七人のおたく cult sevenの紹介:1992年日本映画。隣の部屋に住む東南アジア女性が、元夫に赤ちゃんを奪われたことから、ミリタリーおたくの星が、それぞれの分野のおたくを6人集め、赤ちゃんを奪還する話です。ウッチャンナンチャン主演のアクションケメディ映画で、山口智子の美貌が光っています。
監督:山田大樹 出演者:南原清隆(星亨)、内村光良(近藤みのる)、江口洋介(田川孝)、山口智子(湯川りさ)、益岡徹(丹波達夫)、武田真治(国城春夫)、浅野麻衣子(水上令子)、中尾彬(高松一)ほか
映画「七人のおたく」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「七人のおたく」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
七人のおたく cult sevenの予告編 動画
映画「七人のおたく」解説
この解説記事には映画「七人のおたく」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
七人のおたく cult sevenのネタバレあらすじ:起
東南アジアからの出稼ぎの男女が住むアパートに、井加江島の網元の高松が押しかけてきました。目的は元妻のティナから赤ちゃんの喜一を奪う事でした。高松は喜一を奪うと、「跡取りが戻ってきた」と言いながら喜一の持っていた飛行機のおもちゃを放り投げました。おもちゃは隣の部屋の窓を割り、星の部屋に転がりました。星の部屋には、武器弾薬のコレクションがたくさんありました。
高校の屋上で、無線傍受おたくの水上が操作していると、渋谷区のある番地を連呼する無線を傍受しました。気になる水上が見に行くと、サバイバルゲームなどのミリタリーおたくの星がいました。
その星は、ヒーローショーで働く近藤の熱心さにほれ込み、スカウトしました。ときめきアイランドではアイドルの京野ことみのショーが行われていました。客席では、アイドルたちの住所をファンに売り込む国城がいました。メカにも強い国城はアイドルの帰宅を付け、住所を調べていました。MAC命のIT会社の社長の田川は、「実践シュミレーションゲームのシムズカイトが完成した」と、大喜びして共同経営者のメンバーに見せていました。
こうして、おたく4人は星から20万円の報酬でスカウトされ、井加江島に呼ばれました。
七人のおたく cult sevenのネタバレあらすじ:承
田川は恋心を抱くりさを誘って井加江島に向いました。やがて5人が集合しました。星は田川が女性を連れてきたことに怒りますが、りさの美貌を見てメンバーに入れました。星は「井加江島に連れ去られた赤ちゃんを取り戻すのが目的だ、それぞれ得意分野の仕事をやってもらう」だと話しました。
井加江島の網元の高松の電話を盗聴した水上の音声を聞きながら、田川がMACで高松にかかってく電話の声そっくりの音声を作り上げました。その夜、高松の家に電話をし、一人で喜一の子守りをする母親を外出させました。
この隙に星と近藤が家に向かうと、近藤が扉を蹴破り星が喜一を確保しました。そしてメンバーの待つ港に着くと、船で出発するはずでしたが、国城の修理したエンジンが爆発しました。海上からは特攻船に追い込まれ、陸からは高松らに迫られました。高松は「子守りしてくれてありがとう」と言って喜一を連れて帰りました。
どうにか本土の港に戻った6人が、国城の車の中でティナの話を聞いていると、高松の手下どもが「島であったことを誰にもしゃべるな」と言いに来ました。星が近藤に「やっつけてこい」と言うと、近藤が飛び出しますが、あっさりやられてしまいました。田川とりさは「いくらティナの子供を取り返すとはいえ、これは誘拐だ」と言って帰りました。
七人のおたく cult sevenのネタバレあらすじ:転
「半分仕事をしたから」と言って8万円もらった国城は、その金を友人のおたくに「アイドルを見に行くため」と言って使い込まれました。田川は「シムズカイトのソフトを発売する」と共同経営者たちに話しますが「もう遊びの為に冒険する会社ではない」と言って反対されました。
星の元に残った水上は、星の勤める警備会社からスタンガンを借りて来るように言われましたが断られました。近藤は星と共に島に向い、サバイバル生活をしながら高松家を見張っていましたが、ゲイである近藤は星に愛情を持ち、全裸で寄り添い始めました。
星と近藤が小屋で新しい計画を練っていると、フィギュアの神様の丹波がやってきました。丹波はフィギュア作りをやめて島で漁師をしていましたが、事情を聞いてやってきました。そして丹波が高松家の周辺のジオラマを作りだし、完成すると、赤ちゃん奪還作戦を作りはじめました。星は田川と国城に計画実行の手紙を送りました。
深夜の会社で田川は「シムズカイトを販売するために、新しい会社をつくろうか?」と話していました。りさが賛同すると、田川「好きだ」と告白し事務所で愛し合いました。
星の元へ全員が戻って来ました。早速、水上が化粧して高松の行きつけのスナックへスパイに行きますが、女高生で幼い為、高松は相手しませんでした。そこで登場したのがりさでした。りさの美貌にメロメロになった高松がりさを家に呼びました。高松は高級酒を大判振る舞いし、「お前が結婚してくれて跡取りを産んでくれるなら、ハーフの喜一なんかいらない」と言ってりさの体を奪い始めました。
七人のおたく cult sevenの結末
りさを救ったのは、スーパーヒーローの恰好をした丹波でした。丹波は高松を気絶させると、開脚したリサの股間をずっと眺めていました。丹波も含め全員集合すると、りさが「帰ろう」と言いますが、田川は「オレは助ける、帰りたければ一人で帰れ」と言いました。りさは田川の目の前で指輪を外しました。
田川は指輪を気にしながら、りさに「シムズカイトに乗って脱出するんだ」と言いました。そして田川はシュミレーション通りのシムズカイトを作りはじめました。水上は巨大スタンガンを自作していました。
星の号令で計画が実行されました。漁協に入ると星と水上がスタンガンで攻撃し、近藤がカンフーで襲撃し喜一を奪いました。予定通り漁協の屋上に行きますが、高松が待ち構えていました。横には国城がいて、「108万で買収した」と高松が言いました。国城は「計画の半分しか教えていない」と言って54万円を返すと、星らと一緒に計画の実行に加わりました。
星が喜一のダミーを抱いて逃げると、手下どもが追ってきました。その間に、水上、りさ、近藤がりさを連れ、国城の待つボートに向いました。ボートにはシムズカイトが付いていて、りさが喜一を抱いて乗りこむと出発しました。
漁船で追う高松らと、ボートで追う田川らがいました。田川が「もういい、やめろ」とりさに大声で言った瞬間、シムズカイトは飛び上がりました。手を振るリサの指には指輪がありました。ティナに喜一を渡したメンバー達はそれぞれ手をつなぎ、田川・りさカップル以外に、星・水上そして近藤・国城カップルができていました。
以上、映画「七人のおたく cult seven」のあらすじと結末でした。
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