学校の怪談4の紹介：1999年日本映画。大人気児童書、『学校の怪談』の実写映画化シリーズ第4弾。学校のみが舞台だったこれまでの作品に対し、今作では街全体が舞台となり、よりパワーアップを果たしている。
監督：平山秀幸 出演：豊田眞唯(安西弥恵)、広瀬斗史輝(安西恒)、笑福亭松之助(関川幸一)、皆川優紀(国見あゆむ)、森安加代子(花村ユキコ)、春名美咲(サカエ)、内海卓哉(ススム)、小此木優也(テツオ)、ほか
映画「学校の怪談4」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「学校の怪談4」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
学校の怪談4の予告編 動画
映画「学校の怪談4」解説
この解説記事には映画「学校の怪談4」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
学校の怪談4のネタバレあらすじ：起
大正12年、戸野崎尋常小学校で悲しい事件が起こりました。当時、学校で5人の子供達がかくれんぼをして遊んでいました。しかし、その時津波が学校に接近し、鬼役を務めていた関川幸一以外の4人、ユキコ、テツオ、サカエ、ススムが命を落としてしまったのです。
学校の怪談4のネタバレあらすじ：承
そして、現代になり、小学校は既に建て替えられていました。そんな戸野崎町に、安西恒と、妹の弥恵が従兄弟のあゆむに会いにやってきました。しかし、その頃戸野崎町では立て続けに事件が起きていました。児童会長の周治、そして、悪ガキの護が、突然姿を消したのです。彼らが消える前、彼らの前にはあの日亡くなったテツオとススムが現れていました。そして、恒もある日、ユキコとサカエに、「見つけて」という言葉をかけられます。ある日夢を見た恒は、未だ彷徨っているユキコ達を、自分が見つけ出さなければいけないという使命を感じます。
学校の怪談4のネタバレあらすじ：転
そして、町で毎年行われている灯籠流しの日がやってきました。恒はそこでユキコの姿を見つけ、彼女を追います。弥恵はそんな兄を必死で止めますが、それでも恒は進んでいってしまうのでした。そして、恒は姿を消してしまいます。ある夜、弥恵は恒の「見つけられないよ」という声を聞きました。そして、その頃、今まで自分に普通に見えていたこの町の文房具屋が、実は幽霊であることを弥恵は悟ります。そして、その文房具屋こそが、かつての津波で唯一生き残った関川幸一だったのでした。弥恵は意を決し幸一の元へと向かいます。ユキコ達を見つけるのは、恒ではなく幸一でなければいけない。弥恵はそう幸一に訴えますが、自分一人生き残ってしまった罪悪感から、幸一は中々その腰をあげません。しかし、弥恵の必死の訴えにより、渋々ユキコ達を探すことにするのでした。
学校の怪談4の結末
そして、彼らの前にはかつての尋常小学校が姿を見せます。幸一と弥恵は学校内を歩き回り、一人ずつ仲間を見つけていきました。そして、最後の一人を見つけた時、彼らは「やっと見つけてくれた」と笑みを浮かべたのでした。幸一は弥恵に感謝を告げると、4人と一緒に成仏していきました。そして、弥恵は目を覚まします。恒だけでなく、行方不明になっていた他の住民達も助かりました。こうして、恒と弥恵の不思議な体験は終わりを迎えるのでした。
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