外事警察 その男に騙されるなの紹介:2012年日本映画。NHKで放送された人気ドラマを映画化。日本と韓国を舞台に日本の諜報機関である通称「外事警察」の活躍を描く。
監督:堀切園健太郎 出演:渡部篤郎(住本健司)、キム・ガンウ(安民鉄)、真木よう子(奥田果織)、尾野真千子(松澤陽菜)、イム・ヒョンジュン(奥田正秀/金正秀(韓国名))、北見敏之(金沢)、滝藤賢一(久野)、渋川清彦(森永)、山本浩司(大友)、豊嶋花(琴美)、遠藤憲一(倉田俊貴)、余貴美子(村松久美)、石橋凌(有賀正太郎)、ほか
映画「外事警察 その男に騙されるな」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「外事警察 その男に騙されるな」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
外事警察 その男に騙されるなの予告編 動画
映画「外事警察 その男に騙されるな」解説
この解説記事には映画「外事警察 その男に騙されるな」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
外事警察 その男に騙されるなのネタバレあらすじ:起
日本の大学から軍事転用に可能なデータが盗まれました。核爆弾を作れる高濃度ウランです。北朝鮮の脱北者であるチェ・ギルソンは高濃度ウランを持ち出すことに成功しました。チェは韓国系日本人の奥田正秀から核爆弾を起動させる携帯を手に入れました。奥田は日本人の女性と結婚していました。妻の香織は身よりがなく元夫が作った借金を背負っていました。奥田は借金と引き換えに果織と結婚して日本国籍を手に入れたのです。
外事警察 その男に騙されるなのネタバレあらすじ:承
外事警察の住本はそんな過去のある果織を利用するために近づきます。松沢陽菜は子育て中の主婦を装い、信用を得たことで正体を明かします。反発する香織に娘の琴美のことで揺さぶりをかけて協力者に仕立てます。外事警察は核の起動を阻止するために動き出します。住本はある脱北者の徐を保護していました。住本は香織を利用して起動装置が事務所にあることを突き止めます。住本はすぐに動かず奥田を泳がせます。事務所では安という韓国人の男が働いていて、この男も関わっていました。住本は安の身柄を確保します。安は「おまえらの扱える事件じゃない」と不穏な言葉を吐きます。
外事警察 その男に騙されるなのネタバレあらすじ:転
住本は香織に起爆装置の入ったカバンに発信機をつけるように命じます。しかしカバンは消えていました。そこに正秀がやってきます。住本たちが駆けつけると正秀は香織にナイフを突きつけていました。手がだせない住本たちでしたが一発の銃弾が正秀の胸を貫通します。撃ったのは安でした。実は安は韓国の情報部に属していました。彼はウランが日本にはなく起爆装置は韓国に送ったことを明かします。保護されていた徐が逃亡しました。テロリストたちは、徐の指示のもと核爆弾が完成させようとしていました。しかし奥田が渡したリモコンは偽物で起動することはありませんでした。妻の香織がリモコンを持っていることを疑ったテロリストは香織の娘の琴美を拉致しました。
外事警察 その男に騙されるなの結末
娘を取り戻すために住本とともに韓国に向かった香織でしたが拉致されます。さらわれた地下施設では核爆弾が完成していました。徐の居場所を特定したSATが周囲を包囲します。地下を制圧したSATでしたが、徐は装置を起動させます。徐はソウルを火の海にして憎悪を煽って北朝鮮に復讐しようとしていたのです。遅れて到着した住本はDNA鑑定で果織が徐の娘であることを告げます。しかし徐は信じません。SATも全員退避させ、徐・住本・果織・安が残されます。解除コードを知っている徐が自殺し、装置を止めることが出来なくなります。住本は果織を避難させ、手あたり次第に暗証番号を打ち込みます。全て外れて諦めかけた時、住本はある数字を打ち込み止めることに成功しました。琴美は日本の教会で保護されました。果織には協力者として多額の報酬が支払われました。住本は鑑定書を焼き捨て、ある男に報酬を払って物語を終わります。
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