映画「劇場版Free！ Road to the World 夢」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
劇場版 Free！－Road to the World－夢の紹介：2019年日本映画。TVアニメ「Free」の劇場版第4弾。TVアニメ第3期の総集編に新規映像を追加したものとなります。燈鷹（ひだか）大学に入学した七瀬遙は水泳部に入部し新たなスタートを切ります。一方、竜ヶ崎怜が部長となった岩鳶高校水泳部も新入部員を迎えます。新入部員を気遣いながらも成長した怜と葉月渚はインターハイ出場を果たします。その頃、遙は、フリーの世界記録保持者アルベルトに負けたことで調子を崩しますが、松岡凛に励まされ復調します。そして世界大会に出場するメンバーを決める全日本選抜が始まります。
監督：河浪栄作 声優：七瀬遙（島﨑信長）、橘真琴（鈴木達央）、松岡凛（宮野真守）、桐嶋郁弥（内山昂輝）、椎名旭（豊永利行）、葉月渚（代永翼）、竜ヶ崎怜（平川大輔）、遠野日和（木村良平）、山崎宗介（細谷佳正）、桐嶋夏也（野島健児）、芹沢尚（日野聡）
この解説記事には映画「劇場版Free！ Road to the World 夢」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
燈鷹（ひだか）大学に入学した七瀬遙は、水泳部に入部し新たなスタートを切りますが、出場した新人大会で中学の同級生だった桐嶋郁弥を見かけます。しかし、郁弥は、中学時代の出来事から遥にわだかまりを持っており、心を開こうとしませんでした。遙が卒業した岩鳶高校水泳部は、竜ヶ崎怜が部長となり、3人の新入部員を迎えました。フリーしか泳がないはずの遙が、わざわざターンの練習までして大会で郁弥の専門種目である個人メドレーに出場しました。郁弥は、遥と共に泳いだことで、遥の思いを感じ取りそして心を開いたことで、昔の関係を取り戻しました。
岩鳶高校水泳部では、新入部員たちが個人記録を伸ばしていましたが、なぜかリレーになると記録が伸びませんでした。かつて似たようなことを経験していた怜達は、新入部員達が遠慮していると考え、もっと打ち解けようと作戦を練ります。しかし、食べたお菓子に入っていたブランデーに酔った怜は、そこに来た新入部員達に自分の熱い思いをストレートにぶつけました。怜の熱い言葉を受け感動した新入部員たちは、怜達との仲を深め、さらに練習に打ち込んだ結果、出場した大会のリレーで2位となるほど成長しました。そのころ、遙は、試合会場で外国人と出会います。その外国人の名は、アルベルト・ボーランデルと言い、フリーの100mと200mの世界記録保持者でした。遙も出場する100mのフリーに招待選手として出場したアルベルトは、圧倒的な速さで泳ぎ、遙はその速さに圧倒され、なすすべなく負けてしまいました。
真琴から遙がアルベルトに負けたと聞いた松岡凛は、心配となり遙の元に駆け付けました。遙は、アルベルトに圧倒されたことを打ち明けますが、凛は、これまでどんな壁があっても乗り越えてきたことを話して励まし、遙も復調しました。岩鳶高校水泳部は、リレーは予選で敗れたものの、個人種目で怜と渚がインターハイを果たしました。試合を前に緊張する怜でしたが、新入部員からこれまで気遣ってくれたことを感謝され、それにより緊張も解けました。そして迎えたインターハイでは、怜と渚は決勝には進めなかったものの、自己タイムを更新するなど全力で泳ぎきり、悔いなく高校生活最後の試合を終えることができました。
世界大会に出場するメンバーを決める全日本選抜が始まりました。日本中の有力選手が出場するレベルの高い大会に、遙が所属している燈鷹大学の水泳部メンバーなどは次々と予選落ちしていきます。そんな中、100mバタフライに出場した凛は決勝で2位に入り、さらに標準記録を突破したことから、世界大会への出場を決めました。200mフリー決勝に出場した遙は、スタートで出遅れさらに泳ぎにいつものしなやかさがなく、追い上げたものの最後は失速して3位となり世界大会出場を逃しました。試合後、世界大会に出場する資格がないのかと落ち込んでいた遥でしたが、凛と真琴に励まされ気を取り直しました。そして、次の日100mフリーの予選がはじまり、遙と凛は、世界大会に向けてスタートしました。
以上、映画「劇場版Free！ Road to the World 夢」のあらすじと結末でした。
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