極悪人の紹介:2010年日本映画。連続女性殺人事件を捜査する刑事の富山に、新しい相棒が付きました。エリートキャリアの成美と二人で捜査するうち、犯人が宇治野という男だと分かり、事情を聞きに行きますが、宇治野はケタはずれの極悪人で…という内容のクライムサスペンスです。
監督:内田直之 出演者:加藤翔(宇治野翔吾)、周防ゆきこ(木田成美)、山崎潤(富山明)、大木あゆみ(宮本麻子)ほか
映画「極悪人」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「極悪人」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
極悪人の予告編 動画
映画「極悪人」解説
この解説記事には映画「極悪人」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
極悪人のネタバレあらすじ:起
家出女性を監禁しては殺害する金髪男のシーンが流れます。連続女性殺人事件は50件を超えていました。警察の捜査会議では公安の滝沢の指示で、公開捜査は行わず、あくまでも内密にやれと言われました。刑事の富山は犯罪心理学専門のキャリアの木田成美警部補の相棒となりました。そのままでも出世できる木田でしたが、現場で自分の力を試したいとの希望で、捜査課に配属されました。
一向に捜査の進まない状況に、成美は殺された女性の携帯電話が全て無くなっていることに着目し、犯人は殺した女性の戦利品として携帯電話を集めているのではないかと富山に話しました。一方、富山は、殺しの現場に金髪の髪の毛がいつも落ちていると言い、状況証拠は揃っているのに全く犯人像がつかめないと言いました。そのころ金髪男は携帯電話で家出掲示板を見ていました。
極悪人のネタバレあらすじ:承
女子高生の麻子は行方の分からなくなった友人の真琴の家に来ていました。母親と話をし、街に出ました。真琴は家出をして、男と一緒にいました。二人でいるのを見た麻子は真琴の母親に電話をしました。母親は高橋刑事に相談しますが、高橋は無視しました。SEX目的の男は、地下駐車場の車の中で真琴に襲いかかりますが、抵抗され放り出されました。その真琴に清掃会社の服を着た金髪男が近寄って来ました。
やがて真琴は死体で発見され、現場に行かなかった高橋を富山が責め立てました。富山と成美は駐車場の監視カメラの映像に、清掃会社の服を着た金髪男が映っているのを見て、調査しました。男は宇治野翔吾だとわかり、事情を聞きに行きました。その時、一家惨殺死体が発見されて呼び出され、現場に行くと宇治野の会社の見積もりがありました。犯人は宇治野だと確信した高橋と谷田が自宅に急行しました。
極悪人のネタバレあらすじ:転
自宅前で逮捕しようとした高橋と谷田を、宇治野はナイフと拳銃で殺害しました。犯人を目の前にし、刑事が殺され、銃を奪われたうえ逃走したことに滝沢が怒り、捜査は公安が行うことになりました。富山と成美は麻子に会い、宇治野の写真を見せましたが、麻子は知らないと言いました。
その後、麻子は家出掲示板に書き込みをし、宇治野を待ちました。すると待ち合わせ場所に宇治野がやってきました。麻子は2人に状況を電話しました。危険だと察知した二人は麻子を追いますが、宇治野の罠にはまり、麻子と成美は拉致されました。更に麻子の友人の由美もさらわれ、殺されていました。成美の目の前で麻子が殺されました。その頃、富山は宇治野が持ってきた紙袋に真琴の母親の首が入っているを見つけました。拉致された成美は宇治野によってレイプされていました。
極悪人の結末
宇治野は次のターゲットを、富山の妊娠中の妻にし、家に向かいました。成美は麻子の携帯を足で捜査して富山に知らせました。銃を手に富山が家に帰ると、先に宇治野に銃で撃たれ倒れ込みました。そして富山の目の前で妻のお腹にナイフを突き立てました。
傷の治った富山は復讐の為、宇治野のアジトに向かいました。しかし射殺をためらった富山は再び宇治野に撃たれ、もみ合いになりました。やがて殴り合いになり、富山は宇治野を殴り倒しました。そしてトドメの銃弾を撃ち込み、宇治野を殺しました。富山の頭の中に、死んでいった人たちが次々と蘇りました。
以上、映画「極悪人」のあらすじと結末でした。
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