「超」怖い話A(アー) 闇の鴉の紹介:2004年日本映画。さびれた三津屋というコンビニではレジの合計金額がゾロ目になると、その客がいなくなるという現象が起きていました。店にはレジのアルバイト奈緒がいました。大手コンビニチェーンの担当者の涼子がフランチャイズ契約の為にやってきた頃、奈緒と涼子の周りで不気味な事件が起りはじめました…という内容のオカルトホラー映画です。
監督:星野義弘 出演者:佐藤寛子(新垣奈緒)、穐葉恭子(各務涼子)、寺島進(手嶋明)、平山夢明(ニュース・キャスター)ほか
映画「「超」怖い話A(アー)闇の鴉」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「「超」怖い話A(アー)闇の鴉」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
「超」怖い話A 闇の鴉の予告編 動画
映画「「超」怖い話A(アー)闇の鴉」解説
この解説記事には映画「「超」怖い話A(アー)闇の鴉」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「超」怖い話A 闇の鴉のネタバレあらすじ:起
バスを降りた女子高生二人が友達の家の道順を携帯で聞いていました。一人が途中のコンビニで何か買っていこうと言い出し、店に向かいました。三津屋という名のコンビニに入ろうとした時、片方の女子高生が中へ入れないと言いながら後ずさりし始めました。やがて道路まで下がると車にはねられました。コンビニ三津屋に大手コンビニチェーンのコスモスマートの各務涼子がやってきました。レジにいた奈緒に「オーナーさんはいますか?」と尋ねると、暗く何かに取りつかれたような中年夫婦が出てきました。
来るのが遅いと怒る夫婦に涼子は約束は2時だから間違いないと言いました。しかしコンビニの時計は5時になっていて、涼子の腕時計は2時で止まっていました。涼子がバックヤードに入ると、フードを深くかぶった男が入店し、雑誌を立ち読みし始めました。気になる奈緒でしたが、男の客が来てレジで応対しました。その客の金額は666円でした。
「超」怖い話A 闇の鴉のネタバレあらすじ:承
買い物を済ませた男の客が歩いて帰っていると、暗い路地からボールが転がってきて、女の子の声て『取って~』と呼びました。男が路地に入ると消えてしまいました。バックヤードの涼子はオーナー夫婦と話していました。客の来ない三津屋をコスモスマートのフランチャイズにするための話ですが、話が通じないオーナー夫婦に手を焼いていました。オーナー夫婦は「前任の手嶋が全てやってあげると言ったのに、手嶋は来ないのか?」と聞きました。
涼子は手嶋が事故で両足を切断した事を告げました。するとオーナー夫婦は興奮して手嶋の容体を聞きました。涼子は適当にあしらって、今から棚卸をすると言って一人で始めました。バックヤードの外の倉庫に行くと、変な音が聞こえ、耳鳴りがし始めました。そして店内から奈緒の悲鳴が聞こえました。店のガラスにカラスが2羽ぶつかって死んでいました。涼子が片付けようとゴミ袋を持って駐車場に出ると、オーナー夫婦が嬉しそうにホースで血を流していました。
「超」怖い話A 闇の鴉のネタバレあらすじ:転
夜になり、奈緒は夜間担当の小森と交代しました。若い女性が買い物にきました。合計金額が999円になり、支払いを済ませてマンションに帰りつくと、鉄のハンマーをひきずって歩く不審な男がいました。女性は慌ててエレベーターに乗り、部屋に向かいますが、ハンマーの男が待っていました。そして女性は殴り殺されました。涼子に手嶋から電話がかかって来ました。手嶋は『たくさん人がいる』と言って涼子の話に噛み合わない言葉を発し続けました。
夜になり、小森は男性客の商品をレジで精算していました。金額が44,444円になり、客の顔を見るとフードを被った男でしたが顔がありませんでした。そして小森の顔をフードの中に吸い込むように襲い掛かりました。叫び声を聞いて涼子が向かうと、何かに憑依されたような小森は震えていました。客が来て代わりにレジを打った涼子でしたが、666円の女性客、999円の男性客と、立て続けにぞろ目が出ました。その頃、帰宅中の奈緒はフードの男がつけまわしているのを感じていました。
「超」怖い話A 闇の鴉の結末
666円の女性客は自宅で、女の霊を見て包丁で刺すと、それは自分の彼氏でした。彼氏を失った女性は自殺しました。999円の男性は銭湯で転倒し、意識朦朧としている中、銭湯の店主に殺されました。奈緒がフードの男に踏切で線路に引き込まれそうになりますが、どうにか逃げました。翌日、コンビニに出勤した奈緒は、店内にオーナー夫婦と小森が幽霊のように立っているのを見ました。そこへ不気味なおばさんがやって来て公園に行きました。涼子も加わりおばさんから話を聞きました。
あの土地の最初の地主が作業員の手配屋で、わざと怪我をさせたり、殺したりして保険金をだまし取ったと言います。そして怒った不動産屋が店を建てる時、基礎に無縁仏の人骨をばらまいてから、呪われた土地になっていると言いました。話を聞いた涼子は、奈緒にコンビニを辞めなさいと言いました。そして涼子も三津屋から手を引いて帰りました。バスが止まり、冒頭の女子高生が降りてきました。涼子とすれ違った後コンビニに向かいました。車にはねられた女子高生が見たものは、コンビニの中でうごめく大量の霊でした。その中に手嶋もいました。
以上、映画「「超」怖い話A 闇の鴉」のあらすじと結末でした。
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