機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起の紹介:2016年日本映画。TVアニメ「機動戦士ガンダム」でキャラクターデザインなどをてがけた安彦良和が、TVアニメをベースにしてエピソードを追加したコミック「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のうち、シャア・セイラ編を中心に全6部でアニメ化した作品の第3章。シャア・アズナブルとして、士官学校に入学したキャスバルが、そこでザビ家の御曹司ガルマ・ザビと出会い、さらに、1年戦争勃発の契機となった「暁の蜂起」を引き起こすまでを描いています。
総監督:安彦良和 監督:今西隆志 声優:エドワウ・マス、シャア・アズナブル(池田秀一)、シャア・アズナブル(本物)(関俊彦)、ガルマ・ザビ(柿原徹也)、ドズル・ザビ (三宅健太)
映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 3 暁の蜂起の予告編 動画
映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起」解説
この解説記事には映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 3 暁の蜂起のネタバレあらすじ:起
ジオンの士官学校に入学するシャアと共にドッキングベイに向かうエドワウ。しかし、そこでシャアの手荷物の中に拳銃が入っているのが見つかり、シャアはそこで足止めされることになりました。
焦るシャアにエドワウは、自分がシャアとしてここに留まることを提案します。シャアは、それを受け入れると、エドワウとしてシャトルに乗り込みますが、そのシャトルが突如爆発してしまいます。
実は、エドワウがムンゾに来ると知ったキシリア・ザビが、エドワウの抹殺指令を出しており、シャアは、その身代わりとして死んだのでした。こうしてエドワウは、シャア・アズナブルとして、ジオンの士官学校に入学したのでした。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 3 暁の蜂起のネタバレあらすじ:承
ジオンの士官学校に入ったシャアは、全ての学科において優秀な成績を収めました。実は、士官学校には、ザビ家の御曹司であるガルマ・ザビが入学しており、ガルマも優秀な生徒でしたが、シャアは常にその上をいき、何かつけて自分より目立つシャアの存在をガルマは疎ましく思います。
そして、行軍訓練の時に、ガルマは、シャアを出し抜こうと、シャアが寝ている間に先に行きますが、崖から滑落し足を骨折してしまいます。助けに来たシャアに対し、ガルマは、恥ずかしさのあまり反発しますが、シャアは献身的にガルマを助けました。
それ以来、2人は親友となり、士官学校の宿舎も同室となりましたが、寝ているガルマを見つめるシャアの視線は、人知れず冷たいものとなっていました。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 3 暁の蜂起のネタバレあらすじ:転
時は過ぎ、シャア、ガルマとも士官学校を卒業する時期となった時に、地球連邦軍の巡洋艦がコロニーに突っ込んでコロニーの一部を破壊し、多くの住人が死亡するという大事件が発生しました。
ジオンの地球連邦の対する反感はピークに達し、地球連邦からの独立を叫ぶ市民が、地球連邦軍と連日のように衝突、地球連邦軍が発砲したことにより、市民に多くの犠牲者が発生しました。
その時、シャアは、ガルマにジオンの市民を守るために、士官学校の近くにある地球連邦軍駐屯地に対する襲撃を提案します。ガルマは、最初怖気付きますが、シャアは、ガルマを必死に説得し、遂に指揮官になることを承諾させました。
また、士官学校の同期生もこの襲撃に賛同し、地球連邦軍駐屯地の襲撃が決定しました。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 3 暁の蜂起の結末
地球連邦軍駐留基地への襲撃が始まりました。地球連邦軍駐屯地の兵士の数は、ガルマ達襲撃部隊の10倍いましたが、地球連邦軍は、ジオンからの攻撃をこの時は想定しておらず、ガルマ達の奇襲に効果的な反撃ができませんでした。
シャア率いる先行部隊は、兵士の宿舎など要衝を破壊し、さらに、ガルマがいる後衛部隊は、砲撃により弾薬庫などを攻撃、地球連邦軍を無力化していきます。
やがて、司令塔にシャアが侵入し、司令官を拘束し、地球連邦軍を武装解除させたことで、ガルマ達の襲撃は成功に終わりました。
この襲撃は、「暁の蜂起」と呼ばれ、ジオンの市民を熱狂させましたが、この襲撃が、後に地球連邦とジオンに間で勃発する1年戦争の契機となったのでした。
以上、映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起」のあらすじと結末でした。
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