機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星の紹介:2018年日本映画。TVアニメ「機動戦士ガンダム」でキャラクターデザインなどをてがけた安彦良和が、TVアニメをベースにしてエピソードを追加したコミック「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のうち、シャア・セイラ編を中心に全6部でアニメ化した作品の最終章。ルウム会戦で戦功をあげ「赤い彗星」として英雄となったシャアが、地球連邦軍のモビルスーツ開発計画「V作戦」を探索する任務を負うまでのTVアニメ「機動戦士ガンダム」の前日譚を描きます。
総監督:安彦良和 監督:今西隆志 出演:シャア・アズナブル(池田秀一)、セイラ・マス(潘めぐみ)、アムロ・レイ(古谷徹)、ドズル・ザビ(三宅健太)、ヨハン・イブラヒム・レビル(中博史)
映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星の予告編 動画
映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星」解説
この解説記事には映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 6 誕生 赤い彗星のネタバレあらすじ:起
ジオン軍と戦うべくルウム宙域を進むレビル率いる地球連邦軍宇宙艦隊でしたが、突如攻撃を受けます。どこから攻撃されたかわからず混乱するレビル艦隊に、ティアンム艦隊との戦闘から転進したドズル・ザビ率いるジオン軍宇宙艦隊が奇襲をかけました。
その奇襲によりレビルが乗艦する旗艦が攻撃され、地球連邦軍の指揮系統が乱れる中、ジオン軍のモビルスーツがレビル艦隊に襲い掛かり、レビル艦隊の艦艇は次々に撃破され、最後は、レビルがジオン軍の黒い三連星に捕らえられたことで、ルウム会戦はジオン軍の大勝利に終わりました。
シャアは、そこで戦艦5隻を沈めるなど大活躍し、「赤い彗星」の異名を得ました。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 6 誕生 赤い彗星のネタバレあらすじ:承
ジオン軍の虜囚となっていたレビルの元にデギン・ザビが面会に来ました。デギンは、地球連邦との和平を望んでおり、レビルに地球連邦との和平の仲介を依頼しにきたのでしたが、レビルは、仲介について引き受けるが捕虜の身では何もできない、と訴えました。すると、デギンは、よくわかったといい、その夜、レビルは、ひそかに捕虜収容所から逃がされました。
そのころ、シャアは、ドズルから命じられた地球連邦軍のモビルスーツ開発計画である「V作戦」探索任務のため出撃していましたが、途中で地球連邦軍の巡洋艦と遭遇しました。シャアは、巡洋艦を停船させて乗り込みましたが、そこには捕虜となっているはずのレビルが乗艦していました。
レビルの姿を見たシャアは、一瞬驚きましたが、ザビ家上層部の意向をすぐに察し、巡洋艦をそのまま行かせました。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 6 誕生 赤い彗星のネタバレあらすじ:転
サイド7では、アムロ・レイが、父テム・レイがいるコロニー開発区を訪れます。受付は、なかなかテムに取り次ぎませんでしたが、「ガンダム」の名前を出すと、中へ入れてくれました。
部屋で待つアムロの前に現れたのは、父ではなく地球連邦軍の士官でした。ガンダムについて質問をするアムロに、士官は、ガンダムについて口止めのみして去っていきました。
何も得ることなくアムロが帰宅すると、家の中は荒らされていて、父親の部屋にあったコンピューターなどが全て持ち出されており、そこからガンダムの情報を盗み見ていたアムロは、ガンダムについて知ることができなくなってしまいました。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 6 誕生 赤い彗星の結末
地球の南極において、地球連邦とジオン公国の間で和平交渉が行われるはずでしたが、その前にジオンから帰還したレビルが、ジオン公国との徹底抗戦を訴える演説をしたことから、戦意を喪失していた地球連邦は態度を翻し、和平交渉は中止され、戦時条約のみ締結されました。
デギンは、和平を仲介するという条件で逃がしたレビルが、逆に徹底抗戦を訴えたことに激怒し、地球連邦への攻撃を命じました。
こうして、地球連邦とジオン公国との和平の機会は失われ、戦争の影は、サイド7にいるアムロ、カイ・シデン、フラウ・ボウなど、後にホワイトベースのクルーとなってシャアと戦うことになる面々にも忍び寄っていくのでした。
以上、映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星」のあらすじと結末でした。
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