映画「劇場版 Free！ Timeless Medley 絆」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
劇場版 Free！－Timeless Medley－絆の紹介：2017年日本映画。本作は、TVアニメ「Free!」の2014年7月から9月にかけて放送された第2期を再構成した劇場版第1弾で、主人公である七瀬遙を中心とした物語となります。3年生となった岩鳶高校水泳部の遙は、県大会を順調に突破しましたが、卒業後の進路などでプレッシャーを感じ、地方大会では途中で泳ぐのを止めてしまいました。将来への不安から苦悩する遥。そんな遙を凛は、オーストラリアへ連れていきます。そこで、遙は、泳ぐことの楽しさを再認識し、泳ぎ続けたいと思うようになりました。帰国した遥は、仲間たちと共に高校最後の全国大会に挑むことになります。
監督：河浪栄作 出演：七瀬遙（島﨑信長）、橘真琴（鈴木達央）、葉月渚（代永 翼）、竜ヶ崎怜（平川大輔）、松岡凛（宮野真守）、ほか
この解説記事には映画「劇場版 Free！ Timeless Medley 絆」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
3年生となった岩鳶高校水泳部の七瀬遙は、橘真琴、葉月渚、竜ヶ崎怜と共に県大会に向けてトレーニングに励んでいました。その甲斐あって、4人とも個人種目で地方大会進出を決めますが、4人で泳ぐメドレーリレーは、ライバルの鮫柄学園水泳部に負けてしまいます。
とりあえずメドレーリレーも地方大会への進出を決めましたが、鮫柄学園に負けたことを悔しがり、さらなるレベルアップを目指します。
そんな中、遥に大学からのスカウトの話が舞い込みます。真琴達は驚きますが、遥はスカウトされたことに興味を示そうとしません。さらに、岩鳶高校の校長も遙を激励しますが、遙はそっけなく応じただけでした。
地方大会前日の夜、ホテルで遙は、仲間、顧問、校長、スカウト、そしてライバルなど様々な人から期待される夢を見て目覚めました。
地方大会当日となりましたが、さすがに全国大会への壁は厚く、岩鳶高校水泳部の面々は予選を突破することはできません。そして期待の遙の出番となりましたが、体が思うように動かず、途中で泳ぐのを止めてしまいました。
結局、岩鳶高校水泳部は、個人種目は全国大会に進出できず、唯一メドレーリレーで全国大会に進出することができました。
大会後、様子を見に来た凛は、遙に仲間や将来のために泳げと叱咤しますが、遙は、将来は関係ないと言い返します。
地方大会後の夏祭りの夜、遙は、3人から今のままではいけないと言われ、さらに、真琴からは、東京の大学に進学する事を打ち明けられ、それにショックを受けた遙は、勝手にしろと言い捨て走り去ってしまいました。
そんなある日、遙の家に来た凛は、遙を凛がかつて留学していたオーストラリアに連れ出しました。そこで、凛は、かつて世界のトップスイマーが競い合ったプールに遙を見せます。プールのスタート台に立った遙は、自分が世界の舞台に立った気持ちとなり、そこで泳ぎたいという気持ちを取り戻しました。
帰国した遙は、出迎えた仲間たちに、あの世界で泳ぎたいという夢のために勝ち負けにもタイムにもこだわっていく、と言い、仲間たちも応援すると言ってくれました。
全国大会の前に、遙は、真琴にこの前の事を詫びると、真琴も自分も悪かったと謝ります。そして、2人は、水泳を教える仕事につきたいという真琴の将来の夢について語り合いました。
全国大会が始まり、メドレーリレーに登場した岩鳶高校水泳部は、4人が全力で泳ぎ切り、ゴールした後お互いを抱きしめながら、一緒に泳げた喜びを分かち合いました。
以上、映画「劇場版 Free！－Timeless Medley－絆」のあらすじと結末でした。
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