んだ大学の資料室で二つの棺桶を見つけたことから巻き起こる、ゾンビ少女との戦いの物語です。池端亮著者の若者向けライトノベルのアニメ化で、グロコメディ作品に仕上がっています。
監督：岩見英明 出演者：（声優）早見沙織（ユーフロジーヌ）、小倉唯（アルマ）、杉田智和（小鳥遊 修一郎）、白石涼子（小鳥遊 眞子）、沢城みゆき（鴨志田 沙也香）、鈴木達央（阿部）、M・A・O（皆川）、久保ユリカ（須藤）、三輪隆博（東）、麦人（三宅）ほか
この解説記事には映画「あるゾンビ少女の災難」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
夏休み、大学のオカルト研究会のメンバー5人が大学構内に忍び込みました。これは男子学生の阿部が見つけたオカルトサイトで徳川埋蔵金が隠されていることを検証する事と、肝試しも兼ねていました。先輩女学生の鴨志田と女学生の皆川、須藤、そしてピッキングの名手の男子学生の東らが参加しました。東が鍵を開け侵入しました。資料室に向かい探していると2つの棺桶を見つけました。これは鴨志田が見つけたかったもので、鴨志田は私は棺桶を調べると言って、埋蔵金は他のメンバーに任せました。棺桶にはそれぞれ、2体の女性のミイラが入っていました。一人になった鴨志田はミイラの体から宝石のような石を取り出しました。その時一体のミイラがビクッと動きました。結局埋蔵金は見つからず大学を出る時間になりました。そのころ異変に気付いた管理人の三宅が見回りに来ました。学校の前では小鳥遊兄妹が花火をやっていました。兄は館内で研究していると言って三宅をごまかしましたが。三宅はそれでも調べに行きました。
三宅は綺麗な服を着た若い女性二人を見つけました。二人を追及すると背の高い方の女性が三宅の頭を潰して殺しました。女性は良家シュトゥディオン家の令嬢ユーフロジーヌと彼女に使えるアルマでした。永遠の命を保つ体の石を盗まれたユーフロジーヌは石を取り戻すため、三宅の脳みそを食いゾンビとして蘇らせました。そして三宅を連れ、学生寮に向かいました。三宅の案内で東の部屋に行くと、東はユーフロジーヌに一目ぼれし、残りの4人の事をベラベラ喋りはじめました。調子に乗った東はユーフロジーヌの肩に手をかけました。怒ったユーフロジーヌは東の腕をもぎ取りました。逃げる東を追いかけ首をねじり切りました。残りの4人が部屋に集まっていました。やがて阿部と鴨志田の二人っきりになり、阿部が今回の埋蔵金の話の疑問点をぶつけました。本当は鴨志田は棺桶目当てで自分を偽サイトを使って利用し、盗んだものを小鳥遊に渡したのだろうと言いました。言い当てられた鴨志田は困りました。このことを黙っていてやると言って阿部は鴨志田の体を奪おうとしました。その時叫び声がしました。
皆川と須藤が東の死体を見つけたのです。警察に通報しても信じてもらえず言い争っていると、ユーフロジーヌとアルマがやってきました。ユーフロジーヌが石を返してと言うと、阿部が調子よく悪いのはこいつらだと言ったため、ユーフロジーヌに殺されました。鴨志田は2人を見て蘇ったミイラだとすぐわかりました。その時通信教育で拳法を習っている皆川がユーフロジーヌに襲い掛かりました。この隙に鴨志田と須藤は逃げました。皆川は結局殺されました。この様子を研究室のモニターで小鳥遊兄妹が見ていました。ユーフロジーヌは遠い昔にシュトゥディオン家に生まれた娘で、父に溺愛され、魔法の石によって永遠の命を授けられました。アルマは同じ製法で、ユーフロジーヌに仕える為に作られていました。7代続いたシュトゥディオン家は結局金が無くなり、借金のカタに2人は売られ、日本に流れ着いたのでした。そのころ小鳥遊は犬を殺し、ゾンビとして蘇らせる実験をしていました。そして鴨志田の盗んだ石は小鳥遊の手に渡っていました。
小鳥遊兄妹たちと、ユーフロジーヌ達が会いました。ユーフロジーヌ達は鴨志田を人質にとり、石と交換すると言いました。すると小鳥遊は石は返すからと言って鴨志田を放せといいました。すると鴨志田を放しましたが石を返しませんでした。するとこちらが本物だと言ってもう一人の鴨志田を出しました。今度は妹の眞子が本物という鴨志田を殺しました。小鳥遊に渡したのはアルマが変身した鴨志田だった為、アルマの首をかき切ってしまいました。怒ったユーフロジーヌ眞子に迫りました。眞子の体には魔法の石が埋め込まれていました。そして眞子は兄の心臓をつかみ出し殺しました。ユーフロジーヌと眞子の死闘が始まりました。最後復活したアルマの助けもあって、眞子の胴体を真っ二つにしました。ユーフロジーヌは石を取り出し自分の体に埋め込みました。そこにアルマと須藤が駆け寄りました。ユーフロジーヌは須藤に見たことをしゃべらない方があなたの為に良いといいました。そしてユーフロジーヌとアルマはいつものように仲良く歩き始めました。
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