夫婦フーフー日記の紹介:2014年日本映画。死んだはずのヨメが幽霊としてでてきた!残されたダンナの一人育児はどうなるのか…。出会って17年目に結婚を果たした友達夫婦のダンナ・コウタとヨメ・ユーコ。入籍を終え、新居に引っ越した1カ月後にヨメの妊娠がわかり、結婚の幸せにひたる二人でしたが、ヨメの体調が悪化し、検査を受けることになります。
監督:前田弘二 出演者:佐々木蔵之介(清水浩太/ダンナ)、永作博美(清水優子/ヨメ)、佐藤仁美(エリ)、杉本哲太(KZO/ケーゾー)、ほか
映画「夫婦フーフー日記」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「夫婦フーフー日記」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
夫婦フーフー日記の予告編 動画
映画「夫婦フーフー日記」解説
この解説記事には映画「夫婦フーフー日記」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
夫婦フーフー日記のネタバレあらすじ:起
亡くなったヨメの49日法要で死んだはずのヨメが元気そうにハンバーガーほおばっている姿を見たダンナ。自分の心が作り出した幻影だと言い聞かせながら、ダンナは二人のなれそめを思い起こしはじめます。20歳の頃、友人の紹介で出会ったコウタ(佐々木蔵之介)とユーコ(永作博美)はその後17年間も友達として過ごします。30代後半に差しかかり周囲も結婚をしていく中で、ユーコがお見合いを決意。田舎に戻りますが、ユーコの存在の大きさに気付いたコウタはユーコを追いかけプロポーズ。友人から夫婦になった二人は喧嘩しながらも仲睦まじく日々を過ごします。入籍を終えた二人は新居を構え、その中でヨメとなったユーコの妊娠が発覚。ダンナのコウタもお互いに幸せをかみしめる毎日でした。
夫婦フーフー日記のネタバレあらすじ:承
おなかの赤ちゃんの成長も順調かと思いきや、ヨメが吐き気を訴えて病院へ、腸にガンが見つかりました。物書きをしていたダンナは知人へヨメの病状を伝えるためにブログを開設します。ヨメのガンはリンパ節への転移もあり、おもわしくない状態ですが、赤ちゃんを産むという気持ちは揺るがず、その後、帝王切開で赤ちゃんを出産しました。ぺえという愛称を付けられた息子はすくすくと成長をしていきますが、ヨメの病状は悪くなっていきます。
夫婦フーフー日記のネタバレあらすじ:転
さらにガンは肺へと転移し、とうとう人工肛門を取り付けなければならないほどに悪化。つらい抗がん剤治療もありますが、その中でも息子の世話をし、ヨメは笑顔を忘れずいます。一時退院が認められ、友人の計らいでしていなかった結婚式をあげることになった二人。ウェディングドレスを着て、微笑むヨメはキレイですが、痛いたしいほどにやせ細っています。そのすぐ後、容体が急変し再入院しなければいけなくなります。さらに抗がん剤の副作用からいつも強かったヨメは死ぬのが怖いと弱気な発言をするようになります。最後の時間は故郷で過ごしたいというヨメの願いから田舎へと引越しをし、ダンナも仕事を辞めてヨメの故郷へと向かおうとしますが、一週間たたないうちにヨメは息を引き取ってしまうのでした。
夫婦フーフー日記の結末
ダンナが書いていたヨメの闘病生活ブログの出版の話が持ち上がりますが、友人や家族からの賛同をもらえずいます。おまけに赤ん坊のぺえのことは実家の両親に任せきりで、育児をひとりでは全くできないダンナ。そんな自分にカツを入れるためにヨメは幽霊として出てきたのではないかと感じるダンナですが、ついつい幽霊のヨメに向かって泣き言を言ってしまいます。自分の気持ちをすべて打ち明けたダンナはやはりブログの書籍化を決意。最初は反対していた周囲も賛成してくれるようになります。時間と共にヨメのいない生活に慣れ始めたダンナは育児もできるようになってきました。泣き言を言った日を最後に姿を消していたヨメの幽霊が最後に現れて、自分のブログを大きくなったぺえに見せてほしいとお願いしました。ダンナはこれからもブログを書き続けることを決意するのでした。
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