円卓 こっこ、ひと夏のイマジンの紹介:2014年日本映画。大家族の中で育ったちょっと変わった女の子の成長物語。原作は西加奈子の同名小説。主演の芦田以外の子役は関西の子供をオーディションで選んでいる。
監督:行定勲 出演:芦田愛菜(渦原琴子)、伊藤秀優(ぽっさん)、青山美郷(理子/眞子/朋美)、入江甚儀(森上)、丸山隆平(ジビキ)、八嶋智人(渦原寛太)、羽野晶紀(渦原詩織)、いしだあゆみ(渦原紙子)、ほか
映画「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」の予告編 動画
映画「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」解説
この解説記事には映画「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」のネタバレあらすじ:起
小学3年生の「こっこ」は祖父、祖母、父、母、三つ子の姉の家族8人で団地に住んでいます。家族は毎日の食事を大きな円卓で囲んでいました。こっこは家族からとても愛されていたのですが、本人は平凡な暮らしに不満を持っていて他者と違う「かっこいい」をもとめていました。またこっこは日常で気になったことをじゃぽにかノートに日々記録していました。
「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」のネタバレあらすじ:承
ある日こっこの親友が「ものもらい」にかかりました。眼帯に憧れたこっこは早くも真似をします。不整脈で倒れた朴君の真似をして自分も倒れます。見かねた担任教師のジビキはこっこに注意します。そんな中母親の詩織が妊娠し、家族が増えることになりました。みんなは大喜びでしたが、こっこは特におもしろくありません。こっこは日常の不思議について同じ団地の親友のぽっさんと考えます。そんな二人に祖父の石太は「イマジン」という言葉を教え、「想像」することを促します。
「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」のネタバレあらすじ:転
こっこは夏休みを使って、イマジンすることをやってみます。こっことぽっさんは蚊を集めてノートに貼り付けたり、学校で飼っているうさぎの散歩をしていました。ぽっさんが田舎に帰省している間、こっこは一人で蚊の作業を続けていました。そんなこっこの所に変質者が近づいてきます。灰色のタイツをまとったその男が「ご尊顔、踏んでくれはるのん?」とこっこに聞いてきました。こっこは要望通り男の顔を踏みました。こっこはうさぎを顔にのせて「踏まれたい者」の気持ちになりきります。
「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」の結末
夏休みが終わって2学期になりました。こっこの前の席の成海は学校を休んでいました。1学期に成海は大量の「しね」と書いた紙を机に入れていたのです。それを見ていたこっこは心配して成海の家にやってきたのです。こっこと会った成海は「学校がおもしろくない」と話します。いまじんによって成海の気持ちを考えたこっこは、じゃぽにかのノートの切れ端に自分たちの好きなものを書きます。その紙で成海の机の中を一杯にします。学校にやって来た成海は笑顔になりました。成長したこっこは新しい家族の誕生を家族みんなで分かち合います。
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