デッド・ウォーターの紹介:2018年日本映画。夜中、女子中学生が海水浴中に海中に引きずり込まれる夢ばかり見る梨乃は、会社の同僚たちと婚活パーティの目的でビーチへ旅行に出かけました。梨乃が見たものは、あの夢に出てくるビーチでした…という内容のオカルトホラー映画です。
監督:旭正嗣 出演者:緑川静香(莉乃)、石塚みづき(マユ)、亜矢乃(原田)、今泉ちえこ(ユリ)、末広ゆい(アヤ)、山田聖子(ハルカ)、村上剛基(国見)、幸将司(ユリの兄)、ほか
映画「デッド・ウォーター」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「デッド・ウォーター」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
デッドウォーターの予告編 動画
映画「デッド・ウォーター」解説
この解説記事には映画「デッド・ウォーター」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
デッドウォーターのネタバレあらすじ:起
莉乃は夜中に、女子中学生が海水浴で誰かに足を引っ張られ、何人も溺れる夢を見てうなされていました。休日を利用して海に旅行に行くことになった莉乃を心配した姉は、莉乃にお守りと言って布に包んだナイフを渡しました。今回の旅行は会社の先輩の原田の誘いでした。参加したのは莉乃以外にマユ、アヤ、ハルカでした。かつて原田の同僚だったユリが結婚退職し、旅館を継いでいることから、この旅館に泊まり、ビーチで開かれる婚活パーティに参加しようというものでした。
後輩たちからユリさんはどんな人?と聞かれ、原田は『仲は悪くはなかった?』と変な返事をしました。旅館に着くと原田はユリとの再会を喜びました。ユリの側には夫になっているはずの国見がいましたが、正式な結婚はまだしていないと言いました。
デッドウォーターのネタバレあらすじ:承
部屋でくつろいでいた時、薄暗くなった窓の外を莉乃が見ていると、たたずむ女子中学生を見ました。怖くなって叫びましたが他の4人には見えませんでした。その後も別の隣客とユリが外でもめていました。
翌日、婚活パーティのビーチへ向かった5人でしたが、途中で昨夜の泊り客の荷物が落ちているのを見つけました。そしてビーチに着くと何の準備もされておらず、人も全くいませんでした。すると地元の男性がやって来て『ここは立ち入り禁止だ!』と怒鳴りました。昔大きな事故があったらしく、今までイベントもパーティの計画も何もやったことが無いと言いました。莉乃を残し4人は旅館に帰りました。そこで梨乃はその男性から、昔の事故の話を聞きはじめました。
デッドウォーターのネタバレあらすじ:転
昭和30年に100人の女子中学生が水泳の授業をやっていた時、47人が溺れて36人が死んだと言いました。助かった11人から聞いたことは、白い手に海中へ引っ張られたと言う事でした。
遡る昭和20年の戦時中、このビーチが空襲に見舞われ、多くの人たちが死んでしまったと言います。この空襲で死んだ人たちの霊が、泳ぐ人を海中で引きずり込んでいると言い出し、このビーチは閉鎖されたということでした。
旅館では原田がユリに、婚活パーティなんかないと文句を言うと、ユリはドタキャンになったと言い、そのかわり今夜ビーチでバーベキューをしながら酒を飲もうと誘いました。立ち入り禁止では?という原田に、あれはイベント反対派の人だから問題ないと言いました。夜まで時間のある原田は風呂に入りましたが、白い手に引っ張られ襲われました。そしてトイレに行ったアヤ、飲み物を買いに外に出たハルカが襲われました。
デッドウォーターの結末
梨乃とマユはユリと国見に会いましたが、二人は幽霊でした。ユリの兄によって殺されていました。ユリの兄はユリと結婚すると言って、ユリを自分の言いなりにさせました。国見が何とかしてやると兄に迫りますが殺されました。兄には水死した霊が宿っていたのか、顔を水につけてユリたちを殺していました。ビーチに真相があると思った梨乃はマユと共に向かいました。
すると幽霊のユリ、兄、国見、さらに死んで幽霊になった原田、アヤ、ハルカも追ってきました。女学生の幽霊が現れ、全員を海へ戻そうとしますが、ユリの兄は梨乃の足を掴んで引きづり込もうとしました。この時梨乃は、姉にもらったお守りのナイフを取り出し、ユリの兄を刺しました。すると全員が女学生の幽霊に誘導され、海に帰りました。その後、女学生の霊は、原田、ユリ、ハルカを蘇らせ、梨乃の元へ帰しました。梨乃はマユに「これで全部終わった」と言いました。
以上、映画「デッドウォーター」のあらすじと結末でした。
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