名探偵コナン 11人目のストライカーの紹介:2012年日本映画。「名探偵コナン11人目のストライカー」はコナンシリーズの第16作目の劇場版作品です。サッカースタジアムに巨大な爆弾が各所にしかけられ、それをコナンが一生懸命謎を解いて解除していきます。
監督:静野孔文 声優:高山みなみ(江戸川コナン)、山崎和佳奈(毛利蘭)、小山力也(毛利小五郎)、桐谷美玲(香田薫)、三浦知良、遠藤保仁、今野泰幸、中村憲剛、楢崎正剛、ほか
映画「名探偵コナン 11人目のストライカー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「名探偵コナン 11人目のストライカー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「名探偵コナン 11人目のストライカー」解説
この解説記事には映画「名探偵コナン 11人目のストライカー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
名探偵コナン 11人目のストライカーのネタバレあらすじ:Jリーグサッカー教室
毛利小五郎の後輩の榊良輔が元サッカー選手で、少年サッカーチームの監督をしていることから、コナン達少年探偵団の一行は米花スポーツランドで行われる「Jリーグサッカー教室」に参加できることになります。榊は現役時代に、大事な試合でオウンゴールでチームを負けに導いてしまった苦い過去がありました。そんな出来事を振り返って、毛利小五郎は今では笑い話だと励まします。会場にはテレビ局勤務の山森、女性カメラマンの幸田、怪我でサッカー選手の道を断たれたアルバイトの中岡、ジュニアサッカーチームの選手だった息子を亡くした本浦などがいました。かれらはサッカー教室にふさわしくない不審な行動をしていたので、コナンは気になります。またカメラマンの幸田の手帳を見ると「杉並運動公園 午前6時KK」というメモが書かれていました。
名探偵コナン 11人目のストライカーのネタバレあらすじ:2週間後の爆弾
サッカー教室から2週間後、毛利探偵事務所に脅迫状が届きます。「私が提示しない謎に答え続けないと、あらゆる所で爆発が起こる」というものでした。またこれが単なるいたずらではないことを示すために、手始めにあるところを爆発すると書かれてありました。すると間もなく、杉並公園で爆発が起きたという知らせを受けます。それはコナンがサッカー教室でカメラマンの幸田の手帳で見た「杉並公園 午前6時KK」というメモと、場所も時間もぴったりでした。この脅迫状が本気であることを悟ったコナンは、脅迫の内容から犯人はあの「Jリーグサッカー教室」にきていた誰かだとにらみます。
名探偵コナン 11人目のストライカーのネタバレあらすじ:逆恨み
サッカースタジアムではガンバ大阪対東京スピリッツの試合が行われます。犯人は次にこの試合で爆発をしかけたと脅してきます。謎を解かなければ爆発が起きてしまうということで、捜査一課の目黒警部達も動き出し必至で爆発を止めようとします。小五郎だけではとても謎が解けないので、コナンは工藤新一の声で捜査に協力し、次々に謎を解いていきます。脅迫の内容から、コナンは小五郎に恨みを持つ者の犯行ではと思うようになります。まず、手帳に最初の爆弾の場所をメモしていたカメラマンの幸田に、コナンは接触しますが、彼女はただスクープをねらっていただけでした。何者のかからの連絡で爆発の場所と時間をメモしていただけでした。次にコナンはジュニアサッカーチームの選手だった息子を亡くした本浦を調べます。彼の息子はサッカースタジアムの側で自己にあって亡くなっていました。そのことに毛利小五郎は関わっていました。本浦の息子の乗った救急車は、小五郎がスタジアムの近くで倒れた老人を助けるために、同じく救急車を呼んでいたため搬送が遅れてしまっていたのでした。しかしこれは完全な逆恨みであり、コナンはなんとか犯人を止めようとします。
名探偵コナン 11人目のストライカーのネタバレあらすじ:赤いリストバンド
コナンは息子を亡くした本浦が犯人だとにらみますが彼にはアリバイがありました。また息子は赤いリストバンドを大事にしていて、それを付けたまま亡くなったと言います。そのリストバンドはサッカー選手三浦知良からもらったものだと分かり、コナンは三浦選手に会いに行きます。三浦選手はこのリストバンドをある男にもあげたと言います。その男はサッカー教室にきていたアルバイトの中岡でした。本浦の息子は、トレーニング中に中岡と出会い、中岡は彼の才能を信じて、自身のサッカーへの想いをこの少年に托していたのでした。その少年を小五郎に奪われたと、彼に逆恨みをし爆弾計画を立てて、小五郎を最大限に追い詰めてやろうとしていたのでした。
名探偵コナン 11人目のストライカーの結末:決死の爆発阻止
犯人からの指示で次の爆発場所は、小五郎がファンである歌手の沖野ヨーコのコンサート会場だとにらみ、警察は動きますがコナンは脅迫状の裏の意味を読みとり、爆発は同時にサッカーの試合が行われている10のスタジアムに仕掛けられていることを突き止めます。コナンは決死の覚悟で暗号を解いていきます。またその試合中、東京スピリッツのキャプテンは犯人の指示どおりの試合をしなければならなくなっていました。いつもの様子と違うキャプテンに観客は同様し、ブーイングをあびせます。しかし犯人の指示どおりに試合をしないと爆発されてしまいます。コナンは知恵をしぼって謎を解いていきます。そして最後の爆弾の場所をつきとめ、観客を避難させてなんとか大惨事ならによう、食いとめることができます。犯人の中岡は逮捕されます。コナンは中丘に、少年のためと言いながら、新聖なサッカーの試合を脅かしたこと、自身のサッカーでの怪我で選手生命を断たれたことへの個人的な恨み、中岡の行ったことは全て自分のエゴであると言い放ちます。榊はうなだれて警察に連れていかれます。コナン達にはまたいつもの日常が戻り、コナンはサッカー好きはまだまだ続くのでした。
以上、「名探偵コナン 11人目のストライカー」のあらすじと結末です。
「名探偵コナン 11人目のストライカー」感想・レビュー
-
掲示板を意味する暗号に「次は北見ネクスト蟹江」とあったらコナンが中岡に語りかけるシーンもなかったかもしれません。暗号解くのは小五郎だから別の場所にしかけたも同然だという意味なのだから(おとり捜査官北見志穂11。犯人が15の時の作品)。
サッカー場を舞台に、爆弾魔の犯人とコナン君の駆け引きがスリル満点でした!その中でも、ミスリードだった部分にすごく驚きました。
最後のあたりの、少年探偵団のみんながコナンにサッカーボールを繋いでいくシーンがお気に入りです。特に、歩美ちゃんが失敗してしまった後、哀ちゃんが来てくれてコナンに渡した所が感動しました。
もう一つ、犯人の動機とコナンくんが犯人に語りかけるシーンが、胸にこみ上げるものがありました。