映画「ガールズ＆パンツァー これが本当のアンツィオ戦です！」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ガールズ＆パンツァー これが本当のアンツィオ戦です！の紹介：2014年日本映画。戦車を用いた戦車道というスポーツがある世界で、西住みほ率いる県立大洗女子学園戦車道チームが、学校の存亡をかけて全国大会で強豪校と戦うTVアニメ「ガールズ&パンツァー」のOVA。本作では、TVアニメ本編でほんのわずかしか描かれなかった全国大会2回戦の「乗りと勢いがあり、調子に乗られると手強い」アンツィオ高校との試合の内容を描いています。
監督：水島努 声優：西住みほ（渕上舞）、アンチョビ/ 安斎 千代美（吉岡麻耶）、秋山 優花里（中上育実）、カルパッチョ（早見沙織）、ペパロニ（大地葉）、ほか
この解説記事には映画「ガールズ＆パンツァー これが本当のアンツィオ戦です！」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
第63回戦車道全国高校生大会1回戦を突破したアンティオ高校戦車道チームの統帥（ドゥーチェ）アンチョビは、2回戦が西住流の西住み率いる大洗女子学園と知って動揺するメンバーを前に、秘密兵器があることを宣言します。
そして、この秘密兵器と乗りと勢いと少しの考える頭があれば、必ず3回戦に出場を果たせると言いました。
そのころ、大洗女子学園戦車道チームでは、アンティオの様子を偵察すべく、1回戦と同じく秋山優花里をアンティオに潜入させ、その結果、アンチョビが言っていた秘密兵器は、重戦車P40であることがわかりました。
西住みほは、チームメンバーの協力のもとP40の性能を調べ、また秋山優花里が持ち帰ったアンティオの戦車の構成などの情報からアンティオ戦の対策を検討し、アンティオ戦に想定した模擬戦を実施します。
大洗女子の戦車道チームのメンバーは、ほとんどが戦車道を始めたばかりの初心者でしたが、模擬戦を通して次第に実力をつけていきました。
そして、2回戦当日となり、試合開始前にアンチョビが挨拶のため、大洗女子に訪ねてきました。アンチョビは、はじめて対戦する大洗女子に終始強気な態度で接してきて、そして、西住みほに対し今日は勝つと宣言しました。
大洗女子とアンティオが対戦する2回戦が始まりました。大洗女子が前進していると、偵察に出たメンバーからアンティオの戦車が待ち構えているとの報告があり、前進を停止します。
実は、待ち構えている戦車というのは、戦車を描いた板で、この板を置くことで大洗女子の前進を停止させ、その間に大洗女子の後方に回り込み包囲する、というアンチョビの作戦でした。
しかし、この作戦は、板を参加車両の数より多く置くという致命的なミスにより、西住みほに看破されてしまいました。板を破壊してそのまま前進する大洗女子は、模擬戦の成果もありアンティオの戦車を次々と撃破していきます。
アンチョビも迎撃に出ますが、劣勢は挽回できず、最後は、誘い込まれて包囲されたあげく撃破されました。
試合後、大洗女子の元に訪ねてきたアンチョビは、試合前の強気な態度とはうってかわってフレンドリーな態度で接してきました。
そして、アンチョビは、勝負が終わったら、関わった選手やスタッフをねぎらうのがアンティオの流儀と言って、豪華な料理の用意をさせると、大洗女子、アンティオ分け隔てなく、賑やかに食事会を実施し、両校の親睦が深まりました。
こうして、大洗女子とアンティオが対戦した2回戦は、大洗女子が勝利し、大洗女子は3回戦に進出しました。
以上、映画「ガールズ＆パンツァー これが本当のアンツィオ戦です！」のあらすじと結末でした。
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