映画「機動戦士ガンダムUC episode2 赤い彗星」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
機動戦士ガンダムUC（ユニコーン）／episode 2 赤い彗星の紹介：2010年日本映画。福井晴敏原作の機動戦士ガンダムの流れを汲む宇宙世紀シリーズの物語を全7話でアニメ化したうちの第2話。
ユニコーンガンダムを操りネオジオン軍を追い払ったバナージ・リンクスでしたが、シャア・アズナブルの再来と呼ばれるフル・フロンタルによりユニコーンガンダムもろとも捕獲されてしまいます。一方、オードリー・バーンも、その正体が、ザビ家の遺児である「ミネバ・ザビ」であることがわかり、それにより彼女の運命も大きく動くこととなります。
監督：古橋一浩 声優：バナージ・リンクス（内山昂輝）、オードリー・バーン（藤村歩）、マリーダ・クルス（甲斐田裕子）、フル・フロンタル（池田秀一）、スベロア・ジンネマン（手塚秀彰）、リディ・マーセナス（浪川大輔）、ダグザ・マックール（東地宏樹）、ほか
この解説記事には映画「機動戦士ガンダムUC episode2 赤い彗星」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ユニコーンガンダムを操るバナージ・リンクスは、ユニコーンガンダムの圧倒的なパワーによりマリーダ・クルスが操るモビルスーツを撃退することに成功します。しかし、その後、バナージは意識を失い、そのままネェルアーガマに収容されました。
そのころ、ジンネマンから報告を受けたフル・フロンタルは、ガンダムに興味を示します。収容されたユニコーンガンダムからバナージが搬出され、医務室に運ばれます。
目を覚ましたバナージは、「ラプラスの箱」奪取の指令を受けた地球連邦軍特殊部隊「エコーズ」の指揮官ダグザ・マックールから尋問を受けることになります。
バナージが尋問を受けている最中にネオジオン軍の攻撃が始まります。ネェルアーガマは迎撃しますが、シャア・アズナブルの再来と呼ばれるフル・フロンタルが操る赤いモビルスーツにより壊滅状態となります。
その時、ダグザが、フル・フロンタルに対し、「ミネバ・ザビ」を人質としていると通信しました。オードリー・バーンの正体は、ザビ家の遺児であるミネバ・ザビであり、ダグザはそれに気付き、オードリーを利用しようとしたのです。しかし、フル・フロンタルはそれにひるまず、逆に「ラプラスの箱」の鍵であるユニコーンガンダムを引き渡すよう要求しました。
交渉は平行線をたどり、その間も攻撃を受けていたネェルアーガマ側の最後の戦力であるリディ・マーセナスが操るモビルスーツが破壊されそうになったとき、バナージが、ユニコーンガンダムで出撃しました。
バナージが操るユニコーンガンダムは、その強大なパワーでフル・フロンタルに立ち向かいますが、フル・フロンタルは、それをものともせずユニコーンガンダムと互角以上の戦いを繰り広げます。
そして、ユニコーンガンダムが変形して真の姿となり、フル・フロンタルを追い詰めますが、マリーダが操るモビルスーツに攻撃され、バナージは失神し、ユニコーンガンダムもろとも捕獲されてしまいました。バナージは、そのまま袖付き」が拠点とする宇宙鉱山「パラオ」に連行され、フル・フロンタルと面会します。
フル・フロンタルは、バナージに、迫害されているスペースノイドを救うために「ラプラスの箱」が必要、と言いますが、バナージは反発します。
バナージは、パラオでネオジオン軍の兵士やその家族、そしてマリーダと交流を持ち、そして、彼らのつつましい生活を体感することで、戦いに疑問を持つようになります。
一方、ネェルアーガマは、フル・フロンタルが襲来した時に、バナージがユニコーンガンダムで出撃したことで、結果的に救われたことになることから、その借りを返すため、バナージとユニコーンガンダムの奪還作戦を実施していました。
そんな中、リディが、監禁されていたオードリーを助け出すと、地球へ一緒に行くことを提案しました。そして、バナージは、パラオに潜入した地球連邦軍のスパイからひそかにパラオ攻撃の連絡を受け、ここがやがて凄惨な戦場になることに呆然となりました。
以上、映画「機動戦士ガンダムUC（ユニコーン）／episode 2 赤い彗星」のあらすじと結末でした。
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