エヴェレスト 神々の山嶺の紹介:2016年日本映画。世界最高峰の山・エヴェレストに魅了された2人の男性と、それを待つ女性の物語を綴った夢枕獏の小説『神々の山嶺』の映画化。迫力ある映像が展開される。
監督:平山秀幸 出演者:岡田准一(深町誠)、阿部寛(羽生丈二)、尾野真千子(岸涼子)、ピエール瀧(宮川)、甲本雅裕(井上)、佐々木蔵之介(長谷渉)ほか
映画「エヴェレスト 神々の山嶺」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エヴェレスト 神々の山嶺」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
エヴェレスト 神々の山嶺の予告編 動画
映画「エヴェレスト 神々の山嶺」解説
この解説記事には映画「エヴェレスト 神々の山嶺」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エヴェレスト 神々の山嶺のネタバレあらすじ:起
深町誠(岡田准一)はクライマー兼カメラマンです。エヴェレストで仕事をした深町ですが、滑落事故が起きて写真が使いものにならなくなりました。ふもとにおりた深町は、ある店でエヴェレスト史上最大の謎を解く可能性を秘めた、古いカメラを発見します。カメラに入っていたフィルムの存在を知りたくて、深町はそのカメラを店に持ち込んだ人物を探しました。その人物は、日本では消息が不明となっていた孤高の天才クライマーの、羽生丈二(阿部寛)でした。
エヴェレスト 神々の山嶺のネタバレあらすじ:承
日本へ一時帰国した深町がその話をすると、宮川(ピエール瀧)が興味を持ちます。羽生を調べるうちに深町自身も羽生という人物に興味を持つようになりました。羽生について調べている深町に、訪問客があります。それは羽生が日本で信頼を失うきっかけとなった、岸文太郎(風間俊介)の妹・涼子(尾野真千子)でした。涼子は羽生と文通をしており、いつしか愛し合うようになっていました。ところが7年前に羽生がネパールに渡って以後、ぷっつりと連絡が途絶えたのです。
エヴェレスト 神々の山嶺のネタバレあらすじ:転
涼子は羽生の帰りを待っていました。深町はネパールに行き、羽生と一緒に山へ登ります。羽生は難しいとされる、冬のエヴェレスト南西壁無酸素単独登頂を狙っていました。深町も羽生の姿を撮影するために同行しました。思ったよりも厳しい条件に音を上げた深町は、途中で山をおりて逃げるように日本へ帰ります。しかし日を追って羽生を駆り立てる思いの正体を知りたくなった深町は、同行を頼む涼子を連れて、三度カトマンドゥに行きます。
エヴェレスト 神々の山嶺の結末
ノーマルルートをのぼった深町は、それでも遭難しかけました。死の危険と隣り合わせになり、生きることを諦めかけた時、深町は羽生の凍死体を見つけます。残された羽生の手記には、羽生がエヴェレストの登頂に成功したことと、死ぬ間際にもなお山をのぼろうとする思いがつづられていました。それを読んで勇気づけられた深町は、羽生の思いを胸に抱いたまま、ゆっくりと山をおりました。そんな深町を涼子が迎えました。
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