ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険の紹介:2017年日本映画。映画ドラえもんシリーズの劇場版37作目の作品。南極を舞台に氷の下に眠る謎の古代都市をめぐるのび太たちの冒険を描く。予告編では南極の氷で楽しそうに踊るドラえもん達や元フィギュアスケーター達の映像が流れていたため、楽しい雰囲気の内容に見えますが、実際は小さい子供には少し怖いかもしれません。元フィギュアスケーターの浅田舞と織田信成が声優として参加。2年ぶりのオリジナル作品で、シリーズの中でも個性的な画風と、ストーリー展開が印象的です。「時を超えた友情」をテーマにしています。
監督:高橋敦史 声の出演:水田わさび(ドラえもん)、大原めぐみ(のび太)、しずか(かかずゆみ)、木村昴(ジャイアン)、関智一(スネ夫)、千秋(ドラミ)、カーラ(釘宮理恵)ほか
映画「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険の予告編 動画
映画「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」解説
この解説記事には映画「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険のネタバレあらすじ:南極の腕輪
夏の暑い日、のび太とドラえもんは思いっきりかき氷が食べたいと話していました。そこへドラミちゃんから電話がかかってきます。ドラミちゃんがはまっている占いに、ドラえもんが氷ドラえもんペンギンに注意しろという結果が出たと言います。そしてラッキーアイテムは星だと。ドラえもんは占いなんて興味ないと、気にせずかき氷を食べにどこでもドアで氷山のある南極にのび太と出かけます。そこでのび太が腕輪を見つけます。腕輪を調べると10万年以上も前のものだと分かります。のび太は腕輪を持ち主に返したいと言い、しずかちゃん、スネ夫、ジャイアン達も誘って南極へとまた出かけます。
ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険のネタバレあらすじ:危険なペンギン
南極に着いた一行は氷の中に都市遺跡を見つけます。そこでドラえもんに似たロボットが氷漬け似たされているのを見つけます。氷からロボットを出すと、そのロボット達はドラえもん達をいきなり襲い、ペンギンに変身します。何とか撃退した後、パオパオという象みたいな動物に出会い友達になります。モフスケと名付けて一緒に旅に出ることになります。モフスケはドラえもん達にカバンを渡します。中には星のマークが付いた電池とのような物が入っていましたが、ドラえもん達はそのカバンをそこに忘れて出発してしまいます。のび太達は腕輪を落とし主に返そうとタイムベルトを使い10万年前に向かいますが、かなり大勢で過去に行ってしまったので、エネルギーをだいぶ減らしてしまいます。
ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険のネタバレあらすじ:カーラとヒャッコイ博士
10万年前に移動するとそこでドラえもん達は、腕輪を探すカーラとヒャッコイ博士と出会います。彼らは「ブリザーガ」という大地までも氷漬け似たしてしまう怪物に故郷の星、ヒューガヒューガ星を氷漬け似たされてしまったと言います。元に戻すために腕輪を探しに地球へやってきたと言います。ふとした隙を突かれて、腕輪がコウモリに奪われてしまいます。腕輪を探しているうちにドラえもんはみんなとはぐれてしまいます。それを見ていた怪物はドラえもんに化けて一行を串刺しにしようと企みますが、すんでのところでドラえもんが現れます。しかしどちらが本物のドラえもんなのか分からなくなります。本物のドラえもんは鈴もポケットも奪われて、口は氷で閉ざされてしまいます。本物のドラえもんをみんなは偽物だと判断してしまいます。みんなは本物のドラえもんを凍らせようとします。
ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険のネタバレあらすじ:本物のドラえもんはどっち?
本物を凍らせようとした時にのび太は「どっち物本物だよ!」と行って止めます。すると偽物のドラえもんが本物のドラえもんを攻撃しようとし、のび太がその攻撃を受けそうになるところを、本物のドラえもんが庇います。それを見た一行はのび太を庇った方が本物だと見抜き、偽物を退治し無事に腕輪を取り戻します。腕輪をガーラ取り戻します博士ガーラ調べた結果、ブリザーガが今度は地球を凍らせようとしようとしていることガーラ分かります。この腕輪をガーラが自分の故郷の星に持ち帰ってしまえば、地球は救えなくなります。博士は地球のために腕輪を置いておこうと言いますが、それではガーラの故郷の星は氷漬けのままなので彼女は迷います。
ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険のネタバレあらすじ:電池切れ
怒ったブリザーガはドラえもん達を攻撃してきます。その攻撃力は高くとてもドラえもん達は叶いません。一旦退却しようと10万年後にタイムスリップしますが、ドラえもんとパオパオのぜ、ユカタンの手だけが離れてしまい、二人を10万年前に残すことになります。すぐにドラえもん達を助けようとするのび太ですが、タイムベルトは電池切れになってしまいます。ドラえもんはドラミちゃんに連絡を取ろうとしますが電話は繋がりません。落胆するのび太ですが、タイムベルトの電池が、モフスケから貰ったカバンに入っていた電池と同じであると気づき、電池を使ってタイムベルトを起動しドラえもん達を助けに行きます。
ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険のネタバレあらすじ:もう一つの腕輪
ドラえもん達と合流したのび太達は、ブリザーガに腕輪を刺し、地球が氷漬けになるのを阻止できました。タイムベルトの電池が入っていたカバンは、10万年前に残されたドラえもんが、パオパオのユカタンに持たせて冬眠させていたのでした。のび太たちが出会ったモフスケは、10万年の冬眠から目覚めたユカタンでした。地球を救うことが出来たものの、ガーラの故郷の星は氷漬けから逃れることが出来ず、彼女は酷く落ち込みます。するとコウモリの巣に同じような腕輪があるのをのび太達は発見します。博士はこの腕輪で故郷の星を助けることが出来るかもしれないと言います。
ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険の結末:緑の星
現代に戻ってきたのび太達が望遠鏡でヒョーガヒョーガ星を覗いてみると、星の色が氷の色から緑色に変わっていることを確認します。ヒョーガヒョーガ星も助かったのです。のび太達はガーラ達の故郷の星が緑を取り戻したこのを知り喜びあいます。
以上、「映画 ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」のあらすじと結末でした。
子どもがドラえもんを見る年齢になったので、20年以上ぶりに映画を見ましたが、ドラえもんアニメの軸はぶれないですね。ただの冒険や友情物語としてだけではなく、科学や自然の知識に基づいたストーリー展開をしているので大人でも楽しめます。地球が丸ごと凍った「スノーボールアース」説が現実にあることを知るとより一層映画が楽しめます。